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連帯オール沖縄・東北北海道コミュの那覇市長選を制した自公推薦の知念氏、勝因は? 「オール沖縄」が推した翁長氏の敗因は?

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那覇市長選を制した自公推薦の知念氏、勝因は? 「オール沖縄」が推した翁長氏の敗因は?
2022年10月24日 07:56沖縄タイムス+プラス ニュース
知念氏の勝因
行政実績 信任得る
(写真は記事と別)

 自民・公明両党の推薦を受けた前那覇市副市長の知念覚氏(59)は、38年間の行政経験、7年半の副市長としての実績を前面に打ち出し、新型コロナや物価高で市民生活に影響が出る中で安定した市政運営への負託を得た。

 立候補を表明した当初は、相手候補に比べて知名度が劣ることに選対の焦りもあったが、告示直前の城間幹子市長の後継指名によって市民に広く浸透し、無党派層への支持拡大にもつながった。

 翁長雄志県政で副知事として「オール沖縄」側に身を置いた浦崎唯昭、安慶田光男両氏、城間市政で副市長を務めた久高将光氏らの支援を取り付けたことも大きかった。経済界も一枚岩となり、かつて自公と対立した金秀グループの呉屋守将会長、かりゆしグループの平良朝敬会長も支援に回った。さらには市議会で是々非々だった中立市議らも水面下で知念氏を応援した。

 革新地盤とされる首里地域でも、首里出身の知念氏の同級生らが積極支援する動きが見られた。

 保守一本化戦略も奏功。一時は候補者擁立に動いた新興勢力「参政党」と政策協定を結び、辞退するよう申し出た。下地幹郎前衆院議員の支援も取り付け「オール保守」(選対関係者)を構築した。

 今回、知念氏は自民党中心の事務所以外に、市民有志の活動拠点をおもろまちに構えた。自公に属さない支援者が集いやすい環境整備も支持拡大につながった。(那覇市長選取材班・城間陽介)

翁長氏の敗因
子育て政策 広がり欠く

 子育て支援を訴えた前県議の翁長雄治氏(35)は「オール沖縄」を構成する政党や労働団体、市民団体の全面支援を受け、玉城デニー知事も積極的に応援に入り支持拡大を図ったが、知念覚氏側の組織力を前に浸透し切れなかった。

 オール沖縄の顔でもあった城間幹子市長が知念氏の支持に回ったことは“逆バネ”となってオール沖縄側の結束は強まったものの、全体としては知念氏の知名度アップにつながり逆風になったとみられる。

 翁長氏は「政治姿勢も争点」とし、辺野古新基地反対を明確に訴えたが、支持に広がりを欠いた。本紙の那覇市有権者へのウェブアンケートで、重要争点は「経済政策」(34%)に次いで「辺野古の新基地建設計画への姿勢」は17%にとどまり、最大争点にはならなかったとみられる。

 5年間の政治家、7年間の民間の経験から「生活者目線の政治」をアピールしたが、38年間の行政経験を訴えた知念氏の支持の広がりには及ばなかった。

 革新地盤とされる首里地域は知念氏の出身地でもあり、得票を伸ばし切れなかった。(那覇市長選取材班・當銘悠)

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