連帯オール沖縄・東北北海道コミュの【永岡浩一さんの通信転載】朝日放送ラジオ　伊藤史隆のラジオノオト（2018/3/2）

【永岡浩一さんの通信転載】朝日放送ラジオ　伊藤史隆のラジオノオト（2018/3/2）
　谷口真由美　福島原発事故7年　自主避難者、森松明希子さんの証言＆木原善隆　福島原発事故報告

　永岡です、朝日放送ラジオの、伊藤史隆のラジオノオト、金曜日のレギュラーは大阪国際大学の谷口真由美さんでした。
　モリカケ問題、朝日のスクープで、リニア談合とともに政権が潰れる可能性を谷口さん指摘されました。

　福島原発事故について、ＡＢＣコメンテイターの木原善隆さんが現地取材を報告されました。木原さんはおはようコールとキャストのレギュラーで、ＡＢＣラジオで聞くのは初めてです。3・11、東日本大震災、福島第一原発事故７年、福島第一原発に取材に行かれた木原さんの報告で、木原さん松屋町出身、日本記者クラブの取材で、羽生結弦選手の会見したところ、20人の全国の記者と行かれて、様子は変わり、木原さん福島第一原発は初で、防護服や全面マスクは必要なく、マスクは市販の防塵マスク、ベストで入れて、東電の説明だと敷地の95％はこれでいけるが、建屋の中は完全防護服なものの、それ以外はこの装備で行けて、１号機から100m高台に行き、3号機はドーム状のかまぼこ型の屋根、3号機の使用済み核燃料を取り出す際に放射性物質の飛び散らないように、しかし3号機は水素爆発でエライことになり、近くは線量計200〜300マイクロシーベルト／時間、レントゲン1回の被曝で、1日5000人福島第一原発で作業して、凍土壁、昨日東電が発表したもので、地下水がシャレにならず、汚染水は850のタンクで100万トン！しかし3年後でパンクするので、地下水が原発に行かないように、凍土壁はやっと完成しても、地下水は半分に減っても、まだ半分、しかし梅雨ではなく、これでまだまだ。

　富岡町を木原さん取材されて、去年4月に避難解除になり、現状は、震災前16000人→426人しか帰還せず！これはなぜか、避難先のアンケートで帰りたいは11％、避難先で仕事、子供の学校もあり、帰るに帰れず、その上に富岡町に仕事なし、小中学校の再開もするものの、入学する児童はたった数人、鉄道は昨年10月に再開して、ホテルも、ショッピングモールも出来て、生活に必要なものは揃い、食堂もあるものの、食堂にいる人の大半は原発作業員で住民は少なく、史隆さん、2000年にゴルフ取材で富岡町に行かれて、自然もよいところが原発事故で破綻と言われて、木原さん、桜が名物、桜並木も取材して、立派な桜並木に人はおらず、動物が、ショッピングモールにホームセンターがあり、一番目立つところにあるのは野生のイノシシを取る罠で、住民の話、夜中にイノシシが来て怖く、イノシシらが7年を経て住む場所になり、人間の生活の再興は困難で、木原さん、震災後福島は初めて、宮城、岩手は家が津波で流されて、福島は家は残っても、人はおらず、谷口さんも福島第一原発の現地をご覧になり、神社だけ何とかと2012〜13年に現地の方は言われて、生活基盤破綻、畳もぜんぶ変えないとならず、目に見えない放射線に不安が残り、故郷は遠いと現地の方の話が忘れられず、木原さん、お子さんがいたら問題、線量が下がってもダメで、谷口さん、家よりお墓参りに行く高齢者がいると告げられて、放射能で断絶されて、木原さん、現地の方に、みんなで避難して、帰ってきたのは自分たちだけ、史隆さん、生活が成り立たないと言われて、木原さん、現地に仕事は原発の作業員以外はなく、町の人口を原発の作業員で埋めないといけないのはしんどく、現地は風評被害でしんどく、福島のお米は全袋調査、50億／年かかり、5年検出されず、しかしサンプル検査ではなく全袋検査がないと売れないのであり、史隆さん、核と原発事故をご覧になり一番言いたいことを問われて、木原さん、廃炉に数十年かかり、チェルノブイリ原発事故より悲惨、チェルノブイリは石棺で処理して、福島では燃料デブリ取り出しがあり、福島の製品を買うことも必要で、木原さんの取材は、3月5日のキャストで取り上げられる予定です、以上、木原さんの報告でした。
　ここで、花は咲く、が放送されました。

　谷口真由美の一言よろしい、福島原発事故避難者の森松明希子さんが同席されて、東日本大震災避難者の会サンクス＆ドリーム（http://sandori2014.blog.fc2.com/　）の代表、二人のお子さんの母親で、谷口学園第1弾で、自主避難という言葉を使いたくないと言われて、3・11までは福島の郡山市におられて、3歳と0歳のお子さんと夫で4人家族、しかし3・11があり、森松さんとお子さん二人が自主避難、夫は福島の郡山市に仕事でいて、強制避難区域ではないが、母子避難を選択して7年、生まれが兵庫県、大学を出るまで関西におられて、なぜ避難を決断されたか、核災害、3・11は地震＋津波＋核事故、核災害は放射性物質は目に見えず、放射性災害、スリーマイルやチェルノブイリはあっても、日本で初の核惨事、被曝をさけるのは基本的な人権と思い、先祖代々の土地を奪われるし、避難するしないは、放射線に脆弱な子供と若い女性は問題で、二人の子供のために、健康被害を考えて自主避難。

　線引きしたら、そこでいいのではない「核惨事では線引き自体は正しいか検証すべき」と森松さん言われて、今権料が下がったと言っても、放射能の影響はすぐには出ず、現地に被曝と直面して7年、森松さんは避難を選択して、子どもの健康を守るため。

　史隆さん、心ない声も届く、避難しているからお金をもらっていると言われると指摘されて、森松さん、風評被害というものの、避難者への風評被害もあり、「避難の選択も認められるべき」、富岡町のように帰る選択もあるが、福島の人は復興で国からお金をもらっていない、避難者いじめの問題もあり、その中で、放射能からも子どもを守る、世の中の心ない声も経験した7年で、史隆さん、3・11なしなら避難の必要性はなく、避難は強制も自主も区別されるべきではないと言われて、森松さん、福島県で子どもに甲状腺検査をして、森松さんのお子さんもそれで、福島県では100万人に一人が、福島県37万人で193人に甲状腺がん、被曝の影響でないと言い切れず、被曝の影響とも断言できないが、子供一人に親二人、親戚などたくさんの影響があり、「健康に対する人権」、人が住めるようになったが、お年寄りしかいない現実を見るべき、福島県民は賠償を十分にもらっておらず、茨城県の方が会津より原発に近く、核災害、第一次産業が壊滅的な打撃、森松さんは関西出身でこちらに逃げられたが、県外に親戚縁者がなく、避難出来なかつた方もたくさんいて、7年住み続けている「避難したいのに済み続けている人のことを忘れて欲しくない」と言われて、先のサンクス＆ドリームの集まりもあり、避難者は福島県だけでなく、被災3県だけでなく、たくさんの人たちが被災して、次の災害に備える、3・11は3つの災害、誹謗中傷、風評被害の起きないように、人権を大切にするために、東日本大震災被災者の体験を話したく、3/9に大阪梅田のイングリッシュカフェ（http://sandori2014.blog.fc2.com/blog-entry-1789.html　）、海外に対しても発信したく、そのために英語の勉強も必要で、2015年のイベントにも森松さんは、母子避難者として証言したもので、日本でやり、しかし国連の国際会議、谷口さんも行かれて、大阪の中津駅の近く（上智大学サテライト）、フリーイングリッシュカフェ、おしゃべりであり、賠償金もらっていると後ろ指をさされたと証言があり、事実を知ってほしく、13時〜17字にイベントがあり、ぜひ皆さん参加してほしく、森松さんは国連のジュネーヴでスピーチすることになり、国連人権理事会、国連で最も新しい組織で、シリアのことも取り上げられて、世界に自主避難の方のことを伝えて、誹謗中傷＝人権蹂躙、これらを当事者が語り、沖縄の山科博治さんも証言して、子供たちに外で精一杯遊ばせたい、避難は権利で、誰かと喧嘩したいために避難したのではなく、自分の子供がすくすく成長する権利を主張したく、多額の費用もかかり、ぜひ寄付も欲しく（【ご寄付等振込先】　ゆうちょ銀行　記号　14170　　　番号　58568201　加入者名　　東日本大震災避難者の会 Thanks ＆ Dream　ヒガシニホンダイシンサイヒナンシャノカイサンクスアンドドリーム））、谷口さん、こういう避難者のことを理解して、関西で3・11について何ができるか考えてほしい、状況、事実を知ってほしいと言われて、上智大は場所を提供してくれているのです、

　私も、久々に福島原発事故について、被害者の肉声を聞いて、怒りに震えてキーボードを叩きました、皆さん、森松さんたちに支援をお願い致します。この内容、いくらでも拡散してください、福島原発事故の被災者を見殺しにして、原子力マフィアのやりたい放題を許したら、日本も世界も破滅です！