連帯オール沖縄・東北北海道コミュの[原発事故、国と東電に賠償責任　避難者集団訴訟で初判決]

[原発事故、国と東電に賠償責任　避難者集団訴訟で初判決]

【東京新聞】2017年3月17日 20時52分

　東京電力福島第１原発事故で福島県から群馬県などに避難した住民ら１３７人が国と東電に計約１５億円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、前橋地裁は１７日、「巨大津波の予見が可能で、事故は防げた」と判断、双方に賠償責任を認め計３８５５万円の支払いを命じた。

　全国で約３０件ある集団訴訟で初の判決。

　原道子裁判長は、政府が０２年、「日本海溝沿いで津波地震が３０年以内に２０％程度の確率で発生する」とした長期評価を発表した数カ月後には、巨大津波の予見は可能だったと指摘。東電が対策を取っていれば事故は発生しなかったとした。

　国は、対策を取らせるべきだったのに怠ったと指摘した。
（共同）

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私見

　原発事故は本人には全く原因も責任もない。
全くの天災かと言うと、そうではない。原道子裁判長の見識には、裁判所でも権力追随ではないまともな裁判官がいたことに救いを感ずる。
　どのような時代のどのような悪政のもとでも、理性派の存在はいるものだ。個人でも集団でも。日本共産党などの立憲野党にも、市民連合などの市民も。
　私は市民連合と立憲野党の共闘を、おそるおそる後衛の立場で応援する個人・個性として、「伝える者」「表す者」として、現代の課題に取り組む先駆者を尊敬し追求し続けたい。