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連帯オール沖縄・東北北海道コミュの【永岡浩一さんからの通信】小出ジャーナル

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 小出裕章ジャーナル、小出先生のお話、今回は、西谷さんの司会によるシンポジウムの中からの採録です。
 今回のテーマは、小出先生が原発を海温め装置と呼ぶ理由で、原発も火力も、蒸気機関であるのに、原子炉は水を核分裂の熱で沸騰させても、電気になるのはたった1/3、残り2/3は用途はなく海に捨てるしかないのです。発生した熱の1/3しか電気にならず、本体は発電ではない、小出先生の恩師の、水戸巌さんの教えであるのです。
(永岡注:私の専門は流体熱物性で、その立場から一言、熱エネルギーは効率が悪く、発電などするのにいい条件でしないと無駄が多いので、効率を上げるために蒸気でタービンを回すなら400〜500度にすべきなのに、火力だとできるのに、原発はそうしたらメルトダウンするので、効率の悪い温度(280度)でしか運転できず、2/3もの無駄を出すもので、これは、「原発が基本的に発電装置ではなく、核兵器材料のプルトニウムを得るために、膨大な無駄を許容するもの」であることを意味し、つまり、原発は核兵器製造を想定しないと、成り立たない代物なのです)
 西谷さん、新潟の刈羽原発に行かれて、地元の方がここにイルカが来るというのは、原発による温暖化かと聞かれると、小出先生もちろんと言われて、100万kwの原発で海の温度を7度、70トン/秒!、そんな大きな川は日本に30もなく、これで当然生態系は変わり、寒いのがいいものはいなくなり、暖かいものの好きなものは来る。
 福島で、原発稼働時には暖かいのが好きなスズキが来ると漁師さんがこそっと言われるのも可能性はあり、科学ではちゃんと調べるべきなのです。
 そして、福島で、7/28の毎日で、汚染水のバイパスも漁協は容認して、東電は金で漁民の口をふさぎ、福島では放射能汚染水は制御できず、漁民を金で黙らせるしかなく、海も汚染は止まらず、凍土壁はアウト。
(永岡注:私の専門に固体と液体もあり、水を凍らせると体積は増えて、そして不純物の多くある水を凍らせるのは大変で、凍土壁など、この分野の専門知識があるものならできないとすぐに分かるので、原子力マフィアは凍土壁を、アリバイにやっているだけです)
 推進委員会の田中氏、自主避難者は勝手に逃げたというのを聞いて、小出先生は怒りに震えて、被災者は何も責任はなく、国と東電が放射能をばらまき、安全神話は嘘で、被災者は苦難、言葉で言えない苦難にある人を国と東電はやるべきなのに、せず、田中氏は原子力マフィアの中心人物=福島事故に大責任があり、被災者を見捨てるのは異常だと小出先生憤られ、原子力マフィアの人間を規制委に入れてはいけないのに、今は原子力マフィアに牛耳られ、責任を取らず再稼働をたくらみ、規制委が推進委になるのはおかしいのです。
 ビチビチ安倍内閣の有識者委員会第三者委員会とかは全てビチビチのお友達、原子力マフィアも同じ、何の罪もない人たちを苦難に陥れ、国と東電は被災者(自主避難者ももちろん含む)を救う義務があるのです、以上、今週の小出先生のお話でした。やり取り全文は以下にあります。
http://www.rafjp.org/koidejournal/no138/
 なお、小出先生の最終講義の本が、岩波書店から出ました、私は今日出先で、三宮のジュンク堂に行き、今朝入りたてのものを買いました。

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