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連帯オール沖縄・東北北海道コミュの韓国民主化闘争の中から

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「希望のバス」−整理解雇労働者と市民との新しい形の連帯

1月6日の明け方、あなたは誰にも告げずT85号クレーンに登りました。これまで韓新重工業で闘い、この世を去った3名の先輩・仲間の思いを胸に。そのクレーンは、2003年、解雇組合員の復職を要求し129日間にわたり籠城し、この世を去ったキム・ジュイク支部長が登ったクレーン。あなたは、「降りることは考えていなかった」と語っています。夜間開講の労働者学校で全泰一の伝記をもらい、泣きながらその本を読み明かしたというキム・ジンスクさん。あなたはきっと、全泰一と同じことを考えていたのでしょうね。・・・退去執行官250人工場内へ進入したとき、ストライキ撤回反対の労組員60人はクレーンに綱でからだを縛り、あなたは涙まじりに「皆さん、私たちを生かして下さい。私たちは生きたいです」と訴えてクレーンを死守しました。「私たちは生きたいです」とは、なんと壮絶な言葉でしょう。敗北した労働者の前には、どんな暮らしが待っているのかは良く知っている。だからこそ、あなたは「この闘いだけは、命をかけてでも勝たせたい」と、心の底から願ったのですね。しかし、これまで孤立していた韓進重工の労働者と、孤独なクレーン籠城を続けるキム・ジンスクさんの闘いをめぐる情勢は、6月から急激に変化しつつありました。詩人のソン・ギョンドンさんらが発案し、多くの市民団体・個人が支えた「整理解雇のない世の中、非正規職のいない世の中のための希望のバス」の登場です。          
出所:岡田卓己「キム・ジンスクさんへの手紙」『KR news』2011.11.28

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進歩・民主陣営に求められる高い<道徳性>
2011年10月に当選した朴元淳ソウル市長は、ソウル市雇用の非正規職員2916名中1130名を、5月1日正規職に切り替えた。当初発表より正規雇用枠を少しでも多くする努力をした上で、正規職転換式当日に市長は「全員を正規雇用できなくて申し訳ありません」と泣きながら謝罪した。彼はこの半年間で、市立大学の授業料を半額にし、漢江開発の見直し、ソウル市で原発1基分の電気の節約政策などを進めてきた。フリーターを中心とした青年ユニオンを正式な労組として認めることや、ソウル市の物資購入枠を中小企業に広げることなども行い、市民の期待は高まる一方である。こうした姿勢、作風こそが進歩陣営に求められている。 
出所:岡田卓己「総選挙後の韓国政治と12月大統領選への展望」『Plan B』2012.6

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韓国野党圏、労働者の死に「一緒に暮らそう」と呼び掛け
朴槿恵大統領当選直後に起きた韓進重工業と現代重工業労働者の連続する死について、野党圏はこぞってこれ以上の死を防ぎ、一緒に暮らそうと訴えた。・・・進歩新党のパク・ウンジ報道担当者は「朴槿恵大統領当選者は連続する労働者の死に重い責任を感じ、立場を明らかにしろ」とし「朴槿恵政権の誕生そのものが労働者にとって、またひとつの絶望であることを気付き、少しでも反省して変化する態度を見せろ」と要求した。また「今すぐ遺族の所に行き、その涙を共に拭い、再発を防ぐ対策を見せてほしい」とし「そうしないのなら大統領選挙の時に、言葉は立派だったセヌリ党の労働公約も労働者失脚としか認識されない」と指摘した。進歩正義党は、26日に党指導部が二人の労働者の問題を解決するために蔚山と釜山に総結集し、朴槿恵当選者とセヌリ党に「労働者・庶民の挫折を防ぐため、即座に緊急な措置と行動」を要求する予定だ。また、民主統合党にも「すでに進歩正義党と共に国民に約束した至急な3つの労働懸案と民生のために動け」と再度要求する予定だ。・・・民主党のパク・ヨンジン報道担当者もこの日の午後、論評で「二人の労働者の死に対し、民主党は限りない責任感と悲しみを持つ」とし「大統領選挙の敗北がお二人の労働者に絶望を抱かせ、死に引き込んだ点で、民主党には限りない責任がある」と残念さを表わした。
出所:キム・ヨンウク『チャムセサン』(原文)『レイバーネット日本』(翻訳)2012.12.24

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資本が正しいのではなく、我々が連帯してないから負けるのだ

私たちの何がそんなに間違っていますか。
私たちがいつ死に値するような罪を犯しましたか。
世紀を超えて、地域を越え国境を越えて、業種を超えて、代々受け継がれている資本の連帯は、このように強固なのに、私たちはどのくらい連帯できていますか。
私たちの連帯はどのくらい強固なものですか。
非正規職を、障碍者・農民・女性を、彼らを見て見ぬ振りをしたままでは、我々は資本に勝つことは出来ません。
資本が正しいから勝つのではなく、我々が連帯できていないから負けるのです。いつも我々労働者だけが死に、我々だけが負けます。
どんなに声を上げて泣いても、力の限り抵抗しても、資本の手から一時も離れることは出来ません。
胸が張り裂けてしまう程の怒りを、血が煮えたぎる程の悔しさを、いつか返してやりたくはありませんか。
いつか必ずそっくりそのまま返してやろうではないですか。

(出所:キム・ジンスク『塩花の木々、希望のバスに乗る』2011)

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