早朝読書会（名古屋）コミュの第28回の報告

第28回の報告をします。
参加して下さった方に感謝です。
本当にありがとうございました！

開催日：平成22年11月28日
参加者：４名（主宰者含む）

ドタキャンが何名か出てしまい
４名での読書会でしたが
その分、深い内容をシェアできたと感じました。
逆に、深い内容すぎて、あの時間内では話足りなかったと思いました。

本日、登場してくれた本たちを報告します。

「20代から身につけたいドラッカーの思考法」
藤屋伸二著

⇒現象と事実は違う。「現象が三日月」で「事実が満月」の関係に似ている。本来、月というものは球体であるが、三日月の時はその姿を見ることができない。バンドをしているＡ君とボクシングをしているＢ君の話。表面的は二人には共通点が見えないが、掘り下げていくと「女の子にモテたい」という共通点が見えてきた。経営にしてみても、お店にお客が来ないという現象だけを見ていてはダメ。根本を掘って本質を見極めていくことが重要である。

「世界一やさしい問題解決の授業」
渡辺健介著

⇒朝寝坊をどうやって直したらいいかなどを例にとって解説してある。方法としては、医者が診断を下すように考える。まずは問題となっている?原因を探り、?仮説を立てる、?分析して、?解決策を出していく。ここで最も重要なのは原因を探ることで約80％のウエイトを占める。図解や分析の木の手法を利用していく。受験勉強やこれから身に付けていきたい資格等、この問題解決法を利用・活用していきたい。

コメント(2)

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[2] mixiユーザー 11月28日 21:58

「ビジョナリーカンパニー?衰退の五段階」
ジェームズ・Ｃ・コリンズ著

⇒成功を収めてきた大きな企業が衰退していく段階を説明してある。?成功から生まれる傲慢、?組織が拡大してしまうこと、?リスクと問題、データを改ざんしてしまうとか、?一発逆転を追求してしまうこと、カリスマに頼ると長くは続かない、?お金の再構築に失敗したら、財務力が衰えるか消滅する。過剰な自信を持つことも衰退の原因であることが印象に残った。

「世界を救う７人の日本人」
池上彰著

⇒「水の問題」を救うのは沖大幹氏。世界には１ｋｍ以内に水を確保できない人が9億人もいる。子供や女性の多くが水汲み労働のために駆り出されるため、それ以外の労働や教育を受ける機会を奪われている。水道設備を整えるには資金が必要だが、設備があった方が水道水が安くなるという現象が起きている。ケニアでは１ｔ750円だが日本で200円。生活を安定させる上で重要な3点は「保健」「水」「教育」である。自分のできることは「まずは現状を知ること」だと感じた。

以上です。

次回は12月19日(日)9：30～短歌会館です。
今後ともよろしくお願いします。

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