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映画【愛しきソナ】コミュのベルリン国際映画祭(2010. 2.11-21)

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ベルリン国際映画祭フォーラム部門から正式招待を受け、行って来ました。ベルリンのForum部門は前作の「ディア・ピョンヤン」に継いで、作品を持っての二度目の参加。実は「ディア・ピョンヤン」が2006年のForum部門の最優秀アジア映画賞を受賞したので、翌年の2007年は同賞の審査員として参加もしています。ので、同映画祭参加は3回目になります。初めての頃は、その規模の大きさに圧倒されて右往左往しながらスケジュールをこなしてましたが、最近はだんだん慣れて来ました。^^

今回、「ソナ、もうひとりの私」は4回の全ての上映が Sold Out!  毎回上映後に質疑応答があり、特に前作「ディア・ピョンヤン」を既に見ている観客からは結構ディープな質問も多く時間が足りないくらい喋り続けました。いつもQ&Aの後は英語に疲れてか「脳死状態」のようになり、ワインもしくはエスプレッソという名のガソリンを少し補給して次のインタビューに備えるという毎日でした。最近は英語でもマシンガン・トークです。ハハハ! 毎晩ホテルに戻るとヘロヘロでぶっ倒れてました。


写真1:ベルリン映画祭 レッドカーペット。皆さんはポーズをとって写真に納まるが、私は今回も「寒い、寒い」と早足で会場に逃げ込んだ。もちろん、ロビーではシャンパンが待っている!^^

写真2:映画祭特集のラジオ生番組に出演。隣の男性は番組ホスト。普段も毎週2時間映画について喋りまくる生番組をもっている、ベルリンでも人気のラジオパーソナリティだ。元東ドイツ出身とあり、私の作品にとても興味を示した。ドイツ語と英語を駆使した彼の番組進行は素晴らしく、私は大ファンになった。

写真3:友人の映像作家 Jan。チェコ系アメリカ人で、今はベルリンに住むJanは、私の親友の韓国系ドイツ人Sun-juの恋人でもある。JanとSun-juは長年一緒に住んでいて、ベルリン滞在中は私もよく二人のアパートに泊めてもらい、毎朝 Jan がいれる極上のカプチーノを頂く。羨ましい程仲が良いドキュメンタリアン同士のカップル。
あやかりたいもんです。^^

コメント(4)

「ソナ、もうひとりの私」が正式招待された映画祭

釜山映画祭(韓国)2009. 10.

ベルリン国際映画祭(ドイツ)2010. 2.

ニッポン・コネクション(フランクフルト/ドイツ)2010.

Hot Docs 国際ドキュメンタリー映画際(トロント/カナダ)2010. 5

イスラエル女性映画祭(リホボ/イスラエル)2010. 9.

*Nippon Connection 以外は監督も参加しました。
コミュを設定しながら、その間更新出来ずでしたので、これからは色々と報告して行こうと思います。独り言のように書くと思いますが、お付き合い下さいませ。 どうしてこんなに長くコミュに書き込みも出来ずにいたのかも、ゆっくりと言い訳していくつもりです。へへ。

今年2010年の2月、ベルリン映画祭に行く前にNYの母校(ew School Univervity の大学院 メディア・スタディーズ)で「ソナ、もうひとりの私」の上映会をしました。ドキュメンタリー専攻の学生達のクラスで、学生といっても年齢も30歳前後が殆どで、現在自分お作品を作っていたり、制作会社で働いている人達が殆どです。

私のエッセイに必ず出て来る恩師のデオドラ・ボイル教授の授業。もともと3時間のクラスなんですが、その日は「今日はEndlessになると思います。」と先生が予告してました。^^  上映後は質問が終わらず、またその質問がけっこう核心的で、、、結局2時間以上の質疑応答が続きました。そう、一人で2時間喋りまくった感じです。

それぞれの質問に丁寧に答える為には、2本の作品(ディア・ピョンヤン & ソナ、もうひとりの私)を作る為に費やした15年だけではなく、兄達と別れた6歳の時からの記憶を辿らねばならず、、、けっこう頭の中で自分の人生が「早送り状態」で再生されてました。

その「核心をつく質問と終わりのない再生映像」の繰り返しは、ベルリン映画祭でも続きました。ついに最後の上映会を終え、クロージングパーティも終わった翌日、私はベッドから起き上がれず、自分の頭の中を巡る再生映像に圧倒されながら嗚咽していました。声を殺す事も出来ず、ぐしゃぐしゃになって泣き続ける私を、アパートのゲストルームのドアの外で友人のSun-juとJanが気遣ってくれる気配を感じました。暫く泣き続け、出目金のような目をしてキッチンに現れた私に、Janは美味しいカフェラテを入れてくれて、それを飲みながらまた泣いて。。。 あの時の顔はホラーです。はは。

昨年の夏はピョンヤンで長兄が亡くなり、秋には父が亡くなり、、、色々大変でしたが、その間にソウルの編集室にカンズメになり編集をしたりと、体力的にもそうとう無理をしながら「ベルリンまでは倒れる訳にはいかない」と気力だけで来てたので、緊張の糸が切れたのかも知れません。

続く。。。
。。。

ベルリンから東京に戻り仕事を再開しましたが、とにかく体がついてこなくて。。。
NYの先生からは「今のヨンヒはガス欠なのにアクセルふかしてるみたいで見てられない。数ヶ月休みなさい、でないと精神的にもダメージが出るよ。」と言われてました。頑張っては仕事に集中しようと自分をけしかけるうちに、遂に入院もしたり、毎日涙が止まらなかったり。。。4、5、6月は悲惨でした。幽霊みたいに生きてました。空元気でTVやってたけれど。^^

でもでも有り難い友人達のアドバイスのお陰で、夏は仕事のペースをダウンしてサボり、やっと最近元気を取り戻しています。特に5月のHot Docs映画祭と、9月のイスラエル女性映画祭ではたくさん刺激を受け、新たに充電できた感じです。
来週は引っ越しもするし! 心機一転、またアガいてモガいて行こうと思います。

独り言はこれくらいにします。では仕事に戻ります。今、「ソナ、もうひとりの私」の日本語字幕の作業中です。

ではでは。やん

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