ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

映画学 Film Studiesコミュの今、日本には新しい映画運動が必要なのでは?

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
初めまして。
私は今18歳でまだ高校も卒業していない未熟なものですが少し感じていることを書き込ませてください。

私が今思う事は他のトピックでの一部の皆様の発言にあるように日本の映画が死んでいると感じているのです。
役者は顔にプラスティックを入れて小学五年生が音読をしているようでまるで演技とは言えません。
ストーリーは中身がなく信じられない程単調でカメラワークなんて言葉を知っているのかと言う程チープな演出は見ているだけでガンになりそうです。
芸能人を出す映画を作るためだけに莫大な予算をかけ、それで今の若い世代は喜んでいます。
昔の日本の映画界には黒沢明、大島渚、今村昌平、小津安二郎などの素晴らしい、芸術性のある監督方が柱となって日本映画を引っ張ってきてくださいましたが今の日本の映画は監督、俳優、プロデューサーそして視聴者の全ての日本映画に関わる方々が日本映画の芸術性を落とし、世界に恥をばらまいているのだと私は感じます。


「新しい波」と呼ばれた1950年代後半のフランスのヌーヴェルバーグ。
''Der alte Film ist tot. Wir glauben an den neuen.(古い映画は死んだ、我々は新しい映画を信じる''という宣言から始まったドイツのニュージャーマンシネマなどこのような映画運動こそが今の日本映画界に必要なのだと思うのです。
そして最近のヨーロッパの映画のレベルの高さ(4ヶ月、3週と2日やある子供)、そして着々と実力を伸ばしてくる韓国や中国の映画界に嫉妬しています。
それに比べ日本では配球会社まで頭がおかしくなったのかここ2年でカンヌ国際映画祭最高賞パルムドールを取った作品は日本で公開どころかDVDで発売もされていません。
新聞を読んでも最高賞のパルムドールの事は一言も書かれておらず菊池凛子がカンヌの女優賞を逃した事ばかり。正直あの演技じゃとれるわけありません。
他の国では1つの国に有名な監督が1人はいるのに今の日本で存命の素晴らしい監督は誰ですか?
北野武は最初は健闘してきてくれましたが最近のTAKESHI'SなんかはあきらかにDavid Lynchのシューレアリズムを真似しただけの作品では?
日本では日本アカデミー賞とかいうバカみたいな賞ができましたがあれは明らかに芸能人のマスター○ーションごっこでは?
最近のパルムドール受賞作品を見てください。化け物ぞろいです。
スピルバーグが商業化させたハリウッドは最近どうなりました?ここ最近のNo Country for Old ManやThere will be bloodなどは桁違いの作品です。

これ以上日本の映画が芸術的な低迷と停滞をたどるのは僕は我慢なりません。
先ほど言った通り今まで日本映画黒沢明監督や小津安二郎監督など日本映画をつくってきた方々に対する罪悪感でいっぱいです。
ヌーヴェルバーグはゴダールやトリュフォーなどの映画監督が生まれましたしニュージャーマンシネマではヴィム・ヴェンダーズやシュレンドルフ、ファスビンダーなどの映画監督が生まれました。
日本も今新しい映画運動が起これば様々な人々の関心が映画へと集まり、芸術性を持った新たな監督が生まれるのではないでしょうか。




まだまだ若造なのに生意気いってごめんなさい。
私は映画が好きで今カナダの高校にかよっています。
高校を卒業したら映画製作をどこかで専攻しようと考えています。
皆様映画を習っている方々の意見は僕にとって非常にためになるものですので批判でもいいのでいろいろな映画についての考えをまっています。
トピ立て失礼しました。

コメント(5)


重山規夫さん、ご返信ありがとうございます。

はい。私がいっている映画運動とは「優れた職人」の意味も含まれています。
ですがなんといいますか映画があまり商業的になることは賛成できないんですね。
例えば商業的になることによって新作映画の吹き替えには話題作りのために芸能人などが起用され、それによって駄目な吹き替えになり映画の価値も下がると思うんです。
もちろん、若い世代は吹き替えではなく字幕で見るべきだと僕は思うのですが。

重山規夫さんがおっしゃられているスピルバーグ監督も僕は「商業的な映画」を作るようになって駄目になってしまった映画監督の1人だと思っているんです。
もちろんスピルバーグ監督は素晴らしい才能の持ち主です。あれだけのヒット作を飛ばし続けるのも納得はできます。
しかし彼が若いときに監督した「激突!」や「ジョーズ」らの映画のほうが最近の彼の映画と比べて素晴らしいと思うんです。
Schindler's ListやSaving Private Ryanは素晴らしいとまではいかないでしょうがいい映画だと思うんですがこれらもある意味では商業的なものとアカデミー賞を意図して作ったのだと僕は感じています。
インディジョーンズクリスタルスカルの王国も商業的になり駄作になったのだと考えています。
最初のインディジョーンズシリーズのレイダーズ失われたアークとクリスタルスカルの王国を比べて見てください。
比べてみるとクリスタルスカルの王国は無理にCGを使い、ストーリーも結構無理矢理すぎると感じました。
この作品はアメリカでも結構批判がでてラジー賞の「最低続編賞」に選ばれました。
このように映画があまりにも商業的になりすぎると駄目だと思うんです。
ピカソが見てくれる人が好む絵を描いているのではないように映画も監督の好きなようにやるべきなのだと思います。

全体的に僕も優れた映画監督と演技ができる役者などを優れた職人と考えていますので大体は重山規夫さんの言う通りです。
大体僕は芸能人など演技がまともにできない方々がいきなりドラマや映画とかで主演を張り、それをメディアやファンが絶賛してるのに疑問を感じます。
それはきちんと演技の勉強をしている劇団の方々や映画を製作している人々、また映画を学んでいる方々に失礼だと思うんです。
顔がいいから日本シリーズで4番先発で出場できますか?
彼らはそうやって日本シリーズに出てチームが58−0で負けてもファンやメディアが絶賛しているのと同じです。

昔の日本映画をつくってきた黒沢明監督、小津安二郎監督などが世界中(僕は今カナダに住んでいますが映画が好きな人の大抵はこの2人と溝口健二監督は知っています。)で知られて尊敬されるのはそれなりの実力があったからです。
今現在カンヌ国際映画祭やヴェネチアなどで日本映画がノミネートすらされないのがおかしいと思う人もいるでしょうがそれなりの実力がないからだと考えています。

重山規夫さん、ありがとうございます。
僕は独学で勉強しているので非常に知識に偏りがありますのでもしこの回答に間違った部分や失礼な部分がありましたら謝罪をさせてください。
重山規夫さんの意見は非常に勉強に成りました。ありがとうございました
>重山規夫さん
返信ありがとうございます。
またしてもお付き合いいただき本当に感激です。

僕もいちおうは「商業的な映画」を認めてはいるんです。
僕自身007シリーズやしょうもないコメディなどをたまに見ます。
ただ僕の意見では商業的な映画ばかりが日本で配給されてしまうと日本の方々がそういう芸術的な映画を認めなくなってきたり、他の素晴らしい外国映画が配給されなくなったりするんです。

例えば今現在アマゾンなどのDVDの在庫数を見てみると商業的な映画や最近の芸能人がでている日本の映画などは大量のストックがあり、どんな方々でもいつでも手に入るようになっている状態です。
ところが例えばセルビアのEmir Kustrica監督作品やギリシャのTheo Angelopoulos監督作品、チリのAlexandro Jodorowsky監督作品などのDVDはほとんど在庫がないいわゆる「廃盤」になっています。
ここ最近もVim Venders監督のParis Taxisやベルリン天使の詩などが廃盤になりまったく手に入らない状態でした。(最近Vendersの作品はデジリマで再販され始めましたが)
やっとの思いでクストリッツアのアンダーグラウンド、ホドロフスキーのエル・トポなどは手に入りましたがこのような作品を手に入れるのは非常に困難です。
そして商業的な映画のDVDにはあふれる程の映像特典が満載しているのに対し、例えばソビエト連邦出身のアンドレイ・タルコフスキー監督のDVDは映像特典はおろか、映像も見にくく、ディスクには新品なのにも関わらず傷が満載で明らかに輸入版に字幕をつけた程度の適当さです。

もちろんDavid LynchやTarantino、Paul Thomas Anderson監督作品は日本にも熱狂的なファンが多いこととアメリカでの映像作品ということできちんと配給されていますが。
このように商業的な映画ばかりがでてくると芸術性のある映画が手に入りにくくなり、さらに日本の方々がこういう映画に接する機会がまったくなくなってしまうんです。
僕が今心配しているのは日本映画の未来(監督&俳優)とこういう映画に接する機会がなくなりさらに若者が「映画とか適当に見てりゃいい」と思ってしまうと思うんです。

申し訳ございません。
僕は山本嘉次郎監督を知りませんでした申し訳ありません。
ですが重山規夫さんが絶賛されているので今度目にかけてみたいと思います。
>このタレントは演技が出来ない」という事を山本があらかじめ計算
そうですこういうことです。
どの確かにこのようなことを計算してリアリティを追求することもできます。
たしかイギリスの有名な監督(どの方かは失念しましたが)がこのやり方で素晴らしい作品を作ったりしていたと思います。
たしかにこういう「演出」ができる映画監督が日本にはいないんですね今は。
俳優は監督を殺し、監督は俳優を殺しているのだと思います。
ベルギーのダルテンヌ兄弟の作品「ある子供(L'Enfant)」は確かにこの演出の仕方でした。
俳優は演技していない感じでリアリティがあり、それがさらにあの映画のメッセージ性などを引き出したのだと思います。
それにしても今日本の俳優の弱さは謙虚に現れているのではないでしょうか?
渡辺謙さんや役所広司さんなど一部を除いてですが

確かに今現在日本に優れた映画監督がいません。
こういう昔の状況でドイツやフランスなどが映画運動を起こし優れた監督を何人も生みました。
なので僕の考えでは今日本で映画運動が起これば、もし誰かが今の日本映画に対してケンカ腰で挑発的に向かっていくことができれば他の映画監督の刺激にもなり日本の映画が元に戻るのではないかと思うのです。

確かに商業的な映画はたまには最高です。
重い映画を見続けたあと商業的な映画を見続けるとリフレッシュできますし。
ですがそういうのだけではなく芸術的な映画も若者たちに見てほしいんです僕は。

はい。クリスタルスカルについてですね。
僕は元々インディ・ジョーンズの大ファンで(父がロードショーで見続けていた影響もありまして)楽しみで足を運びました。
ところがなんといいますか例えば原爆で冷蔵庫の中に入って生き延びるシーンですとか(誤解を生むと思うんです)、カーチェイスとかも昔のインディは違いまったくワクワクしませんでしたし僕にとってこの映画で素晴らしいと思ったのはハリソン・フォードのインディ姿がもう一度見れたこととケイト・ブランシェットのロシア語訛りの英語ぐらいでした。
そしてスピルバーグの監督の仕方が適当になってきてるんじゃないかなーとがっかりしました。
僕はこれよりかは最近のアクションでしたらシン・シティ(Sin City)のほうが素晴らしい出来だと思いました。
あれは一応フィルム・ノワールに分類されるのでしょうか?詳しい方教えてください。

これで失礼します。
いろいろな意見ありがとうございました。

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

映画学 Film Studies 更新情報

映画学 Film Studiesのメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング