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暦 こよみコミュの旧暦の二十四節気と占星術の黄道十二宮

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 旧暦には季節の推移を知る基準として、気温のような不安定な気象現象ではなく、太陽黄経という確かな天文現象に基いた二十四節気を用います。二十四節気こそが最も完璧な太陽暦であり、太陽から届く光と熱の量の変化に正確に対応する太陽黄経こそが季節現象の本質として季節の基準にします。古くは、正午の影の長さが最大になる冬至から次の冬至までの時間を365+1/4日とし、この時間を24等分(平気法)しましたが、天文観測の精度が上がってきてからは、天球上(一周360度の黄道上)を太陽が一年かかって一周する360度を角度で24等分した境界に二十四節気を割り当てる(定気法)ようになりました。

 一方、占星術や星占いでは、天球上の星座の中で、太陽や月を含めた惑星の通り道である黄道上に位置する12の星座(現実には13の星座があるが…)をとりわけ重要視します。そして、これらの星座をシンボルとし、現実の空の星座の大小や正確な位置に忠実に黄道を不等分に分割する方法(サイデリアル方式とよばれ、インド占星術などで用いる)と、太陽が春分に位置する位置(春分点)を“牡羊座の0度”として固定して黄道を角度で12等分する方法(トロピカル方式とよばれ、西洋占星術では主に用いる)とがあります。サイデリアル方式は実際には互いに離れている恒星同士によって構成される星座(あるいは恒星)そのものの作用に注意を向けるものである一方、トロピカル方式は星座を季節に結びつけて考察するものであるように思えます。

 すると、二十四節気(定気法)と黄道十二宮(トロピカル)とに共通性があることが分かります。どちらも太陽黄経を等分割していて、さらに分割の境界が一致するということです。

この一致対応関係をまとめると…

[春分(3/20or21) 〜穀雨(4/19or20)] =[おひつじ]
[穀雨(4/19or20) 〜小満(5/20or21)] =[おうし]
[小満(5/20or21) 〜夏至(6/21or22)] =[ふたご]
[夏至(6/21or22) 〜大暑(7/22or23)] =[かに]
[大暑(7/22or23) 〜処暑(8/23or24)] =[しし]
[処暑(8/23or24) 〜秋分(9/22or23)] =[おとめ]
[秋分(9/22or23) 〜霜降(10/23or24)]=[てんびん]
[霜降(10/23or24)〜小雪(11/22or23)]=[さそり]
[小雪(11/22or23)〜冬至(12/21or22)]=[いて]
[冬至(12/21or22)〜大寒(1/20or21)] =[やぎ]
[大寒(1/20or21) 〜雨水(2/18or19)] =[みずがめ]
[雨水(2/18or19) 〜春分(3/20or21)] =[うお]


 この理屈が分かると、星座の境目の日に生まれた人の星座がはっきりどちらなのかが分かることになります。なぜなら、二十四節気の日時は安価な高島暦本にも「○月○日○時○分」と載っているからです。と言うことは、星占いの星座は、二十四節気の“中気”日に生まれている人の場合、○時○分を境に違う星座ということが分かります。

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