ブルゴーニュ日本人ワイン組コミュのレシュノー訪問記

０６年１月８日

さてさて恒例のワイン蔵訪問記

　今回はマンガ「神の雫」のみ出てくる。フィリップ・ヴァンサンレシュノーに行ってきました。ちなみにここは　パ・ビジットなのですが、奥さんに二度電話、二度目のごねる、何日の１８時半に電話してと言われ電話、ムッシュと交渉、アッサリＯＫ…。売れてるドメーヌですが、めちゃくちゃいい人でした。お兄さんも弟さんも！

　試飲目録　私的日記なので略して書いています。

樽からが全て０４で

・シャンボール　ヴィラージュ　２パーセル　
・モレサン　ヴィラージュ　
・ジュヴレ　ヴィラージュ　２パーセル
・ヴォーヌ。ロマネ　ヴィラージュ
・シャンボール　プルミ　スィチュエはアムルとミュジに間
　平均樹齢６０年
・モレサン・クロ・デ・ゾルム
・ニュイサン・レ・ダ・モード
・ニュイサン・レ・プルリエ
・クロ・ド・ラ・ロッシュ　１０アール、１，５樽

瓶より
・ヴォーロマ　０３
・デ・ゾルム

　飲んだ感想として、ここのドメーヌはテロワールがお手本のように出てること（私の未熟な判断によりますが、以後の感想にも適用）ブラインドしてもキレイに分かるくらいです。大地に真摯に向き合い、その力を醸造をでさらに引き出しているように思われます。少し余談になり、又、名前を出して誹謗するかのようにとられるかもしれませんが、高名なシャルロパン・パリゾのワインはマルサネもジュヴシャンもヴォーロマもヴィジョも味は近く、えっこれならマルサネ買うはて思いますが。（もちろん完全に一緒なわけはありませんが、無茶苦茶は変わらない。因みにボーヌでマツサネ０２年１８ユーロ、ヴージョ８０〜１００です。）ルロワはそこまでいかなくても　なんというかルロワ節みたいなもんがあって、多くのワインが土くさくてヘビー（ミュジニーとレナルドとシャンボールをはぶく）そう思うとここレシュノーはその土地のワインてイメージがくっきりと見えます。今回のビジットで１番感動したのはこの「明確なテロワールの輪郭」です。
さて話がそれましたね。味は全てコメントしませんが、現在飲むのであればモレサンです。ふくよかな甘みときのこ系のスパイシーいろんな料理の味を引き立ててくれそうです。あとレ・ダ・モード旨い、めちゃ旨いです。今までに２ミレジュム、９５と９８を飲みましたが、、あんまりでした、しかし０４旨い、ありえんくらい旨い〜。そしてゾルム、これがレ・ダ・モードとならび旨かったです。ロッシュ、１，５樽なのに試飲させてくれてありがと〜優しい〜。岩ですね、超鉱物系です、並ならぬ底力を感じました。


　このドメーヌは１０，５ヘクタールで１７アペラシオン作ってるそうです。おい、平均１ないじゃんです。上はマルサネから下はあれ？どこやっけ？忘れた…。とにかくこりゃ仕事大変です。そりゃ毎日帰り遅いわ！
新樽使用率は確か（日にちたってますし、書いてないんで忘れた）クロ・ド・ラ・ロッシュ、ゾルム、プルリエが１００かな、あとの多くが７０と言ってました。
　個人的にはニュイサンが最も好きだともおっしゃってました。ニュイサンに住んでるからね☆と笑顔で。

　瓶からの試飲ですが、ゾルムありえん、旨すぎ、黒糖まず、この甘みに驚き、きのこ、つち、スパイス。このワインについて聞くと０３は暑かったよ、昼はもう仕事せずに寝てたよアハハとのこと。私がどんな料理と合いますかと聞くと、うーんジビエだね。その後なんかの生き物の名前を出されたのですが、誰も分からず。私が以前アランシャペルで山羊を頼んだ時、お宅のレダモーをソムリエが選びましたと言うと、えっ山羊？マジで？て顔してました。で美味しかった料理と聞かれました。いや合わんやろって顔最後までしてて（憶測です）そういや９８入れたはあそこ…とぶつぶつ言ってました。そんなことまで憶えてるんかい！　それからアランシャペルどう？とも聞いてこられました。　個人的には鳥のジビエに甘い系ソースで楽しみたい。あ〜腹へった。＊１動物の名前は調べて後で書きます。

　帰りも玄関まで送ってくださりました。（これはめずらしいこと、そんな人いない）もう　ほんと人格でます、ワイン。

　しかし前の日記にも書きましたが、ここの犬デカすぎ、怖すぎ、吠え声迫力ありすぎ。

　あとワインは在庫なくて残念ながら買えませんでした。しかしレダモーが２５ユーロって、これミーゾンブテイユの後きたら売ってもらえそうて感じでした。

　いや〜ほんま　え〜人　大好きになりました。

余談：あんまし売ってない　クロ・ド・ラ・ロッシュですが
ボーヌには９５ユーロで売ってます。しかも０２買いです。

注意：眠い＋あんまし憶えてないんで　数字は信用しないで下さい。