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小児風邪対策研究会コミュのトリインフルエンザについて

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H7N9型トリインフルエンザについて
注意点は二つあると思います。

先ず、親和性についてですが、
親和性とはウイルスと細胞との相性
感染しやすいかどうかです。
感染の最初の一歩です。

トリインフルエンザウイルスが
最も親和性を示すのは
トリの消化管粘膜です。
今のところ、ヒトの気道粘膜や
消化管粘膜には親和性がありません。

しかし、
この親和性の差を規定しているのは
シアル酸の遺伝子レベルで
僅か、数個のアミノ酸配列です。

万が一にも、突然変異により
トリインフルエンザウイルスが
ヒトの気道粘膜あるいは
消化管粘膜にも親和性を獲得した場合、
ヒトからヒトへのウイルスの感染拡大が起こり
パンデミック(世界的大流行)に発展する可能性があります。

11日のニュースでは
遺伝子解析の結果、H7N9型は
東アジアの渡り鳥のウイルスと
上海を中心とした中国国内の家禽類のウイルスの
遺伝子交雑で発生していて
豚はmixing vesselとして関与していないとのことです。
ヒトへの親和性の獲得には時間がかかると思われます。

もう一点は、感染経路です。
トリインフルエンザウイルスは
トリの糞便を介して拡大します。

渡り鳥は、ある程度、飛行ルートが判明していますが
想定外のルートを取る場合もあり
いつどこで、感染性ウイルスが散布されるか
わからない状態になります。
同時多発的流行拡大に対応しなければなりません。

またかと云われるのは承知で言いますと

鼻炎・副鼻腔炎、あるいは花粉症等による
後鼻漏の誤飲に伴う空気の嚥下により
腹満・便秘傾向が高率に目立つ状況を考えると
トリインフルエンザウイルスを消化菅内で
異常に増殖させてしまうリスクがあります。

今からでも生活習慣の見直し・改善に
取り組んでほしいと思います!

参考記事
「インフルエンザと漱石の周辺 進歩と功罪」
(『元祖・漱石の犬』2012年、朝日クリエ、p85-p126)

「新生活スタートと感染症対策」
(Happy-Note 2013年春号p48-p49)

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