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小児風邪対策研究会コミュの胃腸炎

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インフルエンザ流行の兆しが出始めました。北海道・東北を中心にA香港型季節性インフルエンザ主体の流行が拡大しつつあります。B型季節性インフルエンザも散発的に検出され、当院でも、11月30日、今シーズン第一例目はB型季節性インフルエンザでした。

しかし、現在、最も流行しているのはノロウイルスを中心とする感染性胃腸炎、嘔吐下痢症です。胃から、腸から、ウイルスを追い出すのが、それぞれ、嘔吐と下痢ですが、嘔吐が続くと、水分が取られる、水分が取れない、すなわち、脱水になります。これは年齢に関係ありませんが、とりわけ、小児の場合は脱水になる可能性が高く、出来るだけ、下痢でウイルスを追い出すことをお勧めします。

しかし、この時期は冷気乾気を吸い込んで鼻副鼻腔炎を合併しやすく、普段から、咽喉に流れ落ちて来るる分泌物=後鼻漏を無意識に嚥下しているため、同時に、空気を飲み込み、胃腸にガスが充満していることが多くなります。

通常、夜間睡眠中に副交感神経が活発に働き、腸の蠕動運動を高めて、便を肛門側に送り、朝一、朝食後の胃結腸反射で、すっきり出るわけですが、夜間睡眠中に後鼻漏を飲み込んで空気まで食べてしまうと、腸にガスが溜まって、蠕動運動が妨げられ、朝になっても、便が肛門側に充分に送られてないため、積み残し、出切らない状態に陥ります。

このような条件で、胃腸炎にかかると、当然、充分な下痢が出来ませんから、腸が無理やり蠕動運動を亢進して腹痛が、それでも出なければ、どんどん、溜まるウイルスが増えないように発熱が、それでもでなければ、上に追い出すしかないので嘔吐が始まり、高熱嘔吐が長引くと脱水になります。

このように胃腸炎が最も重症化するのは、鼻副鼻腔炎に伴う空気嚥下で腸菅をガスで張らして、腸の蠕動運動が著しく低下した状態で、ウイルスの侵入が起こった時です。

ノロウイルスが怖いのではありません!鼻副鼻腔や胃腸の管理の是非によって重症度が決まります。普段から、蒸しタオル等で温かい湿り気のある空気を吸って鼻副鼻腔炎を予防し、後鼻漏に伴う空気嚥下を避けて、胃腸を張らさないことが、嘔吐を避け、適度の下痢で、ウイルスを楽に追い出し、胃腸炎を軽く経過させるポイントです電球

『嘔吐は胃の、下痢は腸の、くしゃみです』

どうせなら、脱水の危険も、周囲の人に移す危険も少ない下痢で直しましょう!
食事は無理せず、水分補給で脱水予防に努めましょう!

胃腸炎の軽症化には普段から鼻副鼻腔炎予防をパンチ

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