お好み焼　味幸コミュの映畫(えいぐわ)『アンノウン』を觀て

　この作品を讀む時に、この音樂を聞きながら鑑賞して下さい。
　これは自作（オリジナル)の

　『絃樂器(strings)』

　といふ曲で、YAMAHAの「QY１００」で作りました。
　雰圍氣を味はつて戴ければ幸ひですが、ない方が良いといふ讀者は聞かなくても構ひませんので、ご自由にどうぞ。

　　　　　映畫(えいぐわ)『アンノウン』を觀て

　五月十二日(木)に親娘三人揃つて、久し振りに箕面で映畫を觀(み)て來ました。
　電視臺(テレビ)の宣傳(コマアシヤル)で面白さうだと思つたので、『阪急電車』を観ようといふ娘の意見に逆らつて、『アンノウン』の上映に合せる爲に一週間も遲らせる事にした擧句の観劇でした。
　『阪急電車』は直ぐにテレビで放映されるだらうし、同じ大畫面で鑑賞するならばと考へたからです。

　主演のリイアム・ニイソンは、よくは知りませんがハリソン・フオオドに感じが似てゐるから、愛蘭(アイルランド)系かも知れないでせう。
　彼の作品で思ひ浮かぶのは、最近では『スパイダーマン』で手腕を見せたサム・ライミ監督の『ダークマン』に主演をしてゐて、その他にも『ロブ・ロイ』だとか『９６時間』などがあります。
　題名は忘れましたが、あと二、三作品を觀た記憶があります。

　『アンノウン』――この映画は期待以上の出來でした。
　かういふ映畫のお約束として、細部までは語りませんが、歐羅巴(ヨウロツパ)のある學會に妻と同伴で招待された學者が、自動車事故で記憶をなくし、妻や知人からも孤立し、命の危険にさらされるといふお定まりの話(ストオリイ)ながら、スリルとサスペンスに滿ちてゐて、謎解きも手が込んで伏線もしつかり映像化されてゐますし、さらに二度もどんでん返しがあつたのは壓卷(あつくわん)でした。
　滿足の行く一一三分でした。

　　　　　２０１１年５月１４日午前５時

『プリンセス　トヨトミ』を觀て
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これまでの映畫の感想記事

映畫「カムイ外傳（ぐわいでん）」に見られる原作と映畫の比較
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