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関西城郭同好会コミュの【城郭ニュース 第299号】  2012/03/19(Mon)

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【城郭ニュース 第299号】                2012/03/19(Mon)

==================じ=ょ=う=か=く=に=ゅ=ー=す=

◆今週の目次◆
(1)熊本城(熊本県熊本市):城門土台や加藤・細川氏時代の参道を確認
(2)興国寺城(静岡県沼津市):船着き場跡とみられる遺構が出土
(3)一夜の城(長野県伊那市):存在が分かっていなかった空堀を確認
(4)能島城(愛媛県今治市):二之丸から建物跡9棟を確認
(5)鳥取城(鳥取県鳥取市):鳥取市歴史博物館で企画展開催


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(1)熊本城(熊本県熊本市):城門土台や加藤・細川氏時代の参道を確認
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 JR鹿児島線連続立体交差事業にともなって発掘調査を行っている熊本県教育委員会文化課は、細川氏時代の城門土台や加藤・細川氏両時代の菩提寺につながる参道などが見つかったと発表した。高麗門踏切そばには加藤清正が慶長3年(1598)頃に熊本城西方の防衛のための高麗門を築き、細川氏時代に櫓門に建て替えられたが、明治初期には解体されてしまった。

 今回の調査で踏切北側に櫓門の土台跡(3×14m)を確認するとともに、門柱礎石下の根固め石も見つかった。細川氏の家紋が入った瓦が見つかり、さらに清正時代の慶長4年(1599)の瓦も確認されたことにより、高麗門もほぼ同じ場所にあったことが確認された。熊本城調査検討委員会は熊本城西側の全体構造が判明した貴重な発見として、国史跡に追加指定すべきとして県教育委員会に意見書を提出した。

▼熊本城については、下記サイトを参考にして下さい。
 http://www.manyou-kumamoto.jp/castle/←熊本城の公式サイト
 http://www.kumamotonet.jp/siro/
 http://www.city.kumamoto.kumamoto.jp/castleToday.html←熊本市のサイト


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(2)興国寺城(静岡県沼津市):船着き場跡とみられる遺構が出土
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 戦国武将北条早雲が旗揚げしたとして知られる興国寺城(国指定史跡)の発掘調査を行っている沼津市文化財センターは船着き場跡とみられる遺構が出土したことを明らかにした。同センターでは平成15年(2003)から発掘調査を行っており、今年度は南側の三の丸を中心に調査している。

 この船着き場跡は岩盤を平らに削ったもので、当時周辺に広がっていた湿地帯を通って、富士市の田子の浦まで船が行き来していた可能性を指摘している。また三の丸では古い年代の盛り土などが見つかっており、少なくとも3回は改修されたことが明らかとなった。これにより、これまで最古と思われていた北画の本丸より前に、三の丸が築造された可能性が高まったことも分かった。

▼興国寺城については、下記サイトを参考にして下さい。
 http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Lake/4393/sizuoka/numadusi.htm
 http://www.asahi-net.or.jp/~ju8t-hnm/Shiro/TokaiKoshin/Shizuoka/Koukokuji/index.htm
 http://utsu02.fc2web.com/shiro743.html


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(3)一夜の城(長野県伊那市):存在が分かっていなかった空堀を確認
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 戦国時代に武田氏が守る高遠城攻略のために織田軍が築いたとされる「一夜の城」の発掘調査を行っている伊那市教育委員会は、これまで存在が分かっていなかった空堀を確認したことを明らかにした。

 一夜の城については土塁の一部を取り壊して、市道を拡幅する計画がある。道路拡幅の住民要望が強いとして、同市教育委員会は記録保存する方針だが、長野県教育委員会は重要な遺跡であるために保存方法などを再検討するように要請していた。同市教育委員会では詳細調査の実施を決めて、今年1月末から発掘調査を進めている。

 今回確認された空堀は深さ約2.6m×幅約6mで、4箇所の発掘で存在が確認された。これにより、一夜の城の周りに空堀があったとほぼ断定することが出来、形状から堀を拡げた可能性も指摘された。また、現存する土塁の外側が破壊されずに残っていることも判明した。発掘調査は今月中旬で終了し、報告書を作成したあと、調査指導委員会で文化財として保存するのか、従来どおり記録保存とするのかなどの方向性を判断する。

▼一夜の城については、下記サイトを参考にして下さい。
 http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Lake/4393/nagano/inasi.htm
 http://blog.goo.ne.jp/yuukatan/e/311bb0926c808b8c49339f5f70140a4c
 http://www.geocities.jp/sisin9monryu/nagano.ina.html


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(4)能島城(愛媛県今治市):二之丸から建物跡9棟を確認
──────────────────────────────────── 能島村上水軍の拠点として知られる能島城の発掘調査を行っている今治市教育委員会は、二之丸で居住施設と見られる9棟の掘立柱建物跡などを確認したと発表した。同市教育委員会は史跡整備を目的に、平成15年(2003)度から調査を行っている。平成22年(2010)度の調査では、島南部の東南出丸と北西部の三之丸で居住施設と思われる2つの建物跡を確認している。

 同市教育委員会では昨年5月から二之丸の本格的な調査に着手し、3ヵ所で柱穴が合計760個も見つかった。配列を精査したところ、東側3棟、西側2棟および南側4棟の方形の建物跡を確認した。能島城は海上の出城で居住性は低いとこれまでは考えられてきたが、同市教育委員会では二之丸が主要な居住空間だった可能性が高いとしている。

 今回の発見は能島城が水軍の生活の場であった可能性を一層高め、実体解明の大きな手がかりになりそうである。

▼能島城については、下記サイトを参考にして下さい。
 http://www.geocities.jp/qbpbd900/nosima.html
 http://sin456.s308.xrea.com/ehime/miyakubo/nosima.html
 http://castle.jpn.org/iyo/noshima/


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(5)鳥取城(鳥取県鳥取市):鳥取市歴史博物館で企画展開催
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 鳥取城の歴史や近年の調査結果を照会する企画展「鳥取城跡とその周辺〜遺構でつなぐ歴史と未来〜」が、今月25日まで鳥取市歴史博物館「やまびこ館」で開かれている。

 水路や堤などが描かれた幕末の地図を基に明治時代に作成された縦約3.5m×横約1.7mの「御城下絵図」では、鳥取城周辺の水道整備の状況が詳しく分かる。また、江戸時代に鳥取城の修復を幕府に届け出る際に描かれた8枚の絵図には、石垣や塀などの修復箇所が記されている。

 また、鳥取城や豊臣秀吉が天正9年(1581)に鳥取城を攻めた際に築いた陣城「太閤ヶ平」を150分の1サイズで再現したペーパークラフトも展示されている。

▼鳥取城については、下記サイトを参考にして下さい。
 http://www.geocities.co.jp/yogo139/tottori/tottorisi.htm
 http://www.asahi-net.or.jp/~qb2t-nkns/tottori.htm
 http://shiro.travel.coocan.jp/07chugoku/tottori/index.htm

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