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関西城郭同好会コミュの【城郭ニュース 第281号】  2011/09/26(Mon)

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【城郭ニュース 第281号】                2011/09/26(Mon)

==================じ=ょ=う=か=く=に=ゅ=ー=す=

◆今週の目次◆
(1)仙台城(宮城県仙台市):大広間整備へ向けて、市教委が基本設計案提示
(2)丸亀城(香川県丸亀市):大雨と台風で漆喰損傷し、天守を修復中
(3)柳之御所(岩手県平泉町):柱穴跡8個を発見
(4)姫路城(兵庫県姫路市):鯱2体と鬼瓦を新調へ
(5)姫路城(兵庫県姫路市):武者隊が観光客おもてなし


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(1)仙台城(宮城県仙台市):大広間整備へ向けて、市教委が基本設計案提示
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 国の史跡に指定されている仙台城で、本丸大広間の遺構を基に平面的な野外展示施設が整備されることが決まった。仙台市教育委員会が7日に開いた「青葉山公園にかかる仙台城跡整備委員会」で基本設計案を提示し、承認が得られた。展示施設の予定地は「伊達政宗公騎馬像」の西側にあり、大広間の規模や配置が明確となり、伊達政宗が築いた仙台城の最重要建造物を体感できる施設になると期待される。

 大広間跡の整備は、東西33m×南北26〜40mの範囲を想定している。大広間は藩政を執り行った中心的な施設で、藩主に家臣が謁見したり、将軍や天皇を迎える場としての役割もあった。藩主が座した「上段の間」をはじめ、身分に応じて家臣に割り当てられたいくつかの部家から構成されていた。

 同市教育委員会が実施した発掘調査と江戸時代の「御本丸大広間地絵図」などから規模や配置の詳細が判明しており、調査後に埋め戻された遺構の真上に整備する。設計案によると、地面に埋めた陶板パネルで解説し、礎石や雨落ち溝も配置する。また隣接する「仙台城見聞館」の改装も行い、館内の壁に「上段の間」の床の間にあった金箔の「鳳凰図」も原寸大で復元する。

▼仙台城については、下記サイトを参考にして下さい。
 http://www.sendaijyo.com/←仙台市のサイト
 http://www.miyatabi.net/miya/sendai/siro.html←21要害も紹介されています。
 http://joukan.sakura.ne.jp/joukan/miyagi/sendai/sendai.html


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(2)丸亀城(香川県丸亀市):大雨と台風で漆喰損傷し、天守を修復中
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 国の重要文化財に指定されている丸亀城天守の漆喰が今年6月から7月に起きた大雨と台風で損傷し、現在丸亀市が修復を進めている。天守の北半分(表側)が完全に足場で覆われているために、天守を見ることができない。秋の行楽シーズンを迎える10月上旬までには修復を終わらせたいとしているが、天守内部は通常どおり公開している。

 6月上旬の大雨で天守一階北側軒下の漆喰が幅約20cm×長さ約15mにわたって剥がれ落ちたのに続いて、7月下旬の台風6号で3階北東の壁に長さ2mのひび割れができてしまった。丸亀市では約3百万円をかけて、8月下旬から修復工事を進めている。同市によるとこれまでにいたずらなどで部分的に漆喰が剥がれたことはあるが、これほど大規模な修復が必要となったのは初めてという。10月23日には「丸亀城フェスタ」が予定されており、天守の無料公開や多彩なイベントなどが行われる。

▼丸亀城については、下記サイトを参考にして下さい。
 http://www.city.marugame.lg.jp/sightseeing/spot/01.html←丸亀市のサイト
 http://marugamejyou.web.fc2.com/
 http://www.kyogokutai.com/←丸亀城バサラ京極隊のサイト


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(3)柳之御所(岩手県平泉町):柱穴跡8個を発見
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 柳之御所遺跡の発掘調査を進めている岩手県平泉遺跡群調査事務所は、同遺跡北端部の外堀で大小の柱穴8個を新たに発見したと発表した。堀内部で見つかっている道路跡と堀外部の道路跡を連結する部分に位置することから、北端部で初となる橋脚跡の可能性も出てきた。道路跡は中尊寺につながると推測されており、同事務所では10月1日の現地説明会で発表する方針である。

 同遺跡北端部の外堀から直径2〜2.5mの大きな柱穴3個と、直径70〜80cmの小さな柱穴5個を発見した。このうち大きな柱穴2個の間に、約2m間隔で小さな柱穴跡3個が一直線の列状につながり、橋脚跡の可能性が出てきたという。今後、対となる南側からも柱穴が見つかれば、橋脚の可能性はさらに高まることとなる。

▼柳之御所については、下記サイトを参考にして下さい。
 http://hiraizumi.or.jp/sightseeing/yanaginogoshoiseki/←平泉観光協会のサイト
 http://www.pref.iwate.jp/~hp0907/syokai/yanagigosyo.html←岩手県のサイト
 http://www.bashouan.com/ptPhoto5.htm


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(4)姫路城(兵庫県姫路市):鯱2体と鬼瓦を新調へ
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 「平成の大修理」が進んでいる国宝・姫路城で、最上層の屋根にあった2体の鯱と62面ある鬼瓦の半数近くがひび割れるなど、破損が進んでいることが分かった。この状況を受けて、姫路市ではこれらを新調することとした。

 このうちの鯱は昭和31年(1956)に始まった「昭和の大修理」の際に取り替えられたもので、西の鯱は尾ひれの付け根部分で完全に割れていた。また、破損が進んでいた約30面の鬼瓦は江戸時代初期のもので、市立城郭研究室で資料として保存し、新たに作り直す方針である。

 一方、美しさを際立たせる白壁についても解体調査した結果、最上層では壁の下地に組む木の「木舞」が腐っていることも分かった。このために、最上層の壁については、下地からやり直すこととした。

▼姫路城については、下記サイトを参考にして下さい。
 http://www.city.himeji.lg.jp/guide/castle/←公式サイト
 http://www.himeji.jp/
 http://www.himeji-castle.gr.jp/


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(5)姫路城(兵庫県姫路市):武者隊が観光客おもてなし
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 世界遺産・国宝姫路城で、甲冑武者や忍者などになりきり、観光客をおもてなしする「姫路城武者隊」が9月4日に初お目見えした。「平成の大修理」で減少している観光客を呼び戻すために結成されたもので、姫路のほか、神戸やたつの市などからボランティアが武者隊に扮した。

 武者、門番および忍者の3隊に分かれ、7月下旬から江戸時代の話し言葉や殺陣の講習などの研修を受けてきた。11月下旬までの毎週土日に出陣し、城内を案内したり、記念撮影につきあったりする。

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