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関西城郭同好会コミュの【城郭ニュース 第252号】  2011/01/24(Mon)

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=じ=ょ=う=か=く=に=ゅ=ー=す==================

【城郭ニュース 第252号】                2011/01/24(Mon)

==================じ=ょ=う=か=く=に=ゅ=ー=す=

◆今週の目次◆
(1)基肄城(佐賀県基山町):航空レーザーで土塁の位置と形状を正確に把握
(2)小田原城(神奈川県小田原市):御用米曲輪の史跡整備で城内駐車場を閉鎖
(3)浜松城(静岡県浜松市):平成25年(2013)度までに天守門を整備・復元へ
(4)二条城(京都市中京区):「一口城主」の募金額は目標にほど遠い
(5)名古屋城(名古屋市中区):おもてなし武将隊の効果か、入場者2割増
(6)小谷城(滋賀県長浜市):戦国歴史資料館がリニューアルオープン


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(1)基肄城(佐賀県基山町):航空レーザーで土塁の位置と形状を正確に把握
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 古代山城である基肄城を航空レーザーを用いて測量し、土塁の位置と形状を正確に把握することに九州国立博物館が成功した。これまでの航空写真や現地測量では草木が茂る部分では、正確な位置が分かりにくかった。

 このレーザー測量は一昨年12月に南北約2km×東西約1kmの範囲で実施し、ヘリコプターで高度300mからレーザーを毎秒10万回の割合で照射した。50cm四方ごとに合計約千万地点のデータを取得して、半年かけて解析した。その結果、これまで草木に覆われて立ち入りが出来なかった場所についても、周囲より1mほど高く盛り上がっている土塁の様子が浮かび上がった。

 従来の測量法では、場所によっては数mの誤差を生じていた。城の数百m北東に尾根を人為的に削ったような痕跡も見つかり、これは当時7kmほど先にあった筑紫大宰(太宰府の前身)への視界を確保したのではないかと推測された。今回の測量結果に基づいて推測した築城の工期が2年を超えることとなれば、築城開始は白村江の戦いのあととする通説に疑問を投げかけることとなる。

▼基肄城については、下記サイトを参考にして下さい。
 http://www.senior-net.gr.jp/kiyama/kii3/top/main.htm
 http://www.city.chikushino.fukuoka.jp/furusato/sanpo85.htm
 http://www.hb.pei.jp/shiro/hizen/kii-jyo


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(2)小田原城(神奈川県小田原市):御用米曲輪の史跡整備で城内駐車場を閉鎖
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 国の史跡に指定されている小田原城内にあって、「本来あってはならない施設」として文化庁から再三指導を受けていた城内臨時駐車場がついに閉鎖となった。駐車場があったのは江戸城に送る米を蓄えた米倉があった御用米曲輪で、本丸のすぐ北にあって二の丸との間に位置する重要な曲輪だった。4月からは旧野球場のスタンドやフェンスも撤去し、3年かけて御用米曲輪の史跡整備が進められる。

 城内のほかの場所と異なり土塁と空堀で囲まれており、戦国時代の面影が残っている。小田原市では昭和35年(1960)の天守外観復元、昭和46年(1971)の常盤木門復興、平成9年(1997)の銅門復元、そして平成21年(2009)の馬出門復元と江戸時代の姿に戻しつつあるが、今回の整備で本来の姿に戻すための一歩前進としている。

▼小田原城については、下記サイトを参考にして下さい。
 http://www.city.odawara.kanagawa.jp/kanko/Leisure/Castle/tennsyukaku.html
 ↑小田原市のサイト
 http://www.odawaracastle.jp/←小田原城3Dプロジェクトのサイト
 http://www.asahi-net.or.jp/~qb2t-nkns/odawara.htm


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(3)浜松城(静岡県浜松市):平成25年(2013)度までに天守門を整備・復元へ
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 今月12日に開催された浜松市議会建設委員会で、浜松市は天守門の復元を平成25年(2013)度までに行う方針を示した。実施設計を次年度から行い、整備費は2億円程度を見込んでいる。また同じく復元を計画している富士見櫓については、平成28年(2011)度に周辺の石垣の補修や実施設計に入り、平成32年(2020)度までに整備する方針も示した。

 市役所西にある西別館を撤去して跡地に整備する南エントランスゾーンについても、平成25年(2013)から3年間で発掘調査と実施設計および整備を行う。また景観を妨げる樹木の伐採や選定についても、合わせて実施する。

▼浜松城については、下記サイトを参考にして下さい。
 http://www.hamamatsu-navi.jp/shiro/
 http://www.geocities.jp/bane2161/hamamatujyo.htm
 http://www.asahi-net.or.jp/~qb2t-nkns/hamamatu.htm


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(4)二条城(京都市中京区):「一口城主」の募金額は目標にほど遠い
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 来年度大規模な修理が予定されている世界文化遺産に指定されている二条城で、京都市はその修理を捻出するために「一口城主」の募金を募っている。本年度の目標額1億円に対して、開始2ヶ月間で集まったのは約570万円と目標にはほど遠い状況となっている。

 一口城主は20年間に及ぶ修理費総額の約半分にあたる50億円を募金で集めようと、昨年10月から始まった。1万円以上の寄付者には入場料が一年間無料、100万円以上には非公開の文化財が特別鑑賞できるなどの特典が用意されている。募金者の9割以上が個人と、不況も手伝って企業からの申し出が少ないのが現状である。

 京都市では京都商工会議所などを通じて企業に対して寄付を依頼するとともに、東京などで開催する市の観光イベントなどでPRすることにしている。

▼一口城主については、下記京都市による下記二条城の公式サイトをご覧下さい。
 http://www.city.kyoto.jp/bunshi/nijojo/

▼二条城については、下記サイトを参考にして下さい。
 http://www.pref.kyoto.jp/isan/nijyoujo.html←京都府のサイト
 http://www.nijoujou.com/←二条城指南所
 http://www.y-morimoto.com/kyoto_isan/nijo.html


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(5)名古屋城(名古屋市中区):おもてなし武将隊の効果か、入場者2割増
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 名古屋開府400年となった昨年の名古屋城の入場者数が156万人と、前年比で21%の増加となった。「名古屋おもてなし武将隊」が人気となったほか、開府 400年祭関連の記念行事がその要因と考えられた。

 愛知万博に合わせて金の鯱を天守から下ろして「新世紀・名古屋城博」を開いた平成17年(2005)の198万人には及ばなかったものの、本丸御殿復元の建設現場を公開した10月には17万人と前年同月比で65%憎となった。

 年間パスポートも千枚以上が販売されて倍増となっているため、おもてなし武将隊の効果でリピーターが増えていると、名古屋城総合事務所では分析している。

▼名古屋城については、下記サイトを参考にして下さい。
 http://www.nagoyajo.city.nagoya.jp/←名古屋市による公式サイト
 http://nagoyajo.aiai7.net/←名古屋城発見隊のサイト
 http://www.nagoyajo.jp/←財団法人名古屋城振興協会のサイト


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(6)小谷城(滋賀県長浜市):戦国歴史資料館がリニューアルオープン
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 江・浅井三姉妹博覧会連携会場となっている小谷城戦国歴史資料館が、リニューアルオープンした。この資料館は旧湖北町が旧児童館を改修して平成19年(2007)に開設したが、NHK大河ドラマの放映に合わせて内容を一新した。

 第1展示室には「浅井三代」をテーマにして、浅井三代と三姉妹の系図や年表などの開設パネルを設けて浅井家関係の文書などを紹介している。第2展示室は「浅井三代のいた小谷城」をテーマに、小谷山登山道案内図や小谷城の曲輪復元図などの開設パネルを設置するとともに出土遺物や絵図などを展示している。さらに建物の外装も土壁風に塗り替え、敷地全体を城郭に模した柵で囲み門を設けて雰囲気を出している。

▼小谷城戦国歴史資料館については、下記サイトをご覧下さい。
 http://www.eonet.ne.jp/~odanijou-s/

▼小谷城については、下記サイトを参考にして下さい。
 http://www.geocities.co.jp/yogo139/siga/odani.htm
 http://www.asahi-net.or.jp/~ju8t-hnm/Shiro/Kansai/Shiga/Odani/index.htm
 http://www.oumi-castle.net/second_page/odanijyou/odani.html

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