ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

関西城郭同好会コミュの【城郭ニュース 第250号】  2011/01/10(Mon)

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
=じ=ょ=う=か=く=に=ゅ=ー=す==================

【城郭ニュース 第250号】                2011/01/10(Mon)

==================じ=ょ=う=か=く=に=ゅ=ー=す=

◆今週の目次◆
(1)弘前城(青森県弘前市):築城400年祭が開幕
(2)弘前城(青森県弘前市):本丸の石垣修理を来園者に公開
(3)姫路城(兵庫県姫路市):大天守に実物大の絵を
(4)甲府勤番役宅(山梨県甲府市):甲府勤番役宅と思われる遺構を発見
(5)高岡城(富山県高岡市):天守予定地の指摘がある本丸北端から発掘開始
(6)成沢城(山形県山形市):2012年度の完成目指して整備が最終段階


────────────────────────────────────
(1)弘前城(青森県弘前市):築城400年祭が開幕
────────────────────────────────────

 今年築城400年を迎えた弘前城で、大晦日から元日にかけて400年祭のオープニングセレモニーが行われた。弘前城は初代の津軽為信が築城を計画し、2代信枚が慶長16年(1611)に完成させた。東北地方では現存する唯一の天守を有するとともに、桜の名所としても知られている。

 400年祭は弘前市などで構成する実行委員会が主催し、5月下旬の記念式典を初めとして、6月25日には弘前城を舞台にした薪能が開催される予定である。9月には大名行列などの時代絵巻が行われる予定で、さくらまつりなど4大祭りも記念バージョンとして実施される。

 12月のエンディングセレモニーまで今年一年を通して多くのイベントが企画され、主催・協賛・後援を合わせて70の事業が展開される。

▼築城400年祭の詳細については、下記弘前市のサイトをご覧ください。
 http://www.city.hirosaki.aomori.jp/hirosaki400th/index.html

▼弘前城については、下記サイトを参考にして下さい。
 http://www.city.hirosaki.aomori.jp/kanko/shisetsu/park/index.html
 ↑弘前市の公式サイト
 http://www.hirosakipark.or.jp/hirosakipark/index.html
 ↑弘前市公園緑地協会のサイト
 http://www4.airnet.ne.jp/kmimu/castle/tohoku/hirosaki.html


────────────────────────────────────
(2)弘前城(青森県弘前市):本丸の石垣修理を来園者に公開
────────────────────────────────────

 弘前市は平成17年(2005)に策定された「史跡津軽氏城跡保存管理計画」に基づいて、今年度は老朽化した橋の架け替えや園路舗装などを進めた。来年度は築城400年祭のイベント開催のために作業内容は縮小するが、引き続き園路整備については二の丸、三の丸および四の丸を完了させる。

 崩落の危険性が指摘されている本丸石垣については、今年度中にボーリング調査を終了させ、調査結果を踏まえて修理方法の検討を始める。築城400年祭が終了する平成24年(2012)度から天守を異動させて、石垣の修理を行う。同市公園緑地課によると、天守を異動して石垣修理が完了して元に戻すのに6年ほどを要する見込みという。またその間も、天守内部や石垣の積み直し作業が見学できるようにしたいとしている。


────────────────────────────────────
(3)姫路城(兵庫県姫路市):大天守に実物大の絵を
────────────────────────────────────

 平成の大修理が行われている姫路城で、実物大の大天守の絵が描かれている。大天守を覆っている東西南北のシートのうち、市街地から見えやすい南側と東側のシートに描いている。

 前回全面解体を行った「昭和の大修理」の際に作られた完成図を元にして、コンピュータグラフィックスで描く。高さ40m×幅47mの巨大なもので、原寸大となる。26日にも完成の予定で、建屋を撤去する平成26年(2014)度初旬まで掲げられる。

▼姫路城については、下記サイトを参考にして下さい。
 http://www.city.himeji.lg.jp/guide/castle/←姫路市の公式サイト
 http://www.himeji-castle.gr.jp/←城内のバーチャル探索が出来るサイト
 http://www.himeji-kanko.jp/contents/castle/
 ↑姫路観光コンベンションのサイト


────────────────────────────────────
(4)甲府勤番役宅(山梨県甲府市):甲府勤番役宅と思われる遺構を発見
────────────────────────────────────

 甲府市役所新庁舎建設にともなう発掘調査を行っている甲府市教育委員会は、江戸時代の甲府勤番役宅の可能性がある遺構を発見した。市役所建設予定地は江戸期の柳沢時代には武家屋敷があり、その後の江戸中期以降の甲府勤番支配時代には役宅があったとされる。

 礎石を安定させる根石や栗石および地下排水路とみられる石列などが見つかったが、役宅絵図の該当箇所には栗石と記載された場所や来庁者の待機室とみられる部屋があることなどから、役宅の遺構である可能性が高いという。絵図や文献でこのあたりに甲府勤番の役宅があったことは分かっていたが、これまで遺構の存在は明らかとなっていなかった。同市教育委員会ではさらに調査を進めて、何の遺構かを特定する。


────────────────────────────────────
(5)高岡城(富山県高岡市):天守予定地の指摘がある本丸北端から発掘開始
────────────────────────────────────

 高岡市教育委員会は、高岡城の発掘調査を開始した。最初に取りかかったのは、天守予定地との指摘がある本丸北端部で遺構や遺物の調査を始めた。高岡城の史跡価値を判断する発掘調査は今回が初めてで、高岡市では国の史跡への指定を目指している。

発掘調査は3ヵ年計画で、今年度は本丸北端、土橋の地下、本丸南端、本丸外周の土塁3ヵ所および城跡の北側斜面の3ヵ所を予定している。天守は造られなかったというのが定説だが、明治以前の文献に「天守台」の記述があるために最初の発掘調査対象とした。

 また土橋については橋を支える石垣が築城当初から残るとされ、石垣の地下部分を調査して石垣が積み直されていないかを確認する。さらに本丸外周の土塁は周辺が踏み荒らされていないことが事前調査で分かっており、遺構の発見が期待されている。

▼高岡城については、下記サイトを参考にして下さい。
 http://www.e-tmm.info/siro.htm
 http://homepage2.nifty.com/mizuki55/hokuriku/takaokasi.htm
 http://woodone3831.web.infoseek.co.jp/hokuriku/c-1-3-3-1-siro-TAKAOKA.html


────────────────────────────────────
(6)成沢城(山形県山形市):2012年度の完成目指して整備が最終段階
────────────────────────────────────

 山形市南部の成沢地区にある成沢城について、山形市が平成24年(2012)の完成を目指して城跡公園の整備を進めている。これまでに園内の散策路の整備はほぼ終了し、今年度はイベントなどに使用する北東部のエントランス広場の整備に取り組んでいる。また成沢城の遺構などをまとめたパンフレットを作成して、散策に役立ててもらう予定である。城跡には曲輪や土塁がよく残り、同市では歴史を学ぶ憩いの場にしようと平成14年(2002)から整備を進めてきた。

 成沢城は14世紀末に築城されたと思われる山城で、山形城の南方を守る支城として重要な役割を担っていたとされる。天正6年(1578)に山形城主だった最上義光が上山城の上山満兼と争った柏木山の合戦では、山形防衛の最前線となっている。元和6年(1622)に最上家が改易となるとともに、廃城となっている。また成沢城は山岳信仰の対象となった瀧山(りゅうざん)への登り口の一つともなっており、周辺には関連する史跡などもある。

▼成沢城については、下記サイトを参考にして下さい。
 http://www.hb.pei.jp/shiro/dewa/narisawa-jyo/
 http://jcrsrchr.blog136.fc2.com/blog-entry-5.html
 http://ckk12850.exblog.jp/15321639/

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

関西城郭同好会 更新情報

関西城郭同好会のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング