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ブルーノ・ワルターコミュのブラームスの交響曲

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ワルターのブラームスは峻厳たる佇まいの中に枯淡の境地とも言える絶妙な演奏で世評の高いところです。
全4曲録音として、ニューヨークフィル(1951〜53年)とコロンビアSO(1959〜60年)の2種があり、どちらも甲乙つけがたい魅力があると思います。
2種録音や他の指揮者の聴き比べのみならず、お好きな演奏について語って下さい。

コメント(5)

私はワルター様からブラームスを教わりました。今でもブラームスの交響曲を聴く場合はワルター、トスカニーニ、ベームは私の三傑です。

演奏・オーケストラのレヴェルで言えばもちろんニューヨークフィル盤の方が優れていることは私もわかっているのですが、個人的にはコロンビア盤がどうしても好きです。それは小節ごとにワルター様の微笑みがほとばしってくるような、実に明朗な演奏が楽しめるからです。ニューヨーク盤の類い希なオーケストラの音はまさにワルターならではなのですが、そのような奇跡的な美しい演奏は例えばベーム/ウィーン・フィルを初めとして何例かはあると思います。でもあのコロンビアの陽気な響きはまず他の指揮者に求めることはできないでしょう。

あと交響曲ではないですが、大学祝典序曲は曲の感じからしてまさにワルター/コロンビア盤が決定版と考えています。
盤歴の年数ばかり重ねている Shin と申します。

ワルターはコロンビア響との「英雄」(分厚い金色の「豪華ジャケット」入り)を購入して以来、知人が購入した後期モーツァルト交響曲に感心しながらも、どことなく遠目に見ておりました。

(余談ですが、「英雄」の3楽章の有名なホルンのトリオの絶妙なデクレシェンドは、他のどの演奏からも聞かれないもの。あのアイデアには驚かされました。聞けば聞くほど発見があるのがワルターかも知れません。当方の不勉強は棚に上げつつ…。)

十数年前に友人の車で移動中、FMで流れていたブラームスの1番の演奏を聴きながら「誰だろう?」とその友人と話しておりましたが、トランペットの音が妙に開放的なので「アメリカのオケだね。すると…」と気が付き、アナウンスでワルター/コロンビア響であることを確認。オケのぺらっとした響きと裏腹に、大層充実した演奏で、改めてワルターの凄さを知りました。

決定的だったのは、数年前にLDで購入した「The Art of Conducting」に収録された、バンクーバーの音楽祭で収録されたブラームスの2番の練習風景でした。ワルターがあれほど棒の振れる指揮者だったのは驚きでしたね。それに練習の上手いこと。件の知人と会うたびに、その練習風景のワルターの物まね「You see?」にはしっております。

晩年の録音では、コロンビア響をけなす人が多いですが、少人数と思われるオケから重心の低い音を引き出そうとする苦心もうかがえて、かえってワルターの眼力の凄さが伝わってきます。スタジオ録音でのオケとのやり取りが想像できるあたりが、コロンビア響との録音の面白さじゃないでしょうか。
>ビュッヒラインさん
好みがぴったりです。「大学祝典序曲」はコロンビアの明るい音色が曲調とあってるのかもしれないですね。私も好きです。

>Shinさん
英雄の3楽章のデクレシュンドは特に気がつかなかったです。今度しっかり聴きます。第九の1楽章の最後ではトランペットが変な音を出してるんですよね(レコードでは気にならなかった→CD化でアラバレ?)。第七にもちょっとそういうところがあるんですけど…。
でもShinさんの意見に賛成です。
ブラームスのコロンビアSOもレコードで聴くよりCD化されたもののほうがオケの薄っぺらな感じが気になるのは事実ですけど、それにしても4番あたりはNYPにはない絶妙な寂寥感と激しさ、何よりテンポがゆったりとしてるのが私は好きです(それでもベームより速い)。
練習風景の映像は私も一部を見たことがあります。あれはコロンビアSOではないですよね(ウロ覚えですが)。ワルターの優しい人柄を垣間見た感じです。
> 練習風景の映像は私も一部を見たことがあります。あれはコロ
> ンビアSOではないですよね(ウロ覚えですが)。ワルターの優
> しい人柄を垣間見た感じです。

あのオケはバンクーバーの音楽祭のみの寄せ集めオケみたいです。でも中に確かNYフィルのジュリアス・ベーカー(Flute)とおぼしき人が映っていたような…。要するに先生連中も混ざった混成チームなんでしょう。

ワルターの凄いところは、映像の中でアイザック・スターンがコメントしてましたが、優しい口調ながら、実にねばり強く根気よくオケに話しかけて、最終的には思い通りに演奏させてしまう、本当のプロの技を持っていることでしょう。例の巨匠達が一堂に会した写真の中で、練習のうまさと棒の見やすさではぴかいちではないかと思います。オケに完璧を求めたトスカニーニにしても、棒自体はしゃくり上げるときにポイントがある不思議なもので、予備拍もなく、慣れないとわかりにくかったのではないかと思われます。親父クライバーはどうだったのでしょうか?

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