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元気な本棚 ほっこりコミュの<外国の文学>2023年11月〜

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クローバー<外国の文学>

しばらくお休みしていた≪元気な本棚≫を再開してから、まだ<外国の文学>の欄がありませんでした。
新たに作りましたので、またよろしくお願いいたします。

コメント(1)

『木槿の咲く庭 〜 スンヒィとテヨルの物語』 リンダ・スー・パーク/作
                      柳田由紀子・訳  新潮社(2006年)


 原題は『When My Name was Keoko〜a novel of Korea in world War �供戞併笋量樵阿�清子だった頃 〜 第二次世界大戦中の朝鮮の物語)といいます。
 日本の植民地にされていた朝鮮の、創氏改名令の頃から終戦・解放までの5年間の、スンヒィとテヨルのふたりの兄妹とその家族らが、ありったけの知恵と勇気で立ち向かった日々が、兄妹交互の語りで描かれています。

 著者は米国イリノイ州生まれの、韓国系アメリカ人二世。著者の両親が語った朝鮮での幼い日々の思い出も、作品の中に織り込まれています。
 
 思いのほか引きこまれて、二日で読んでしまいました。目を向けられることが少ない、日本人の「加害の歴史」。本書は、日本の統治下で暮らす朝鮮の人びとの生活を、スンヒィとテヨルの目をとおして描くことで、私たちに追体験させてくれます。

 訳者の柳田由紀子さんは、「この本がひとりでも多くの読者、とりわけ、これからの日本をしょって立つ若い人たちに読んでもらえれば」と語られています。

クローバー写真・右は、著者のリンダ・スー・パークさん。

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