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文月悠光コミュの「落下水」を英訳してくださる方はいませんか?

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文月さんのすばらしい詩を、詩が好きな外国人の友人に伝えたいのですが、
やってみてもどうも上手く訳せません。
英語が堪能で、文月さんの世界を理解している方、
このトピ上で協力しながら英訳を作っていただけないでしょうか?
どうかヨロシクおねがいいたします!

以下引用
「落下水」

透明なストローを通して美術室に響く
?スー、スー?という私の呼吸音。
語りかけても返事がないのなら
こうして息で呼びかけてみよう。
画用紙の上の赤い色水は、かすかに身を震わせ、
あらぬ方向へ走りはじめる。
やがて、私の息の緒に触れてしまったように
つ、と立ち止まるのだ。
小指の爪にも満たない水彩絵の具は、水に溶け込み、
赤い濃淡で夕暮れをパレットに描きだしている。
その一片を筆でさらい、画用紙に落としては、
まっさらな肌が色を受けつけるまで
しばし頬をゆるめた。
ストローを動かしながら
気ままな水脈に再び息を吹き込んでみる。
私の青いシャツに赤い色水が跳ねて、まるくなった。

(彩る意味を見いだせないこのからだ。
「お前に色なんて似合わない」
そう告げている教室のドアを?わかってる?と引き裂いて、焼けつくような紅を求めた。古いパレットを、確かめるように開いてみるけれど、何度見てもそこには私しかいない。それは、雨の中でひっそりと服を脱ぐ少年の藍)

色に奪われた私の息吹が
画用紙の上で生き返る。
水となって吹きのびていく。
この水脈のたどりつく先が
誰かの渇いた左胸であれば、
私もまた、取り戻せるものがある。
取り戻すための入り口が、まぶたの裏に見えてくる。
「水になりたい!」
風に紛れて、雲をめざし駆けのぼる私。
白い雲の頂で手をつき、密やかにしゃがみこんだ。
あるとき、筆にさらわれて
ぽっと街へ落とされたなら、
風で膨らむスカートのように
私は咲いてみせよう。

コメント(1)

日本人が読んでも難解な現代詩が、
今までに英訳されたことがあるのでしょうか?
言葉の意味は理解できても、言葉の表情みたいなものは、
日本人にしか伝わらないと思うのですが…

英語が堪能で、文月さんの世界を理解している方でも、
英訳するには骨が折れそうです。




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