CSコミュのダニーザドッグ

２００５年７月に観た映画です。

『これは凄いです。凄すぎです。

音楽がモーツアルトとマッシブアタックの共演です！って、コレだけの感想だったらどんな映画だよ（笑）

中国映画「ワンス・アポン・タイム」シリーズ（ちょっと名前違う。タイトルもっと長い。）で存在感十分な俳優でしたが、メル・ギブソン主演「リーサルウエポン４」の悪役でハリウッドデビューして瞬く間に地位は確固たるものになったジェット・リー最新作がコレ"DANNY"。

前回、DMXと組んだ「ブラックダイヤモンド」（アリーヤの遺作映画）もメチャクチャ良かったですが（主題歌がめっさ好き）、今回は彼の新たな演技も加わって魅力的な作品となっています。

共演に「ミリオンダラーベイビー」で新しいスタンスをみつけたモーガン・フリーマン。

脚本に、最近脚本クレジットにしか名前が載らないリュックベッソン。彼の監督作品「グランブルー」「レオン」「ニキータ」「サブウェイ」は名作です。

ブルース・リーに憧れて彼の映画に名前無し役で出演したのがジャッキー・チェンですが、ジェット・リーもやっぱりブルース・リーから多大な影響を受けているらしいっす。ジャッキー映画は小学生の頃からずっと観ていて彼の映画を観るたびに血が騒ぐ・・・というのか、ちっさい頃は観終わった後に「あちょ～」と騒いでいました（笑）今もジャッキー映画は観続けていますが、さすがに「あちょ～」と騒いではいません(^O^)そんなジャッキーとは一路線違う道を行くのが、ジェット・リー。どんな路線？と突っ込まれると困るのですが、次世代少林寺を背負うアクション俳優。

五歳のとき悪漢に引き取られ、殺人マシーンとして育てられ、犬のような生活を十数年過ごしてきた悲劇の男の話を見事に演じています。可愛い仕草と恐ろしい視線、相反する演技は絶賛です。ジェット・リー今後も楽しみです♪』