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世田谷観音と散歩みちコミュの本堂-観音堂

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ここで知り合った方々
特に女性の方はここ観音堂へは観音さまと対話モードで来られる方が多いようです。
私は自堕落な人間ですので,常に怒られに行っているようなものですが,皆様様々な想いを持ち込み,様々な想いを持ち帰られているようです。

左右には日光月光両菩薩が脇侍として
更にはマリア観音をはじめとして様々な仏様が居られます。
観音さま宛の書き込み
あるいは何らかのお話の交歓が出来れば喜ばしいと思います。

私は写真で紹介するのみですが

コメント(5)

脇侍となっている日光菩薩と月光菩薩です。
本来は薬師如来の脇侍で,南北朝14世紀中頃のものだそうです。
通常は左右対称に造られますが,微妙に非対称な造りが珍しいと言えるかもしれません。
お顔は大きめですが,身体の微妙なひねり,重心の取り方の違いが美しいように思えます。

ご本尊聖観音(正観音)は,右手の刀印の珍しさと伊勢長島の秘仏だったという出自が想像力をかき立てるとは扉にも書きましたが,拝観する位置角度によって,かなり異なる印象を受けることに気がつかされます。
如何にも女性的な面立ちにも見えますし,左手から全身を見上げるようにしますと,子供のようにも見えることに気がつきます。

また厳しい方だと何人かの方が仰っていたことも印象的です。
写真家伊藤みろさんは,努力しない人には助けてくださらない厳しさがあるとのことでした。
マリア観音です。これが観たくていらっしゃる方もおられるようです。

ぴーこさんから伺った話では先日いらしたカナダ人の方が
“マリアさまなのに,顔は日本人なのですね”と感想を述べられたそうですが
私には唐風に見えます。特に抱かれたキリストは陶器の絵柄にみられる稚児を思い出します。ただマリアさまは,東洋にしては面長に感じられるようにも思えます。
マリア観音の多くは中国製の青磁,あるいは白磁の慈母観音だったとWikipediaにあります。しかしこれだけ大きいのは珍しいのではないかとも思えます。
足許の小像の中にはは白衣観音もあるのかもしれません。
基本対話モードの者ですが、言わず語りの時もあり、
観音様とのコミュニケーションは、
うかがうたびに、違うように思います。
対話だったり、瞑想だったり、ただご尊顔を拝するだけだったり。
あと私の場合は、なぜか懺悔が多いデス…。

優しく、時に厳しいこの観音様は、
その都度、対面する者に「必要な何か」を授けてくださいますね。

観音堂での個人的な体験を記述するときりがありません。
何だか精神世界的なお話に終始してしまいそうです。
なので、それぞれの方が、あの場で、
その方なりのリアルな体験をなさるのが一番と思います。

先日、閉門前の読経にご相伴させていただいていた時、
和尚さまが素敵なことをおっしゃったんですよ。
私が、観音様に背を向ける形で椅子に腰かけて、
皆さんとお話していたんですね。
私は、その姿勢が何だか申し訳なく、
和尚さまにその旨を申し上げましたら、
「観音様を背に背負っているということなんだから、
そのままで」と、和尚さまがおっしゃるんです。

「観音様を背に背負う」
嗚呼、なんと力強く美しい響きだろうと思いました。

その姿勢でいますと、入口の引き戸のガラスに、
観音様がキラキラと映るのが真正面に見えるのです。
ご本体、私、ガラスに映る観音様。
まるで観音様のサンドウィッチ状態なんです。
とってもありがたく、嬉しく、そして心から癒されました。

以来、ふとした日常のシーンで、観音様を背中に感じたりして、
そのたび、何とも言えない安堵感を覚えたりしています。


ちなみにマリア観音様。私も、バタ臭いお顔に思えます。
けだまさま-
私見ですが,結局素直になれると言いますか,最初から降参して対することが出来てしまうということの恩恵があるように思えてしまいます。
歳を経て親にすら素直になれなくなった頑なな自分に気付くことは珍しいことではないですが(笑)。
人は時に身内に対して暴力的になることで,ねじれた素直さを暴発することもありますが,ここではそれもしなくて済む(苦笑)。言ったこと(白状したこと思ったこと)に後悔することが無いというのも有り難いことなのかもしれませんね。

私は背負うに至るにはまだまだ時間がかかりそうです。

写真は右手にいらっしゃる不動明王
高村光雲作とのことです。背負う迦楼羅焔が少し欠損しているのが惜しまれます。
撮影中に日が射しまして雰囲気が変わったのが新鮮でしたのでそのまま並べてみます。
先日 お寺の仏様に蜘蛛の巣がうすく伸びているのを目敏く見付けてしまい
お願いして煤払いをさせていただいた。
以前 使っていない日本画のそこそこ高い筆を奉納させて頂いていたので
それを使って注意深く塗面に影響が出ないよう払わせて頂いた。
南北朝時代の日光・月光両菩薩は、お顔は大きめで美男とは思えないが
見事な曲線を持った立ち姿は、溜息も出た。

ところで
台に上って、いつもと違う高さと角度でみた
ご本尊の聖観音菩薩の意外な横顔に
後日改めてまた写真を撮らせて頂いた。

これは美しい 本当にそう思えました。

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