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ダニエル・バレンボイムコミュの2010年 オバマ大統領への提言

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バレンボイム氏の公式HPに標記のようなタイトルのメッセージがあったので、一部をミクシ翻訳の皆さんの援助を頂き全訳しました。2008年から2009年にかけては特にガザで大きな衝突がありましたが、現在は落ち着いているようです。しかし、この地域の安定は、全世界にとって極めて重要であり、不可欠であるだけに更なる前進が求められています。オバマ大統領が就任し、「CEASE FIRE」「CHANGE」「CHALLENGE」(停戦、挑戦、変革)に持っていって欲しいものですね。自分の地位に安住せずにこういうメッセージをしっかりと出してくれるのは人間としての見識を感じます。(本来この文章を全文掲載するのは、著作権のこともありいいのかなと感じていますが、あえて載せました。)

President Obama in 2010
2010年にオバマ大統領に

The Israeli/Palestinian conflict is one of the most important and urgent conflicts of our time.
イスラエル人とパレスチナ人の衝突は我々の時代のもっとも重要かつ緊急のものです。
Neither the Israelis nor the Palestinians have convinced the world that they feel an urgent need to make peace:
the Israelis are primarily concerned with their security and the Palestinians want justice.
イスラエル人、パレスチナ人の双方ともそのそれぞれの理由、すなわち、かたや自国の安全に急であり、もう一方は正義を求めるということ、だけでは世界を説き伏せることはできませんでした。

Israelis must be consciously confronted by the devastating effects of the occupation of Palestinian territory and Israeli settlements on the future of both peoples.
イスラエル人は、パレスチナ領域占領とイスラエル人の入植が、両民族の未来に及ぼす破滅的な影響に、意識的に向かい合わなければなりません。

The obvious disregard for human rights will inevitably make Israel look like an apartheid state in the long run.
長い目でみれば、人権に対する明確な無視のおかげでイスラエルはいやおうなくアパルトヘイトの国にみえるでしょう。

The inability of Palestinians and Israelis to reach an agreement on their own makes me believe in the necessity of an evenhanded, externally imposed solution.
パレスチナ人とイスラエル人は自分たちでは合意に至ることができないので、公明正大かつ永久的な強制力のある解決がなんとしても必要だということを私は確信するようになりました。

The United States’ friendship has been a great boon to Israel in the past, but true friendship encompasses honesty and courage in addition to support and generosity. Israel now desperately needs help because its current position is morally and strategically hazardous to its own future as well as that of the Palestinians.
If President Obama wants to bring about an end to the conflict, I urge him to take the following three steps:

合衆国の友情はイスラエルにとっては大変大きな恵みであり続けました、が、真の友情は支援と寛大さだけでなく誠実さと勇気も包含するものです。イスラエルは今絶望的な助けを求めています、なぜなら、その地位はモラルという見地から、戦略的な位置づけから、パレスチナ人と同様に大変危ない位置にあるからです。
もしオバマ大統領がこの抗争を終結に導くことを望むのであれば、私は次の3つのステップをお勧めしたいと思います。


1. To bring the Palestinian problem to light amongst Israel’s population, because a solution will only become possible once the problem has been identified and recognized.
  パレスチナ人の問題をイスラエルの人々の中に投げかけることです、なぜなら解決はその「問題」が認識され理解されることから生み出されるからです。

2. To apply pressure to Israel to do what is essential for the survival of both Israelis and Palestinians. As I have said so many times before, the destinies of the two peoples are inextricably linked and therefore they are either blessed or cursed to live side by side, not with their backs to each other.
What is good in the long term for one must by definition be good for the other, and what is bad for one cannot be good for the other, and

  パレスチナ人、イスラエル人双方が生き残るために不可欠なことをするよう、イスラエルに圧力をかけることです。
  何度も以前から申し上げている通り、両民族の命運は不可分といえるほど分かちがたく、両民族は、それが祝福であろうが呪いであろうが、隣り合って生きていかねばならず、背を向け合ってではありません。
  一方にとって長期的に良いことは当然のことながら、他方にとっても良いことでなければならないし、一方にとって悪いことは他方にとっても良いことではあり得ないのです。 そして・・
  
3. To apply pressure to Palestinians to have transparent democratic elections in all Palestinian territories (including Gaza) in order to then enter into dialogue with all Palestinian factions regardless of their current stand.
  パレスチナ人に対しての圧力は全てのパレスチナ地域(ガザも含めて)で透明かつ民主的な選挙をさせることです、そうすれば現在の政治の状態に関わらず、全てのパレスチナの党派との対話がスタートできるからです。

I write these words as an Israeli as well as a Palestinian citizen.
President Obama seems to me to be the only one who can, through the vision he presented in his Cairo speech, bring security and justice to the region.

私はこうした言葉をイスラエル人、そしてパレスチナの市民としても書いています。
オバマ大統領は私にとって、カイロで行った演説の展望を通して、この地域に安全と正義をもたらし得るただ一人の
人物だと思えます。

An abridged version of this article first appeared in the International Herald Tribune Magazine on December 16, 2009.
2009年12月16日にインターナショナルヘラルドトリビューンに最初に掲載された記事よりの要約版。

コメント(6)

バレンボイム自身、ユダヤ人だけど、イスラエル国内の右翼勢力には、目の上のたんこぶでしょうね。 高名な人物だから、助かってるのだと思います。
身の上が心配です。
私もそう思います、イツァーク・ラビン首相も暗殺されたので、そういうことがあってもちっともおかしくありません。今は再びリクードが政権を握っていて、首相がネタニヤフなんでなおさら心配でなりません。(それとも、敢えて何もせず、政権の位置づけを有利にしようとしているのかも)でも、彼の率いるWest-Eastern Divan Orchestraを是非日本で聞いて見たいものです。ちょっと読んだら、今年ロンドンのプロムスに出演した模様です。
> せいちゃんさん

あ、このコミュニティの方だったんですネ。足あとありがとうございました。
私は漸く最近になってドキュメンタリー『The Ramallah Concert/Knowledge Is The Beginning』を観たんですが、Disc 1のKnowledge Is The Beginningの方に、バレンボイムがクネセトからウルフ賞を授賞され、独立宣言の解釈をめぐる形でイスラエルの政策に批判的なスピーチをして、教育大臣とやりあう場面がありました。
West-Eastern Divanは、Promsでのリストの『レ・プレ』も感動的でしたが(私はインターネットで観た/聴いただけなんですが・・・)、このDVDもとてもお薦めです。
maggie様

私はついこの間までバレンボイム氏にこれといった関心を持っていませんでした。持っていたとすれば前夫人故ジャックリーヌ・デュプレのほうかしら。
でもご指摘のクネセトでの演説とコンサートの映像をNHKのドキュメンタリーで見たときから考えが変わりました。こういうことを本当にやる人なんだって・・。

で、私の日記の前のものを見てもらえれば

「拝啓、ダニエル・バレンボイム様その1〜4」というのがありますが、都度彼の発言を翻訳しています(下手ですけれど)。せめて彼の努力への貢献や理解を深め、同じ思いを共有できる人が増えればいいなと思っています。

DVDですが、是非買ってもう一度見てみようと思います。(クネセトでの演説はYouTubeで既に見ていて、日記に逐語訳をのせてあります)

2009年はEast-Western Divan Orchestraがプロムスで演奏したのですね!素晴らしいことですね、日本の大晦日に是非文化村やサントリーでやって欲しいな!と思います。
> せいちゃんさん

そうですね、私もJackieのことで以前はあまり印象が良くなかったんですが・・・
2006年にBBC Radio 4のReith Lecturesを聴いて、一気に関心を持つようになりました。
以前にも別のトピックでご紹介させて頂いた気がするんですが、いちおうリンクはこちらです:
http://www.bbc.co.uk/radio4/reith2006/lectures.shtml
英語が大丈夫な方でしたら是非ぜひお薦め致します。
私はこの夏パレスチナに行ったのですが、ヨルダンとの国境を同じバスで渡り、その後もアンマンまでタクシーをシェアした青年が、その後観たPromsや上でご紹介したDVDの映像に映っていました。そのときも彼はヴァイオリンを抱えていて、エルサレムでのレッスンからヨルダンに戻るところだったんです。連絡先を聞いておけば良かった!
maggie様

もしチャンスがあれば、バレンボイム氏に一言激励と連帯の言葉を捧げたいものですね。しかし、maggieさんはすごい行動力ですね・・・パレスチナに行く・・・まあなんて大胆な!尊敬しちゃいますね。

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