ベルリン国立歌劇場終身首席指揮者、ミラノ・スカラ座首席客演指揮者、前シカゴ交響楽団音楽監督、また名ピアニストでもあるダニエル・バレンボイムのコミュニティです。
【ダニエル・バレンボイム(Daniel Barenboim)】
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指揮者、ピアニスト、ベルリン国立歌劇場音楽監督
1942年、アルゼンチン・ブエノスアイレスに生まれる。
幼少よりピアニストの父からピアノの手ほどきを受ける。早くから非凡な才能を発揮し、7歳で最初のリサイタルを開く。
1952年ザルツブルクのモーツァルテウムに入学、ピアノと指揮を学ぶ。その後パリ音楽院、ローマ・聖チェチーリア音楽院にも学び、1957年にはストコフスキーの指揮のもとピアニストとしてデビュー。
フルトヴェングラーの影響を強く受けたバレンボイムは指揮者への思いが強く、ピアノの弾き振りなどから徐々に指揮者活動も開始。1973年にはエジンバラ音楽祭で「ドン・ジョバンニ」を指揮しオペラデビュー。オペラ・コンサート指揮者としての活動を開始した。1981年にはバイロイト音楽祭で「トリスタンとイゾルデ」を指揮し、大絶賛を浴び、オペラ指揮者としての名声を不動のものにした。
この成功によりバイロイトの常連となり、1988〜91年にパリ管弦楽団の音楽監督、1991年からシカゴ交響楽団の音楽監督などを務める(なお2005-2006年のシーズン終了後、シカゴ交響楽団音楽監督を退任)ほか、ベルリン・フィルなど世界の主要オーケストラを客演している。1992年にベルリン国立歌劇場音楽監督に就任。1996年には、新しい音楽祭“ベルリン・フェスト・ターゲ”を創設し、東西ドイツ統一を迎えたベルリン国立歌劇場の新しい歴史を飾る第一歩に記された。ドイツ連邦功労十字勲章受賞。1995年からはジュリアード音楽院教授も努めている。日本では1998年、2002年ベルリン国立歌劇場で来日、ワーグナー解釈の第一人者として絶大な評価を得ている。
近年は、ミラノ・スカラ座の客演首席指揮者にも就任し、ピアニストとしての活動にも再び力を入れており、さらにはE.サイードとともに創設したアラブとユダヤの平和を願うプロジェクトであるウエスト=イースタン・ディヴァン・オーケストラとの活動も行うなど、精力的に活動している。
2009年1月1日、ウィーンフィルハーモニー管弦楽団のニューイヤーコンサートを指揮した。2009年にはミラノ・スカラ座管弦楽団と来日予定。
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