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The Cove & some other issues.コミュの水銀問題の決着

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国立水俣病総合研究センターのHP
http://www.nimd.go.jp/index.html
をみると以下の内容が掲載されてます。

アエラ太地町分析結果(鯨肉編)
http://www.nimd.go.jp/kenko/kiji/2008061302_kujira.html
太地町クジラ試料の水銀分析結果について

 今回、週刊アエラから依頼されて7個のクジラ肉と1袋の内臓混合の総水銀とメチル水銀を分析しました。結果は下表のとおり。
 ハクジラのハンドウクジラやゴンドウは比較的高い4-18 ppm、ヒゲクジラのイワシクジラやミンククジラは0.07、0.15 ppmという値で、これらの値は従来からいわれている程度の値と考えられました。
 今回の分析では、肺の試料だけが60 ppmを超える総水銀濃度でしたが、メチル水銀は約3 ppm、総水銀に対する割合は4.5%でした。文献上、クジラでは、肝臓、腎臓、肺の水銀濃度は高いけれども、濃度が高いほどメチル水銀の割合が低いこと、つまり高値の要因は無機水銀の蓄積であること、が明らかとなっています。なお、クジラの肺は陸生哺乳類と異なり、可食部位であり、食用に供されているとのことです。
 太地町においては、食用に供している各種クジラの種別部位別の総水銀濃度、メチル水銀濃度を把握するために、モニタリングすることを推奨します。
 モニタリングを実施されるのであれば、ご協力いたします。

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エルザやSSなどがイルカや鯨に含まれる水銀の話を毒と言わんばかりにふれまわっていた訳ですが、『自然界の水銀』と『有毒なメチル水銀』は別物で、メチル水銀そのものの含有量は、水俣病発症や水銀中毒の最低指標数値を遥かに下回る数字しか検査結果で出ていないことが説明されてます。

つまり鯨類に含まれる水銀の総含有量をあたかも全て有毒なメチル水銀であるかのようにふれ回った『風説』平たくいえば嘘だった訳です。
(この検査結果は、自分も迂闊だったのですが、2008年のDataです。つまるところ随分前に結論が出ていた話だった、という訳ですね)

イルカや鯨を獲ってほしくない、あるいはそういう活動でご飯を食べている邪な人間のプロパガンダのオカズに過ぎなかった訳です。
主義主張の為には嘘で何も知らない人間を騙していいのか??
そんな怒りすら感じます。

未だ昨年から調査されているより大規模な太地町住民の人体内の『メチル』水銀含有量調査の結果は公表されてませんが、まあ似たような結果でしょう。

つまりこの映画の主張するところの『水銀』問題は知ってて嘘をついたレベルの悪質な偽証ということとなります。(映画制作者は水俣についても調べてるので知らなかったとはいわせない。)

本当にひどいものですね。

コメント(112)

南極が一番潤沢な資源だからだよ。

最も「持続的、恒久的クジラ資源の利用」がはかれる漁場だからだ。
その権利を放棄して、輸入にたよるなんて馬鹿げているね。
一時的に、安い買いものができるかもしれないが、
いつ100倍に値上がりするかわからないのに。

いってみれば、自給できる漁場なんだから、税金つっこんだって確保!
国家として当然だね。

南極でとれるのは、クジラだけではない。
公海上の権利を確保しておくのは大事なことだ。


おまけ

>捕鯨賛成派のヒトたちいわく
>↑「クジラ肉の水銀はセレンにより無毒化される」とのこと

捏造家 安達瑶 b のいつものコメント。
特に関心も無いかなと思い、添付しなかったのですが、国立水俣病総合研究センターから村田勝敬教授の研究として『メチル水銀曝露による健康障害に関する国際的レビューに関する研究』が掲載されてます。

http://www.nimd.go.jp/kenkyu/review/h21_mercury_analysis_review.pdf

途上国での水銀工業汚染が主な主題に思えますが、フェロー島での妊婦と胎児の神経系に関する調査など(概ね厚生省指導と一致してます)は捕鯨イルカ漁の賛否問わず参考になるかと思います。

また、この中でセレンが研究対象として何度か研究題材になっている旨は記載されてます。ただ現状ですと未だPCBやメチル水銀との相互関係は証明されていないということを明記されてます。
セレンは水銀・PCBを無毒化する/しない、について、捕鯨賛成派の皆様はどちらが正しいと思っておられるのでしょうか。

「無毒化!」と勝ち誇って捕鯨反対派を馬鹿にするリンクが貼られたかと思えば、相互関係は証明されていない、という資料が貼られてみたり。

私はクジラは食べないのでどっちでもいいんですけど、捕鯨賛成派の皆様のやっていることは、なんか変ですよ。
別にいいんじゃあないでしょうか。

イルカ猟反対派の中にも、
エルザの言うことそのままの人、データを検証している人、
水銀汚染を妄信する人から、そもそも反対の論拠に値しないとする人まで、
いろいろいるから。
あらまあ、いつもながら都合が悪くなるとずいぶんと変節するようで。

当たり前のこととして、


   『セレンによる無毒化説』

  1、なるほど!と全面的に信じる人
     (まあ信じるという単語が適切だと私は思う)
  2、それなりに説得力がるけど、
    納得できないものもあり、
    それが本当だったらいいよね……程度に見ている
  3、いやなんか……それってどうなの?
    全面的に否定する根拠はないけど、なんかおかしくない?
    ちょっと、無条件に信じるのはいやだな。
  4、そんなことがあるわけがない!理屈は関係ない!


だいたいこの四段階で、

1なんかいねーよ!


いや中にはそういう人もいるのだろうが、
現実問題として、それを力説する人を見たことはないな。

少なくとも、このコミュでは一人もいないよね。
安達なんとかは、全員「1の立場」ってことで罵詈雑言を言うわけだけど。
あえてイルカ漁賛成派、という立場に立ったとき不利益な内容の提示しときます。(以下自分の日記からの引用です)

http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1483486609&owner_id=7648687

別種厚生省資料によると水俣病の症状がみられた人の水銀濃度は80ppm
以上だったとされていることから、WHOの基準は安全面を考え基準を厳しく設けている感がありますが、国立水俣病総合研究センターのHPにおける太地町調査21年度報告書も合わせて見てもらうと、メチル水銀濃度が最大で139ppm(!)の方がいるなどとても大丈夫といえない内容が書かれております。
神経障害などの検査なども含め現状健康被害はないものの、今後引き続きの調査と摂取量に対する監督、何より産業そのものに対する影響は計り知れないので、食品に対する検査の徹底が市場保護の上で重要かと思えます。
なにより汚染源の究明が必要とも思います。

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こういった研究物を扱う場合、恣意的に情報を切り刻んだり、あまりに主観的に曲解し論議をしすぎると迷走してしまいます。立場を保つ為に論拠を挙げるばかりでは最終的に信用されなくなってしまいますね。
客観的事実は事実として、主観と切り分けて提示することを自分的には最近心掛けてます。

そもそも自分がセレンの話を引用したのは、139ppmもの数字が体内のメチル水銀含有量として出ているにも関わらず何故、神経障害含め健康被害が出ていないのか?ということに対する1つの可能性論としての提示です。
ただし、前にも挙げましたとおり、積極的なセレン肯定派というところまでは論証が足りない印象なので至ってません。
村田教授の研究書によって、実際に検証対象として議論されているんだな、という所感です。

>>78 YANさん

関係ない話ですが、
恣意的・・・って、
「自分に都合がいいように」って意味じゃないです。
「思いつき」って意味だそうです。
>>イングラム3号機 さん
ご指摘ありがとうございます。
恣意的→故意にというつもりでした。
是正します。

すいません。
以前少しだけ話に出てきた「オークワ」について

8/17,18に太地町に行って来ました
オークワ太地店(正式名は知りません)は建物と看板は残っていましたが、シャッターが閉められ駐車場も月極めになっていて、すでに閉店している模様

イルカ肉販売停止と関係あるのかな?
ちゃんと鯨食べて来ました

鯨丼と鯨カツバーガーです


それと漁協スーパーにも行ました
マゴンドウの干し物
マゴンドウのホネハギ(骨剥ぎ?)
ヒレのスライスのような物
コロ等売ってました
>拓也さん
おいしそう・・・・

未だイルカ食べに南伊豆に多忙を理由にいけない、ヘボい自分とは違いアクティブですね。
太地も行きたいなあ。
水銀を根拠にイルカ猟を反対している人は、
『安全なイルカなら捕殺しても構わない、どんな殺し方をしても構わない』
・・・ってのに同意できるんでしょうかね?
同意できなきゃオカシイですよね?論理的に。
> YANさん


観光って言っても 実家から30分ぐらいなので たいしたことないですよ


鯨カツバーガーはタルタルソースが使われてました

なかなか相性いいです
> イングラム3号機さん


血なまこになって 新しいネタを探す

いや 動物愛護団体とかが 探して(造って?)くれるのを待つと思います


いくら待っても被害が出ないので 水銀の事は諦めてるでしょうね
>イングラム3号機 さん
多くの場合イルカを殺してはいけない、の論拠の1つに挙げているのみなので多分毛ほども漁(猟)反対の立場から退かないと思います。

逆に食物としての安全性のみで警鐘を鳴らすといった方は、ちょっと調べれば水銀問題の研究の大半は工業的な水・大気・土壌の汚染に直接起因するものの被害状況と改善で、遠因としての水産物(しかも80年代から日本近海においては少なくとも大きく改善されている)はプライオリティが下がっているのが実情です。
つまり、被害が殆どないのです。
それでも水銀問題の研究としては水産物も以前挙げましたとおり、世界的に共同研究を重ね進んでいて、その基準は「妊婦はメチル水銀量の多い海産物の摂取を控えること」ということのみなのです。
そういった事実に比較的簡単にいきつく以上、その1点でイルカ漁に反対するヒトはほぼ皆無だと推定します。(事実このコミュ他で出会ったことがありません。)

こんばんは。

上のYANさんの言ってることにほぼ同意なんですが、根本的なところでちょっと誤解があるかと。

まず水銀を問題としている主な点は、「政府が定めた暫定的規制値を超えた、市場に流通させてはならない食物を流通させており、その対策を政府が打っていない」というものです。

このまま食べ続けたら水俣病になるとか健康被害が出る とかそういう以前の問題を指摘しているわけで。

厚生省のHPではじめて、本当に暫定規制値を超えているという事実がわかり、暫定規制値超えた海産物は流通してはならない、という事も書いてあるわけで。一番汚染が激しいハンドウイルカは多分もう流通させていないと思われますが、食用として毎年最も多く捕獲されているイシイルカも、規制値を4倍も超えています(平成13年度の調査結果)。検体数が少ないので一概に言えない、という点も指摘できますが、それだけが理由で流通させているなら調査の意味がなくなるし、そんな基準も無意味です。基準を設置したなら検体数を増やしてやり直し、徹底した調査を行ってほしい。もし自分がイルカ肉を常食している消費者だったらそう思います。


なぜ、暫定規制値を超えた食品を流通してはならないという基準を自ら導入しながら流通させ、後に行った調査の結果「妊婦さんは控えるべき」という注意事項を作成し、更には曖昧な名称で(何イルカか不明)肉を流通し続けているのでしょうか。

不勉強なもので、わからなくてすいません。
>Santa猫さん

日本の厚生省が定める基準値を越えた鯨肉やイルカ肉が流通している、というのは自分も調べてみてますが、自然保護団体の独自調査が主で、厚生省や環境庁、水産省が告発を受けて調査したという議事録は見かけませんでした。
一般では例の北海道の大学教授の調査報告などありますね。
ただ役所がらみでこういった告発などによる水銀調査はなかったのか?というと、このトピックに冒頭ご紹介したとおりAERAなどの持込をちゃんと環境庁の指導のもと国立水俣病総合研究センターに調べている訳です。
結果は上記の通りです。

鯨にしろイルカにしろ、個体差とその部位によって水銀量は異なるようなので基準値を大きく上回った個体(またはその部位)があっても全容として扱うには資料に乏しい、ということになります。
その点からすると、バンドウイルカ自体全ての個体が多くのメチル水銀を含有するとは言い切れないと思います。もしそうであれば、先の太地町の人体における水銀量調査の段階で発覚しているからです。即座に禁猟指定された筈です。
しかし現実は水産省・厚生省のどちらも同じフォーマットに基づいてバンドウイルカなどのその漁の時期と頭数を指導している訳で、それはその種を獲って食べることに認可を与えているということですね。
余談ですが厚生省の定めた基準値とWHOの定めた(厚生省書類でも挙げてますが)を混同してしまうケースも見ていると多く見られるので(確か10倍ほど違ったと思います。もう一度調べてみます)物差しを違えない慎重さも必要でしょう。
海洋資源に食料を多く求めてきた日本人にとって、WHOの基準だと産業そのものが崩壊してしまうということでの基準値の違いと自分は認識してます。

それでも、厚生省がおかしく、調査不十分だとも考えられます。
その場合、上記のAERAを見習って、単純に市場で売られているもので独自調査をして危険と推移されるものを、こと食品の問題なのですからまず近隣の保健所なりに相談もできるかとも思います。
これは普通に購入したもので持ち込む(電話連絡後、郵送でも可能ではないかと思います)のみなので最近のGPの裁判みたいなことにはなりませんよね。
ちなみに国立水俣病総合研究センターのほうは、個別相談も窓口受け付けているようなので、試しに太地で売られているバンドウイルカの肉を持ち込んでは如何でしょうか?

また市場に出回った鯨肉がイルカであるということについてですが、小型鯨類とイルカの肉からの識別もまた同じく、専門的な判定の権限を持つところに調査依頼すべきことと思います。
(解体の現場から流通まで証拠写真や映像などの資料を抑えた、というのであれば行き先は司法でしょうが)
ただ、ご存知の通りイルカと呼びつつ、鯨とも呼ぶ種、例えばゴンドウなど(イルカとの混血もいるようですね)をどう扱うか、といったこともありますので誤解のないよう慎重に調べておくべきでしょう。
これで生活しているヒトがいますからね。
(ちなみにイルカ漁の反対の方は小型鯨類は獲ってもOKなんでしょうかね)

自分の拙い知識だと以上の通りです。





『安全なイルカなら捕殺しても構わない、どんな殺し方をしても構わない』
・・・ってのに同意できるか?否か?
・・・・・・は置いといて。

私の記憶が確かなら、
現在はJAS法で種別表示が義務化されているはず。
>>87 YANさん

>多くの場合イルカを殺してはいけない、の論拠の1つに挙げているのみなので
>多分毛ほども漁(猟)反対の立場から退かないと思います。

でしょうね。
きっと違う論拠に議論をすり替えるか、違う論拠に散逸させるのでしょう。
一歩も退かないのは別にいいんですけど、
自分自身の中で最もプライオリティーの高い論拠で議論に望むべきだと思います。
>>86 拓也さん
>いや 動物愛護団体とかが 探して(造って?)くれるのを待つと思います

鯨肉窃盗の件で悪びれるどころか正義を主張する
イルカ猟反対の一般市民の集団をネットとかで目の当たりにすると、
ほんとこの手の団体の洗脳力って凄いと思いますね。

私はどちらかと言えばイルカ猟反対なのですが、私から見れば、
こいつらみたいな自分で物を考えない洗脳水銀連中は邪魔でしょうがないです。
Santa猫さん。

見逃すところだった。

>88
>食用として毎年最も多く捕獲されているイシイルカも、
>規制値を4倍も超えています(平成13年度の調査結果)

この資料はどこに?
まさかエルザとか?
とりあえず、こんな事実は知らないし、
「信用できる機関」がこんな発表している話も聞かない。

ここまで言うのなら、ソースを教えてください。
ちなみにこれは、
最新と思われる2009年の農水省のもの。

http://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/risk_analysis/priority/pdf/chem_me_hg.pdf

相変わらずイシイルカは、メバチやキンメより安全ですな。
素人考えですが

300kg級のホンマグロとかアン肝を調べたら いい数字出そうですね
>89 YANさん

お返事ありがとうございます。

>日本の厚生省が定める基準値を越えた鯨肉やイルカ肉が流通している、というのは自分も調べてみてますが、自然保護団体の独自調査が主で、厚生省や環境庁、水産省が告発を受けて調査したという議事録は見かけませんでした。

というと、基準値を超えていないということが調査によって確認されてから、肉として流通させているというのですか?一頭一頭すべて?それはコストも掛かるし鮮度を考慮すると考えにくいと思うんですが。しかも、流通させた肉から検出された水銀値(基準値を超えていないもの)が一般公開されててもいいと思いますが、そのような資料はあるんでしょうか。

日本国内の総水銀・メチル水銀基準値は総水銀で0.4 ppm メチル水銀として0.3 ppm

昭和48年に厚生省より定められて依頼、以下の内容に変更はあるのでしょうか。 http://www.ffcr.or.jp/Zaidan/mhwinfo.nsf/ab440e922b7f68e2492565a700176026/6790022aba6835fb49256dfd001ff6bd?OpenDocument

*引用開始*
4 暫定的規制値の運用について
(1) 暫定的規制値をこえる魚介類を市場に流通させないためには漁獲水域における当該魚介類の漁獲を禁止することがもつとも肝要であるが、流通段階の市場においても暫定的規制値の定められた魚介類を最重点として検査を強化し、暫定的規制値をこえる魚介類を流通させないよう効果的に運用されたい。
(2) 流通段階の検査により暫定的規制値をこえる魚介類を発見した場合は、当該魚介類を漁獲地で抑えることが効果的であるので直ちに漁獲水域を担当する部局(漁獲水域が他の都道府県にある場合は、当該都道府県とする。)に連絡する等関係部局と密接な連けいを保つとともに当該魚介類の廃棄、販売の自主的規制等の適切な指導を行なうものとする。
 なお、検査結果が判明次第、その都度当職あて別紙3の様式により報告されたい。
(3) この暫定的規制値の正しい運用によつて1般的には十分な安全が確保されるものであるが、妊婦および乳幼児に対しては、各方面の魚介類の調査結果と食生活の実態を考慮のうえ適切な食事指導にあたられたい。
また、マグロ類その他の魚介類を多食する者についても食生活の適正な指導を行なわれたい。

*引用終わり*

YANさんご提示のAERAによる調査結果4−18ppmとは、暫定規制値をはるかに超えているにも関わらず、食べる部位と量について適切な指導の下なら良い(安全?)とし流通を許可していることになりますが、いつからそうなった(決めた)んでしょうか。

市場への影響を考慮して、食べる部位と量を設定し、妊婦のみ気をつければ問題ないというなら、暫定規制値ってなんのためにあるんでしょう? 食べれる量を設定するため?

東京都福祉保険局
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/kenkou/anzen/osen/index.html
*引用開始*
水銀は、かつてアセトアルデヒドの製造工程で触媒として使用されていた時期があり、その副生成物である有機水銀が魚介類に蓄積し、これらを食べて起こった健康障害、いわゆる「水俣病」が大きな社会問題となりました。
国は、昭和48年に魚介類中の水銀の暫定的規制値として「総水銀0.4ppm、かつメチル水銀0.3ppm」と定め、規制値を超えるものは販売をやめるなどの自主的規制等を行うこととしました。
東京都では、昭和48年4月以降、魚介類等の汚染実態調査を続けており、暫定的規制値を超えた魚種については、漁獲地を管轄する自治体に情報提供を行うなど、汚染食品の流通防止を図っています。
*引用終わり*

ご多忙でしょうから、急いで返答いただかなくてよいです。

>93 おおっさん
おおっさん自身もかつて提示した厚生省の資料です。
平成13年に行った実態調査結果
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2003/01/h0116-4.html 厚生省を「信用できない」と仰るならそれを裏付けるデータをくださいね。

あ、イシイルカから検出された総水銀は3倍超えていて、メチル水銀は2倍でした。失礼しました。
1. 基準値
「魚介類の暫定的規制値(昭和48年厚生省通知)」 総水銀で0.4ppm メチル水銀として0.3ppm
ただし、マグロ類(マグロ、カジキ及びカツオ)、深海性魚介類 等(メヌケ類、キンメダイ、ギンダラ、ベニズワガニ、エッチュウ バイガイ及びサメ類)及び河川産魚介類(湖沼産の魚介類を含 まない)については適用外

イルカクジラ類も、ここの適用外に含まれているんだが。
(ここでは、そういう言葉はないけどね)

あたりまえのことだが、
「イルカよりも危険なマグロ、キンメを食うな」って所から始めたらどうだい?

「量の規制(何日間に何グラム以内が望ましいってやつ)」を守れば、
食品として通用していることを、示しているのが厚生省だよ。
既出かも知れませんが、こんなのありましたね。
水銀問題における行政の取り組みを知る一助になるかも知れません。

http://www.mhlw.go.jp/shingi/2010/05/s0518-8.html
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2010/05/txt/s0518-15.txt

連絡先もありますから、
行政に文句のある方は問い合わせてみては如何?
>Santa猫 さん
お気遣いありがとうございます。
ご厚意に甘えさせていただいて、手持ちの絵コンテと演出仕事がはけてからコメントさせて頂きますね。
>おおっさん
H13年資料は古い資料ですので無視していいと思います。
数字的なもの、または結果注意しないといけない点に関してはH17に『妊婦への魚介類の摂食と水銀に関する注意事項について』という後続の資料で挙げられていますね。
上記H17資料はイングラム3号機さんが挙げておられる参照内容に、H21の水産食品部会で使用されていいる旨記載されてます。つまり直近の厚生省方針です。
ほか国立水俣病総合研究センターの資料など読まれると最新の情報が手に入ることと思います。

>イングラム3号機さん
資料提示ありがとうございます。
当たり前ですが厚生省のほうに国立水俣病総合研究センターの調査結果やその報告の議事録が上げられてたんですね。参考になりました。

個人的に注目したのはH17年資料『妊婦への魚介類の摂食と水銀に関する注意事項について』がH21の水産食品部会に資料として用いられている点ですね。
つまりH17以降『方針変更する必要がない』とされているということでしょう。
厚生省マターで考えると、メチル水銀のイルカ・鯨問題の結論ともいえます。

ちなみに国立水俣病総合研究センターの岡田所長さんはTVのインタビューで「自然界のメチル水銀と、工業的なメチル水銀では人体に対する影響が違うのかもしれない」という話をされてましたが、太地の住人のメチル水銀濃度検査において『太地町における水銀と住民の健康影響に関する調査結果について』によると重度の水俣病が発生してもおかしくない139ppmもの数字を出している人が全く症状がない、ということ、住民全体メチル水銀の体内濃度が非常に高いにも関わらず1人の水銀中毒患者も出ていない、ということである種(ホントはいけない考え方ですが)これだけ多くの被験者を得て上記仮説は補強されている、というのが実情のように感じます。
ちなみに、海外の反対家は『水銀濃度が基準を大きく超えた』という話は声高にしますが、この資料を用いての糾弾は自分の知る限りだと聞きませんね。まあ、手詰まりになるからかとは思いますが・・・・


水銀問題について行政に文句・・・いや質問・意見のある方は当然、ご存知で、
このコミュでも既出かも知れませんが、
過去から現在の経緯を知る一助になるかも知れませんのでリンクしておきます。
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syoku-anzen/suigin/index.html
(今年の6月に改定されました)


>>YANさん

>>98は(リンク先にはH21との記載がありますが)H22、つまり今年の部会です。
おそらくは太地町住民の検査結果を受けて直ちに開かれた部会と推測されます。
資料の魚介類の水銀調査結果データは、
H20までの各国際機関・地方自治体の最新データを加え、
まとめ直してアップデートしたものです。
イルカに関しては過去と同じかも知れませんが、
いずれにせよ、H22における厚生労働省の最新データには違いありません。

部会の結果を踏まえて、国民への注意勧告・情報公開が迅速に行われ、
それが今回のリンクの
『妊婦への魚介類の摂取と水銀に関する注意事項及びQ&A(H22.6改定)』です。
改定部分はおそらく対象魚介類の追加とQ&Aの追加で、
イルカに関してはQ&Aの追加だけだと思います。
(何故そうなったかは議事録の方がわかりやすいでしょう)

まあとにかく、
水銀問題における行政に文句・・・いや質問・意見がある方にとっては、
数値の算定・運用(なぜ妊婦だけなのか?どう計算したのか)を
知る一助になるかも知れません。


最近読み始めたコラムです。YANさんはご存知でしたか?
どこに何があるかわからないのが難点ですが。
http://homepage3.nifty.com/junko-nakanishi/

雑感523-524に太地町住民の検査、雑感220-223にH15の水銀に関する厚労省、
雑感315-316にH17の水銀に関する厚労省について、書かれています。

私はここで初めて水銀の暫定的基準値の算出方法を理解しました。
>太地町における水銀と住民の健康影響に関する調査結果について』によると
>重度の水俣病が発生してもおかしくない139ppmもの数字を出している人が
>全く症状がない、ということ、
>住民全体メチル水銀の体内濃度が非常に高いにも関わらず
>1人の水銀中毒患者も出ていない

これなんですよねえ。
実際問題、食っても平気じゃん!と証明しているようにも見える。
しかし、逆に、今は出ていないだけともいえる。

   *これは、私的な感想。
    マグロの仲卸やマグロ専門の魚屋さんなんかは、
    まちがいなく「とんでもない量のメチル水銀」を摂取しているはず。
    でも、彼らが水俣病になったという話は聞かない。
    表にでないだけ?それとも本当にない?

イングラム3号機さんがあげている中西準子氏のHPでも言及していますが、
「データが足りない」
被害が出る前に、イルカクジラ類の食用に関する指針を、
もっと厳密に確立すべきなのでしょう。
「いるか殺すな」の人たちが、
いい加減な根拠をもとに喧しく言い続けないようにすることも含めて。

ハンドウはともかく、
もし現状で「イシイルカは食品に適さない」と言うのであれば、
カツオサイズから上の魚、および低層魚、深海魚はすべてNGになるはず。
もしそんなことをいったら、全世界でバカにされますよね。
(魚を食わない国はどうだかしらないけど)
FDAの基準値なんかだと、もう食べるものがなくなるのではないか?

「セレン説」はともかく、

  これだけマグロ食っても大丈夫なんだから、
  多少イルカを食ったって、何の問題もないよ!

っていうのは事実っぽいから、なぜそうなのか解明してほしいですね。
海産物を愛する者としては。
>>おおっさん

>被害が出る前に、イルカクジラ類の食用に関する指針を、
>もっと厳密に確立すべきなのでしょう。

その通りだと思います。
可能な限り多くの鯨類・イルカ類のメチル水銀のデータが必須ですね。
もっとも最優先はクロマグロ・メバチマグロだと思いますが。

>「いるか殺すな」の人たちが、
>いい加減な根拠をもとに喧しく言い続けないようにすることも含めて。

次は『イルカ肉が鯨肉として売られている』
・・・って議論をすり替えてくるかも知れませんね。
中には『水銀問題を論拠としてイルカ猟を反対するつもりはない』?
・・・と言い出すイルカ猟反対派もいるかも知れません。

この問題はどう考えてもやはり主に食品安全問題なので、
どうしてもイルカ肉のメチル水銀が気になる社会正義に燃える人
(別に自分は食べてるわけでないのに)は、
是非、頑張って何とか行政を動かすことに努力して、
リスクアセスメントを進めて欲しいものです。
>>おおっさん

>「いるか殺すな」の人たちが、
>いい加減な根拠をもとに喧しく言い続けないようにすることも含めて。

『鯨由来食品のPCB・水銀の汚染実態調査結果について』に以下のような記載があります。

*****

鯨類関連漁業は、資源科学的な事実ではなく、政治上の問題や過激な動物愛護や環境運動の標的として過剰な批判にさらされてきた歴史もあり、通常の食料源生産産業に比べ、環境団体の攻撃対象とされやすく、イメージが先行しやすい体質を持っている。従って、鯨類関連漁業は潜在的にイメージや風評に弱い体質があり、どのような摂食規制をとるにせよ、業界が受ける打撃は大きく、規制もしくは批判イメージが過度の場合には業界が壊滅することも覚悟しておく必要がある。従って、安全性の基準設定は、十分に科学的であり且つ妥当、そして、生産者自らも納得する科学的な根拠に立脚することが望まれる。

*****

・・・もしかしたら、
「いるか殺すな」の人たちがいい加減な根拠をもとに喧しく言わなければ、
イルカ肉は速やかに規制されたのかも知れませんね。
食品の水銀問題に真剣に取り組んでいる人達ににとって、
彼らは邪魔者以外の何者でもないでしょうね。
キンメダイのメチル水銀が公表されたとき、
伊豆の業者は本気で怒りましたね。
しかも、もっとヤバいマグロのデータは「意図的に隠蔽」してたし。

そういったものより安全とはいえ、
イシイルカだって「危険域にある」といってしまえば、
それみたことかと「動物愛誤の連中が騒ぐ」から、言えない。
ハンドウやゴンドウをとって食べている人もいるのに、
(それでも、なぜか健康被害がでていないし)
「ハンドウは食品として危険」なんて言えない。

確かに、おかしな連中が騒がなければ、
もっと冷静に総量規制を徹底できるんでしょうね。
ところで、ちょっと「ツナ缶」ってどうなの?
と思い、軽くぐぐってみました。

   *ほら、DHAやEPAなんかのオメガ3脂肪酸の効果ばかり宣伝されるでしょ?

基本的に、キハダマグロのはずだから、
イシイルカ同等かその下のレベルくらいのメチル水銀があるはず。
だったら、健康被害の話はないの?なんて。

   *厚労省の文言だと、
    妊婦でも「ツナ缶は通常の摂食で問題無し」になっています。

まずこれ。
http://www.kcn.ne.jp/~gauss/env/tb1.html
月刊 『生活と環境』 03年4月号

どうもアメリカでは、ツナ缶による水銀中毒が報告されているらしい。
(確かなデータで確定された話ではないけどね)
それで、一医師が「食べ過ぎないように」と警告していると。
さらに読み進めると、
一番海洋汚染している途上国は別として、
「アメリカは水銀ぶちまけるのに反対しない先進国」だって。

「イルカ殺すな」の人たちは、
水銀問題でとやかく言うのなら、
末端の生物ではなく「こうした海洋汚染の元凶」にこそ抗議すべきなのに、
シーシェパよろしく「イルカ、クジラといえば金になる」けど、
アメリカ政府に逆らっても金にならないからやらないってことなのかねえ?

それからこれ。
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2003/06/s0603-4q.html
CFIA(Canada Food Inspection Agency)は、
メカジキ、鮫、生鮮・冷凍マグロについて、はっきりと制限を提示している。
(法的にどうとかではなく)
やつら、クジラ類は食わないからな。
データに入る可能性もないのだろう。
で、缶詰は(缶詰は除く)と書かれているので、
基本的には「基準値0.5 ppmより遙かに低い」と見えるけど、
微妙に言い回しがずるくて(翻訳のせい?)玉虫色。

もし、『食料の安全性』ということで、
「だから食べるな」という話をしたいのなら、
やはり、全世界で大量に食べられている「マグロ全般」を問題にすべきだね。
イルカなんか、ほんの限られた地域で少量しか食われていないんだから。


「イルカ大好き」の人たちが、
「食料の危険性」としてこの問題を話しているのだ、といいつのるのなら、

  『水銀問題は、マグロから』
  そして汚染源のアメリカをたたけ!

まずそうすべきだね。
そうでなければ、
結局、理由なんかなんでもいいから「イルカ殺すな」ってことになる。
諸々の参考資料のご提示とご意見ありがとうございます。
言い訳がましいですがちょっと仕事が立て込んでいるので後日レスさせてもらえればと思います。

そんな中で恐縮なのですが、若干知ってたら教えてほしいことがあります。
メチル水銀の生成の過程には大きく2種あるようで

1.工場などから排斥され水や大気を通じて汚染されるもの(魚介類も同じく)
2.自然界の無機水銀が細菌によって生成されるもの

1はかつての水俣市などであった人工的なもの。2は自然界で生成されるものとなります。
*参照例:国水研<水銀と健康>
http://www.nimd.go.jp/kenko/kenko_01.html

天然モノと人工物のメチル水銀・・・

この区別は研究・調査の工程を(斜め読みのせいと言われればそれまでですが)ちょっと見る限り見出せません。
この辺の研究資料ってないものでしょうかね?

これによって糾弾の矛先も対処も変る気がするのですが・・・・
何か情報ありますか?お教えいただけると助かります。
>>おおっさん

ほんの少しでマグロの種類もわかりませんが、
これの11ページにデータがあります。
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2010/05/dl/s0518-8g.pdf

あとこれのQ8とか。
http://jccu.coop/food-safety/qa/qa02_02.html

記憶があやふやですが、
ずいぶん前にFDAが妊婦・小児に対して魚介類の摂取に勧告をだして、
具体例としてツナ缶を挙げたので、日本でニュースになりました。
最近では寿司にツナ缶以上の水銀が含まれていたとかでニュースになりました。

つい最近ではこんなニュースも(すみません、個人のブログですが)。
http://kurie.at.webry.info/201002/article_5.html

さておき、これとかに代表されるように、
http://jccu.coop/food-safety/opinion/opinion_030606_01.html
真っ当な?消費者団体は食品安全問題として検討しています。
まあフツーはマグロ漁を妨害したりとか考えもしませんよね。


本当のリスクアセスメントは疑わしきは何でも排除・・・ではありません。
メリットとデメリットを判断して、総合的なメリットを大きくなるように考えます。
DHA・EPAなど魚介類の摂取には多大なメリットもありますし。
ツナ缶は危険だ!
なんて言い出すと、それよりも米国産牛肉はもっと危険で不潔だ!
なんて話になりそうですねl(^_^)

実際、食の安全性ということでは、
日本のお魚(クジラ含む)はかなり上等な部類だとは思うんだけど、
危険な輸入品の話は、動物愛誤の人からは出ませんね。
その辺も含めて、立ち位置が違うのでしょう。
結局、理由なんて関係なくて、
「イルカ漁をやめさせるためには何でも利用する」っていうのが本性でしょうから。

YANさんの「メチル水銀」の差異については知りません。
ちょっと調べましたが、それらしいものも見つからず。
薬学的には、同じ物質か似て非なるモノかということでしかないと思いますので、
「違う構造を持ったメチル水銀」についての研究は、
全く存じておりません。
見つけたら報告します。

個人的には、こういう研究に興味がありまして。
http://kaken.nii.ac.jp/ja/p/15209004

この永沼章氏は、2000年にメチル水銀がなぜ神経系に影響を与えるのかを、
とりあえず発表して以来、この研究を続けているようです。

べらぼうに高いメチル水銀を体の中に持っているイルカは、
「なぜ神経異常が起きないのか」
太地のイルカでついでに研究できないですかねえ?
なんて希望もあります。
>>YANさん

すみません、私も情報ありません。
ところで水俣病についてですが、
まだ良くわかっていない部分もあるようですね。
調査捕鯨副産物の南氷洋ミンク鯨赤身を買って食べたら

ルイ・シホヨスらが
「イルカを鯨と偽装している」
とかぬかしていた太地町や那智勝浦町で売ってる土産物の鯨大和煮と同じ風味でした。


確か太地町には大きい冷凍庫が有ったなぁ〜

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