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科学的な根拠に基づいた筋トレコミュのグリセミック指数で何が分かるの!

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数日前にある大学の食堂に行ったら、各テーブルの上に小さなスタンドがおいてありました。そのスタンドに「グリセミック指数の低い食事を摂るように心がけましょう」と書いてありました。

まあ、トレーナーや普段からトレーニングをしている人ならグリセミック指数はどういうものか、そして何を示すのかを知っているが、普通の大学生などはどうですかね?早速知り合いに聞いたら、彼はグリセミック指数という言葉すら聴いたことがなかったです。まだグリセミック指数の認知度は低いですね。

さて、今回の記事の主題(主役)はグリセミック指数です。

グリセミック指数は英語でGlycemic Indexと呼び、略してGIと書かれる場合も多いです。簡単に言えば、この指数は単独の食品の消化・吸収の速度をブドウ糖を100として相対的に示す数字です。グリセミック指数が高ければ高いほど消化や吸収が早いことになります。

たとえばゆでたジャガイモは80くらいになり、白米は70、玄米は66、果物は40くらいとなっています。ここで例にとったジャガイモ(ゆで)の場合は消化・吸収はかなり速いことがわかります。それと反対に玄米はそれほど数値が高くないので、腹持ちがいいということがわかります。

グリセミック指数が低い食品は腹持ちがいい食品と呼んでもOKです。

ただし、ここで落とし穴がひとつあります。多くの雑誌やTV番組でもGIの低いもの全部健康的且つ体を太くしない食品であるというふうな言い方をしているが、実はそれはかなり大きな間違いです。

たとえば、アイスクリームのGIはなんと玄米よりも低くてほとんどの場合50以下です。種類にもよりますが、27という非常にGIが低いアイスクリームもあります。チョコレートもさっきのアイスクリームとまったく同じで、GIが非常に低いお菓子です。ただし、アイスクリームやチョコは多くの脂肪を含んでいるのでGIが低くても大量に食べることをお勧めすることをしません。なので、GIばかり気にするとかえって太ってしまうことも十分ありえます。

グリセミック指数の値の高さによって食品は3つのグループに分類されます。指数が55以下の食品は「低い−low」、70以下は「中−mid-glycemic」、そして70以上の食品は全部「高い−high」に分類されます。

日常的にグリセミック指数が低いもの(複合炭水化物)を食べるべきです。指数が高いものを食べると血糖値が上昇するだけで、あまり体を動かすためのエネルギーにはなりません。

話が変わるが、グリセミック指数を専門にやっている団体がいくつかあります。その中でもかなり有名なのはシドニー大学です。その団体のホームページにこちらから(http://www.glycemicindex.com)アクセスするだけで、数100以上の食品のグリセミック指数を調べることができます。ぜひ使ってみて下さい。残念ながら英語です。

ところで、実際の食事は複数の食品を一緒に食べるということなので、自分の献立のグリセミック指数を調べる時、データベースの数値と多少違う値になるということも覚えておきましょう。

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