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ビーズ・とんぼ玉 鑑定団コミュの日本のビーズ

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「江戸玉」といわれるガラス・ビーズがあります。

“とんぼ玉”は穴の開いたガラス玉のことです。サイズの区別ははっきりとはないのですが、とても小さな“シード・ビーズ”と呼ばれる細かいビーズは「とんぼ玉」とは呼ばないようです。英語ではどちらも「Beads」ですけどね。

江戸玉は、江戸で作られた玉ではなく、江戸時代頃に作られたガラス・ビーズのことで、よくカンザシや緒締め玉として用いられました。大阪の泉州や江戸近辺でひっそりと作られていたようです。

時々アイヌ玉と呼ばれる浅葱色のガラス・ビーズがオークションで売られていますが、偽モノとまではいきませんが昭和に入ってからの中国産が多いようです。

アイヌ玉はアイヌ民族が収集して首飾りなどに使ったガラス・ビーズのことですが、江戸時代にアイヌ経由で中国から入ってきたビーズ(浅葱色が多かった)は「アイヌ玉」と呼ばれ、江戸の人々の間で重宝されたことから、浅葱色のビーズを骨董屋では安直に「アイヌ玉」と言っているケースが多いです。このような中国産のビーズは東南アジアや北米でも見つかっています。

画像:

左:典型的なアイヌ玉
江戸期に「アイヌ玉」の流行でアイヌ玉に似せて日本国内でも気泡の入った浅黄色の玉を作っていた。これは国産の「アイヌ玉」と推定する

中:糸くず状の模様の入った根付。穴がないのでビーズではないのですが、中に銅を切って作った金魚が入っている

右:「琺瑯玉」と呼ばれる、ガラス地に絵付けした玉。アイヌの首飾りに入っていたものです

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