We shall walk through the valley and the shadow of death We shall walk through the valley in peace If Jesus himself shall be a leader We shall walk through the valley in peace 私たちは、死の影の谷を歩きます 私たちは、死の影の谷を、穏やかな心で歩きます イエスご自身が、リーダーになって共に歩いてくださるなら、 私たちは、死の影の谷をも、穏やかな心で歩きます
さて、今日の聖書箇所は、イエスが湖の上を歩いたという、奇跡の物語です。 主イエスが超自然的な力を発揮する「自然奇跡」は、エリヤやエリシャなどの預言者のエピソードなどをアレンジして、後の弟子達や教会の人たちが、主イエスが神に近い存在だと言うこと表すために作られていったものです。しかし、だからといって、ただの作り話だとか、嘘だとか、ねつ造だとして終わってしまっては、何も生み出しません。例えば、童話の「オズの魔法使い」を読んで、「ただの作り話ジャン」、などというのがナンセンスなのと同じことだと思います。「オズの魔法使い」といえば、このお話の中で、主人公のドロシーという女の子は故郷へ帰る方法を、わらでできている案山子は脳みそを、ブリキの木こりは心を、臆病ライオンは勇気をもらうために、オズの魔法使いに会いに行くのですが、この魔法使いはインチキな偽物だということが判明します。しかし、懸命に追い求めていた、自分が本当に欲しいと思っていたもの、故郷、脳みそ(知恵)、心、勇気、そしてこれらをすべて総合したものとしての愛も、もうすでに備えられている、与えられていることに気がつくのです。 この1900年に書かれた物語は、39年にミュージカルになって、ジュディー・ガーランドが主演し、Over the Rainbowという名曲を生みました。また、この物語を元に、75年には、全てが黒人のキャストのミュージカルThe Wizが作られました。(後に映画化もされました。)チャールズ・スモールズという人が書いた歌詞のなかにこのような箇所がありました。
・Living here in this brand new world might be a fantasy. But it taught me to love so it’s real, real, real to me. ここ、この新しい世界(オズの世界)に住んでいるって言うことは、まぼろしなのかも知れない。 でも、私に愛することを教えてくれた、だから、私には、本物、現実なの。