ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

ロシアン・リバー・バレーワインコミュのDehlinger Winery

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
101号線からDehlinger Wineryまでは、ブドウ畑や果樹園、丘が連綿と続く。指定された番地にたどり着くが、看板も何もない。郵便受けにシンプルに「Dehlinger」と書いていあるだけ。

ここが本当にワイナリーなの? と心配になるような敷地内に入り、未舗装の農道を進むと申し訳なさそうに「Winery→」と書いたサインがあった。

Dehlinger Wineryのサイト↓
http://www.dehlingerwinery.com/

Dehlinger Wineryの詳細訪問記↓
http://sky.ap.teacup.com/msatweblog/659.html#readmore

さて、どうしたものだろう、と戸惑っていると、向かいの住宅のような建物から女性が出てきて、声をかけられた。Dehlinger氏の娘さんのCarmenさんだ。

Dehlinger Wineryは1975年に設立された、ロシアン・リバー・バレー(RRV)の先駆者的ワイナリーだという。オーナーのDehlinger氏は元来シャイな性格の持ち主らしく、トレードショーなどにもほとんど顔を出さない。

そのうえこのワイナリーは、訪問客を受け付けるのは毎週金曜日のみ。おまけに訪れられるのは1月から8月までの8カ月間だけ。収穫や醸造作業が忙しくなる9〜12月は、訪問客を受け付けない。

RRVでもその他の地域でもそうだが、家族経営や小規模のワイナリーを回るときは、アポを入れなければならないところが多い。

というのも、こういったワイナリーでは家族で切り盛りしているところが多く、人手不足など都合を配慮してあげるのが礼儀だろう。

さて、テイスティングは倉庫の隅で行われた。樽の並ぶ倉庫ドアの左手奥が、テイスティング・カウンターになっていた。ナパにある大手ワイナリーのような、ハデハデしいお土産コーナーなんてない。だが、テイスティングって元来、こういうものではないだろうか。

この日試したのは:

2006 Estate Chardonnay
2006 Estate Pinot Noir
2006 Syrah
2005 Estate Cabernet Sauvignon

の4種。これらを飲んでみて、アメリカでもこんなにおいしいバーガンディーができるんだ、と目を見張った。

4種どれもが繊細かつエレガント、柔らかだった。半面、大地にしっかり根をはびこらせたブドウが吸い上げた、畑の力強いエキスがしっかり感じられた。

Chardonnayは、無駄な香りを押さえているもののブドウ本来の味を素直に引き出しており、とても飲みやすい。ススーッと口に入ったあと、長い余韻があり、繰り返し舌の上に畑の味がよみがえってくる。

Estate Pinot Noirは、脱帽だった。数年間使用した樽を40%使っており、香りがしゃしゃり出てこない半面、Pinotってこんなにおいしかったっけ? と思う味わい。香りよりも味が楽しめるワインだ。これはすごい。

Syrahも、口に含んだ瞬間はスムーズでクセが少ない。半面、飲んだ後によみがえる味は、まるで紫色のグローブをはめたヘビー級ボクサーに、舌の上を滅多打ちにされているようだ。すごかった。

もう1つ気に入ったのは、ワインの価格が$50台以下であること。これはワイン好きに取っては非常に大きなポイントだ。

ロシアン・リバー・バレー周辺のワインで「ボラれた」と感じるワインには、出あったことがない。真っ正直なワイン作りに情熱を傾ける人たちの息遣いが感じられる味と値段だ。

Dehlinger一家はもともとドイツ系の移民だったという。Tomさんの父親はワインとはまったく違う仕事をしていたそうだが、TomさんがUC Davisでワインの栽培などを学び、ワイン作りを始めたのだそうだ。

現在では45エーカーの畑を持ち、年間7000ケースを作るという。

類は友を呼ぶと言うように、このあたりにはPaul HobbsやLynmar、Joseph Swan、Dutton Ranchなど、優れたブドウが生産される畑がめじろ押しだ。

Dehlingerのワインを飲んで、ロシアン・リバー・バレーの奥深さにますますのめり込んでいく自分が怖くなった。

The Dehlinger Winery
4101 Vine Hill Road, Sebastopol, CA 95472
Tel. (707) 823-2378

試飲は1〜8月の毎週金曜日のみ。無料(2009年6月時点)。
試飲の問い合わせは、Carmenさんへ。
carmen@dehlingerwinery.com

※文中のワインおよびワイナリーに関した評価は、あくまでも個人的、主観的なものです。人それぞれ好みに違いがありますので、批評は参照程度にお考えいただければ幸いです。

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

ロシアン・リバー・バレーワイン 更新情報

ロシアン・リバー・バレーワインのメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング