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★2009.岩田ゼミA班★コミュの第2章 3節(1)

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(1)ナショナルチェーンとドミナント方式
コンビニストアによってさまざまな出店方式がある中、セブンイレブン(以下 セブン)とローソンに着目した。
コンビニ業界で1位のセブンイレブンでさえ47都道府県制覇には至っていないが、過疎化地域に店舗を展開するより都心部を中心とする人口過密地域に展開することで断トツな売り上げを上げていることがわかる。これは「ドミナント方式」といい、関東地方であれば都心である東京都・埼玉県・神奈川県などの一都二県等の限定した特定地域や、その特定地域沿いに集中的に出店することによって知名度を上げるという戦略だ。
ドミナント化のメリットの1つ目として、セブンが特定地域に集中出現することによって知名度がアップすることであり、それに伴う生活者の利用頻度の増加が総体的に高まる。2つ目は、店間の距離が短ければその分だけ配送のコストを下げることが可能になり、物流の効率化にも繋がる。3つ目は、出店地域への集中的なTVCMが放映でき、全国CMに比べて安い料金で大量の地方スポットCMが放送できること。
このドミナント方式は、出店地域が特定地域に偏るために空白地域が存在するが、これらのメリットを生かすためにもセブンイでは容易に店舗数を増やさない。数字に追われると、ドミナント化が崩れる可能性が出てしまうからだ。セブンがドミナント化にこだわるのは、僅か30坪、3000アイテムの商品しか扱わない小型店舗をチェーン展開するにあたって、一地域に店舗を密集させ、効率化を図るためであると同時に、大型店に匹敵するパワ−をもたせることである。つまりセブンは、一店一店、いかに質の高い店を同地域に集中させるかを出店戦略の基本としている。

ローソンは昭和57年頃には新地域への拡大を念頭に西日本地方四県にまで拡大した。一方、この時期におけるセブンの勢力分布図は東京都を中心に埼玉、神奈川、千葉、栃木と、首都圏全体に570店のドミナントを構成。さらに福島、長野、北海道、静岡へと店舗を拡大しつつあった。ローソンは、中国、四国地区への進行は順調であったものの、セブンの圧倒的な数に圧倒されていた。ローソンの全国制覇を成し遂げるには、まず日本一の消費地区である東京での多店舗化を図らなければならない。そこで、東京都内でもっとも目立つ場所へ出店しようと渋谷に関東地区における出店再開の第一号店を出店した。第一号店はローソンの広告塔になり、ローソン浮上のためのきっかけとなった。しかし、昭和58年当時、ローソンの首都圏における店舗数は、関東全域で僅か138店しかなく、CMもまだ流されていない状況だった。これに対し、テレビ、ラジオでは、「セブンイレブンいい気分」などのコマーシャルが耳から離れないほど流れていた。いわば当時のローソンは、東京都民にとっての知名度は、ゼロにも等しかった。ここでローソンは、全国的に知名度を短期的に上げることで、セブンとの遅れを、ナショナルチェーン化を完成させることによって一挙に挽回しようという作戦に出たのだった。全国展開することで知名度も全国的になり、TVCMも全国スポットで流すことが可能である。しかし、デメリットとしてドミナント出店と比較して店舗が点在しているため配送コストがかかってしまう。
セブンとローソンの決定的な違いは、出店方法にあった。

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