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Love The Whaleコミュの第2話 日本の古式捕鯨の歴史

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日本の古式捕鯨の歴史
日本各地の縄文遺跡などからクジラを利用した形跡が発掘されてきました。この時代は、湾内に迷い込んできたり、海岸に打ち上げられたクジラを主に利用していたと考えられています。

1500年代末から1600年代にかけ、限られた地域で組織的な捕鯨が始まり和歌山県太地町や房総半島(千葉県)などでは、船を漕ぎ出しクジラに銛(もり)を投げて突き獲ったり、網をクジラに絡ませて獲る「古式捕鯨」が行われていました。クジラの油は江戸などの都市で販売され、肉は地元で消費されていたそうです。この頃からクジラを海からの偉大な恵みとして感謝し大切に利用するという風習が捕鯨を行っていた町で広くみられるようになりました。



その頃、世界ではどうだったの?

「捕鯨は日本固有の文化」と勘違いされがちですが、9世紀にはバイキングが、11世紀には現在のフランスやスペインに住んでいたバスク人がすでに捕鯨を行っており、クジラからとれる油を利用するだけでなく、その肉を食していたようです。1565年には、塩漬けにしたクジラの舌がフランス王に贈られたという記録も残っています。

そして、17世紀の大航海時代になると、イギリス、オランダ、デンマークなどがクジラの油を求め捕鯨をはじめ、これが壮絶なクジラの乱獲の歴史へとつながりました。

また、古くからアラスカやインドネシア、北海道などの世界各地の沿岸地域で手漕ぎの船を用いた素朴な捕鯨が行われおり、それらのいくつかは現在も続いています。

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