．．．鏡．．．コミュの．．．ヴォイス．．．

弾ける予感がさ
気持ち良すぎて
踊りだしてしまうのさ
リズムが体中を駆け巡り
もう　沸騰してる
血が騒ぐってやつ？
もう　無理
誰にも　止められない
走り出したら　前しか見ない
それだけ　待ちわびていたのさ

ーヴォイスー

聞かせてよ
その響きを
震わせてよ
まだ縮こまっている心に
あんたに手が届く
そう信じさせてよ
勇気が欲しいの
自分と戦う力が欲しいの
この眼に宿したいの

ーヴォイスー

愛の予感
そんなの判らないよ
形が無いからこそ
壊しちゃいけないって
何処からか聴こえるけれど
判らないよ
怖いって気持ちと
守りたいって気持ちの
重さがどちらかに偏れば
答えが見えそう

愛している？
爪先から
指先から
手首から
しなやかな腕から
迸るものは　なぁに？

爪先から
指先から
足首から
答えを出そうと
弾むものは　なぁに？

今はただ　リズムを刻みたくて
迸る音光に委ねたくて
ああ　私は　私を差し出している

浮かんでは
沈み
沈んでは
浮かんで

ー待っているー

弾けたのは　心
飛び出したのも　想い
駆け抜ける前に　捕まえて
私は踊りながら音速を超えて飛ぶよ

ーヴォイスー

響いてくる
胸に　心穴に
響け　もっと激しく　
もっと　強く　強く在りのままに
焦がし溶かして
思考を奪え

欲しいのは　それだけの
強い　想い
求めるから
求めて欲しいと
我欲を出して
委ねるのさ　音に声に

激しく打ちのめせ
強かに　清らかに　醜く
まろやかに

ー私は待っている“ヴォイス”ー