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...鏡...コミュの...虚心...

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誰が認めようか
濡れ衣 乱れ髪
乱雑に 広がりゆく大間
弱震に 縮まりゆく小間
誰が認めようか
薄紫の宵告げ花に見る
忘却との邂逅


要らない 要らない
乗せないで
払いのけても 払いのけても
笑みと共に現るもの
要らない 要らない
ー要らないのー
強く 激しく拒絶する
手渡し 繋渡し 
手毬唄と戯れ遊ぶ
錦の玉は
人ぞを人で在らぬものへと
鬼が生まれるその暇まで
遡る時を刻に
無常を見せつけ
何も無い 
己だけが在る場所へと導く


乗せないで
置かないで
可哀想な在りきし日々の名残
生き物は夢を見る
肉の疲れを癒す為に
心の糧が減るたびに
魂の 限が弱まるたびに
温もりを探す旅に出る
そう 夢の廻間で


聞こえる 聞こえる
懐かしい朧声
山野の木霊に
神樹の齢
季節厭わぬ宴の白音
竜脈が呼応し
風従が触れ
清水が憂い
光陽が賑わう
懐かしいのは
その時のままだから
あれから時が止まり
何もかもが眠りの中に留まっているから


誰が 認めようか
別つも 互いの意志
求めたのは 夢幻
虚心を抱く
抱いて 時に生きた
過の人は 今にいない
まだ 夢幻の中で
朽ち果てた 時の残像の中で
天女が舞う姿に両手を叩いて
過に生き続けるのだろう
私は 時を選び
やがて死する理に従った
過の人達は 信ずるものを失い
死する老け逝く己を良しとせず
抗い続けながら 背きながら
今を反故に続けるのだろう


共に在りし日々さえも
嘯く露の痕
もう 流すものもなく
在るのは毅然と振舞うわが身だけ


手放しでも 通じ合えた日々は 遥か...朽


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