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私の夢は賢くないの
むしろ 愚かなの
でも それでもいいの
望むのは 一つだけ
そう...一つだけ...

羽毛のような柔らかの中で
眠りにつく君よ
永久なれ

朝は目覚めぬ
“今”から先を奪いし後故
愚かなり
我が愚考
されど 迷わん
其が道
狎れの果て

鉄錆
剥がれた本性
音 静か
吐息 優しい
すやすや...
風 あなた
運んできた“動”

変わらない“寂”
あなた
気づけない
それ 仕方がない

身代わり
あのヒトの
身代わり
だから 悩まない
悩まないけれど“寂”

強気は憐れ
下には降れないから
上へ、上へ、ただ這い上がり
もっと強くならなければならないから
同胞だった屍を踏みつけ
涙の代わりに血を流し
睨みつける先は...

ー風が濁りを消して逝くー

まだ目覚めなくていい
傷ついた請負人よ
永久の眠りにつきなさい
朝は もう 来ないから
あなたの 眠りを妨げるものは
全て 私が排除するから
眠りなさい 請負人よ
この現を忘れて
全て忘れて
私も忘れて
その 傷ついた魂を癒しなさい
その為に 私は私を滅する
あなたの記憶から
私を連れ出し
この手で
矛盾だらけのからくりで
私が私を殺す

ー月が見ているー
ー愚かな女だとー
ーそう 告げているー
ー静かな、そう、静かな夜ー

何を躊躇う
もう 後戻りは出来ない
数多の屍を踏み越え
侠気に滲んだ世界を“覇”し
何を、...
何を、まだ“望む”
見よ この眼は開いているのか?
数多の屍は幻か?
この 剣先から流れ逝く
赤い滴は 真ではなく
偽りの赤なのか?
そして、、此処は何処だ?
俺は、誰なんだ?
何故、こんな場所にいる
何故、血を流す
何故、飢えている
何故、戻れない?

ー空が灰色のまま月が見ているー
ー悲しげな、色を湛えてー
ーあれは なんだ?ー

ー月が見ているー
ー憐れな 女だとー
ー真を受け入れられないー
ー愚かな 女だとー
ー月が...“静寂”ー

あなたは夢の中
私は現の世
もう 出会えない
絡めた指だけが
この先の答えを弾き出す

ため息 零して
それでも 外せない
絡めた指
もう 離れないから
そう 約束して
世の約の変わりに
絡めることで
互いを一つにしようとした
その 名残

愚考
憐れ
愚か
侠気

私たちは 一つに結ばれたはずなのに
でも、その心は
永久に 結ばれない
だから あまりにも可哀相だから
あなたを眠りに誘った
そして そのまま
静かな寝息を聴きながら
それさえ 止まるのを待った

やがて 静寂

私の愚かさが 全てを壊し再生した
再生はされたけれど
大切なものは 二度と触れられない遠くへ
遠く、遠く、果てしない遠くへと
流されていった
抜け殻だけを残して
だから 守る
これが 最後だから
絡めた指同士が
まばゆく光る
月の恩恵
約の輪
安寧

見上げた空は 哀しげに
私たちを 見下ろしていた
そして、それでも
私は満足に微笑み返した
傍で眠る男を見やりながら
意識が飛ぶその瞬間まで
見上げた空は 優しすぎた

やがて 重なりあう
鈍い音
そして 訪れる静寂
二人の朝は もう来ない
夜に時を 預けたから
幸せってなんだろう?
苦しい時も
嬉しい時も
悩む時も
落ち込んだ時も
傍にいてくれる 誰かと
手を取り合って
時には一人でも
巡り合う相手を待ちながら
“生きる”ことなのだろうか?

その答えは 判らない
個々にそれぞれの答えがあるから
誰の頭上にも祝福の花を
色とりどりの花を
捧げて 命の輝きを
増しましょう
孤独な魂にならないように
孤独を抱き合う魂にならないように
誘い合う場所を間違えないように

そう、、
“月は嗤う”

命あるものよ
永久を望む“愚”を捨てよ
命はその一瞬に意味があり
また 再生の為の糧となる
愚かさを究ものよ
擬の賢者を知れ
真の愚かを得る為にも
人は人を尊び、蔑み 生きるがいい
その未熟な進化の為に
履き違えるな
己にあう入れ物を

私の夢は賢くないの
むしろ 愚かなの
でも それでもいいの
望むのは 一つだけ
そう...一つだけ...

...endless...



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