ダイオキシン中毒（カネミ油症）コミュの安心で安全な世の中になってほしい

環境化学物質の人体実験が出来ない中、
カネミ油症事件は人体実験だった。
次世代の被害者を追え。
と言うのが10年ほど前の海外の科学者の話だ。
文献にも書かれていると言う。
ダイオキシン被害は世界中で起きているが、
カネミ油症は、
ダイオキシンを人が直接食べたことによる被害であり、
世界初、世界最大の被害である。
当初、カネミ油症被害はすぐにおさまると考えられていた。
しかし、被害が出た翌年に大勢の若い人たちが亡くなった。
１，２年後にはこれは大変なことだ、長引くぞ、
と関係者たちは思ったのだ。
40数年たった今でも被害は深まるばかりで、
まさに関係者たちが危惧してたとおりである。

環境ホルモン入りの日用品もある。
それが河川を汚染していく。
では、人体に影響は無いのだろうか？。
経皮毒は無いと言う者もいるが、
ダイオキシンや水銀は、
毒物を胎盤は通さないと言われていたにもかかわらず、
毒は胎盤を簡単に通過し胎児を汚染した。
とすると皮膚の奥のバリアゾーンはどうだろうか？。
胎盤よりももっと簡単に毒を通過させるのではないだろうか？。
とすれば、日用品に含まれているダイオキシン類は、
皮膚からも簡単に進入するかもしれない。
ダイオキシン類は、
人類を滅亡させるだけの威力があると思う。
世界中がダイオキシン類の洗礼を受けている中、
いったい何人の人間が、
本当に健康な身体で生まれているのだろうか？。
被害の実態を身をもって知っている私は、
考えただけでも空恐ろしくなる。
だからこそ私たちの会であるグリーン・アースは、
二度と私たちのような被害が出ないようにと結成したのである。
ただ、動きは亀より鈍い。
被害者だらけの会では運営するのにかなり無理が出る。
講演活動をもっとしたいのだが・・・。
ボランティアで手伝ってくれる人を、
本腰を入れて探さなくてはならないと思っている。

被害者と一般の方々と手を取り合って行かなければ、
世界からこの猛毒を無くすことは出来ないだろう。

企業はまったく信用できない。
企業が作る製品は危険な毒性が高いものが多く使われている。
企業側は原価を抑えるためにはしかたがないのかもしれないが、
それで消費者が病んでいくのである。
また国の基準は甘く、国民よりも企業優先なのである。
洗剤一つとってもそうである。
昔、酵素入りの洗剤はどんな影響が出るかわからないからと、
消費者団体が勝利し姿を消していったが、
数年前、気づいたらスーパーの棚には酵素入りの洗剤しかなかった。
喉もと過ぎれば熱さもなんとやらの典型的な見本だと思う。
水と油と界面活性剤で作る偽物の生クリームを平気で売っているし、
消費者はもっと賢くならなければ、
これからはもっと大変な事になるだろう。
自分は使ってないから大丈夫。
だが自分だけが大丈夫では駄目だと思う。
これからは皆が大丈夫にならなければいけない。