ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

Hannah Arendtコミュのヤスパースとの往復書簡集について印象を教えて下さい

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
はじめまして。
自分はかつてアーレント「人間の条件」を繰り返し読んだ者です。邦訳の出ている主要著作は一通り読んでいますが、なんといってもダントツは「人間の条件」です。最近はアイヒマン書を読み返そうと思っています。

ところで、自分で読めばいいのに、お恥ずかしい話ですが、邦訳の出たヤスパースとの往復書簡集、どんな感じかお読みになった方、印象をお聞かせいただけないでしょうか。
なにぶん、先に出たハイデガーとの往復書簡集に結構がっかりしてしまったので。あれはやっぱりハイデガーがメインな感じがしました。なにせ期待感がすごく大きかった分ということもあるのでしょうか。…そのせいか、今回は読むのが先延ばしになっています。
なんか非常に荒いトピックの立て方で恐縮ですが、お読みになった方がいらっしゃればお願いします。前に同じようなトピックがあったらごめんなさい。教えて下さればそちらを参照します。

コメント(3)

なかったから作ったレベルの感りん人です。
「往復書簡」、ぼくは読んでいません。
なのでコメントできませんが、まあ、やはり、ハイデガーについてがメインとなってしまうのは予想できますが。

私は専門が憲法学なので、「人間の条件」は思考の足場として、「革命について」を思考の道具としています。
 『往復書簡』とは直接は関係ないのですが、アーレントは、憲法改正や第二次世界大戦を考えるときには外せない思想家のようですね。もうかなり前になりますが、加藤典洋と高橋哲哉がアーレントを媒介にして論争していますね。最近、加藤の『敗戦後論』がちくま学芸文庫で出たので読み始めました。その中の「語り口の問題」ではアーレントが取り上げられています。
 加藤は、日本人が、改憲派も護憲派もあの侵略戦争が無意味だったということを直視していない、つまり、戦後と戦前の断絶を断絶として直視していない点で「公共性」をもたず、歴史形成の主体になりえていないと言います。加藤は、アーレントにおける「公共性」とユダヤ的「共同性」の重層的な関係から示唆を得て、戦後日本が「ねじれ」から外に出る可能性として公共性を論じています。
 また、ヤスパースとの関係では、ヤスパースがイスラエルに希望を見ていたことをアーレントが批判したことについて『往復書簡』に言及した記述があります。
 本題とは言えないのですが、おもしろかったのは、侵略側で戦争を反省しなかったハイデガー=小林秀雄はもちろんのこと、第三者的立場から個人を抽出し戦争を批判する良心的知識人ハーバーマス=高橋哲哉がその意図に反して共同性から出れないのに対して、加藤=アーレントは、共同性を直視するからこそ共同体内の分裂を自覚して公共性に至ることができる、という図式が見えることです。
加藤典洋の『敗戦後論』はちくま学芸文庫ではなくて、ちくま文庫でした。訂正します。申し訳ありません。

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

Hannah Arendt 更新情報

Hannah Arendtのメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング