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Hannah Arendtコミュの『アーレント=マッカーシー書簡集』法政大学出版局

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ハイデガーやヤスパースとの書簡集が最近刊行されましたが、
以前に、メアリー・マッカーシーというあまり日本ではメジャーではない(?)アメリカの女性小説家との書簡集が出ています。
メアリー・マッカーシーの小説はたぶん現在翻訳で手にはいるものはないですが、
早川で出ていた『グループ』は1930年代アメリカの若いインテリ(女性)たちを描いて秀逸です。
で、マッカーシーはたいへん意地悪系のおもしろい人なのですが、
頭の良い意地悪ワルクチ大好き女とその親友のハンナさんとの
対話は、ときとしてとってもブラックで、しかも鋭くて面白いと思いました。
『グループ』ともどもオススメです。
ちなみに、メアリ・マッカーシーは、『フィンランド駅へ』のエドマンド・ウィルソンと結婚していたこともある人です。

コメント(4)

 メアリー・マッカーシーがアーレントととても親しく、アーレントの死語、その遺稿の編纂などに大変尽力した人であることは知っていましたが、小説家としての側面はあまり知りませんでした。
 一度、図書館で検索してみます。

>>マッカーシーはたいへん意地悪系のおもしろい人なのですが、

 この件をネットで調べたら、このメアリーさん、当時、彼女と並んで硬派で著名だったやはり女性の作家ヘルマンについて、あるテレビ番組で、

「ヘルマンの書く文章は、"and" も "the"もぜんぶ嘘よ」

と語り、訴えられたというエピソードもあるようです。

 それはそれとして、このメアリー・マッカーシーさんの尽力により、埋もれていたアーレントの遺稿が読めるのは大変有り難いことです。

 メアリー・マッカーシー(1984年に没)さんに感謝。
 そして、彼女の文学者としての側面を教えてくれた「ろばえもん」さんに感謝。

 <追記> なお、『グループ』は1966年に映画化されているようです。
>ろばえもんさん

 上記の件、ご挨拶もなしでのいきなりの乱入失礼致しました。

 アーレントコミュへのお書き込みと、私のところへお残しになった足跡を辿ってやって参りました。
 
 今後ともよろしくお願い致します。
 それと、ご無事なご**をお祈り致します。
はじめまして、六文銭(すみません、漢字が出てきませんでした)さん
マッカーシーおよび『グループ』については、
小谷野敦『聖母のいない国』で取り上げられており、知りました。
かなりスキャンダルの多かった人のようで、
アーレントとの書簡の中でも、有名人がメタメタにされていて、
噴き出しそうになります。
もちろんそれだけではない知性(&美貌)の持ち主と思いましたが。
翻訳は公立の図書館で、なんとか見つかると思います。
映画『グループ』、蔦屋で借りて見たことがあります。
すばらしい。
名門女子大の仲良しグループのその後の人生を描いた作品ですがフェミニズム的な要素が満載です。
キャンディースバーゲン演じるレズビアンが表面的には非難されている終わり方になっていますが、どうみても肯定されています。非難してる男なんてDVだし。
是非是非、見てください。

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