３か月排便がありません。
３か所の病院で下剤を処方してもらいましたが、効果がありません。
浣腸は一度試したところ、少し出ました。絶食などを試みたほうがよいのでしょうか。
精密検査と食事・運動療法を
通常の食事を摂っていて３か月全く排便がないということは、腸へいそくにでもなっていない限り考え難いので、この女性の場合、満足のできる排便がないということかと思います。
便秘が進行した場合、まず器質性便秘の可能性を考えなければいけません。これは大腸に便の通過を妨げる病気が隠されているために起こる便秘で、この女性の年齢では大腸がんが最も心配な病気です。
大腸の精密検査で器質性便秘が否定されている場合は、大腸の働きが低下して大腸のぜん動運動が弱くなっている可能性があります。便は、消化しきれなかった食べ物のカスなので、排便が少ないからといって絶食したり、食べる量を減らしたりすることは逆効果です。食物繊維を多く含んだ食事を心がけ、腹筋を強化したり、ウォーキングなどの運動を積極的に行ったりして、大腸のぜん動運動を活発にすることが大切です。
３か所の病院で下剤を処方してもらいましたが、効果がありません。
浣腸は一度試したところ、少し出ました。絶食などを試みたほうがよいのでしょうか。
精密検査と食事・運動療法を
通常の食事を摂っていて３か月全く排便がないということは、腸へいそくにでもなっていない限り考え難いので、この女性の場合、満足のできる排便がないということかと思います。
便秘が進行した場合、まず器質性便秘の可能性を考えなければいけません。これは大腸に便の通過を妨げる病気が隠されているために起こる便秘で、この女性の年齢では大腸がんが最も心配な病気です。
大腸の精密検査で器質性便秘が否定されている場合は、大腸の働きが低下して大腸のぜん動運動が弱くなっている可能性があります。便は、消化しきれなかった食べ物のカスなので、排便が少ないからといって絶食したり、食べる量を減らしたりすることは逆効果です。食物繊維を多く含んだ食事を心がけ、腹筋を強化したり、ウォーキングなどの運動を積極的に行ったりして、大腸のぜん動運動を活発にすることが大切です。
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