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快適な排泄ケアを考える会コミュの解消 排尿の悩み 骨盤底筋体操 女性に効果

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手術や服薬に頼らずに、尿漏れの症状を軽くする「骨盤底筋体操」は、尿失禁の予防にも効果があり、各病院で治療に取り入れられている。人知れず尿失禁に悩む女性の負担をやわらげようと、小松市民病院の泌尿器科では、毎月第2木曜日に約1時間の無料講座を開いている。

 「人前でガスが出そうになったら、こう門を締めますね。まさにこれが骨盤底筋体操です」。担当する泌尿器科の中蔵明美看護師が、体操のコツを話す。

 骨盤底筋は恥骨から尾骨の間をはう筋肉で、尿道やこう門、膣(ちつ)を締める役割を果たしている。妊娠や出産、加齢や肥満などで骨盤底筋が緩み、くしゃみなどで腹に力が入った拍子に尿が漏れるのが腹圧性尿失禁だ。

 筋力トレーニングで腕や腹の筋肉を強くするのと同様、骨盤底筋を鍛えることで腹圧性尿失禁などの症状は軽減する。3〜5秒締める体操を1日20分ほど行うと、3か月ほどで効果が出ると言われる。テレビを見ながら、ベッドで横になりながら、人に知られずに出来る。中蔵看護師は「全女性の25%、60歳以上は40%に失禁の経験がある。自分だけだと悩まないでほしい」という。

 特に出産前後は多くの女性が腹圧性尿失禁を経験する。加賀市内の主婦(29)も、8月に長女を出産後、尿漏れに悩むようになった。徐々に症状は軽くなっているが、今もくしゃみをした拍子に下着が少し湿る。「嫌な気分を抱えていたが、講座に参加して悩んでいるのは自分だけでないとわかり安心した」と体操に取り組んでいる。

 ただ、女性の排尿の悩みには、急に尿意をもよおしトイレまで間に合わない「切迫性尿失禁」、膀胱(ぼうこう)などが膣口からピンポン球状に飛び出し、頻尿などの障害が出る「骨盤内臓器脱」など様々な形態、症状の軽重があり、体操が万能なわけではない。

 しかし、体操が効かない場合も、多くは服薬や短時間の手術で対処出来る。

 金沢大病院・泌尿器科の成本一隆医師は「骨盤内臓器脱を放置している人も多いが、腎臓の機能に障害を与えることもある。排尿の悩みは解消出来るので、ためらわず受診してほしい」と話している。

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