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核燃料サイクルコミュの核の井戸端

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雑談しましょう。
他で忙しいとすぐに放置プレイになっちゃう管理人なので、軽い話から提案、叱咤激励なんでもどうぞ。

コメント(76)



34 2009年09月03日 23:36 チャンドラさん

亀レスすいません。

2009年9月3日 20時22分
原発の40年超運転を認可 全国初、原電敦賀1号機

・・・

これ、交付金の関係で、敦賀3・4号増設できないのが理由っぽいです。
ご近所美浜も老朽化ですよね。こわすぎです。

ところで、話違いますが、

IAEAのコミュあるんですが、管理人さんが留守みたいなんで、アタシが僭越ながら作ってみました。トピ立て自由にしてあるので、どうぞご参加下さい。
http://mixi.jp/view_community.pl?id=5038287
> 肴ちゃん☆被曝削減さん

入りました。よろしくです。バイタリティありますね。
このコミュ死んでてごめんなさい。ここもよろしく。

俺ははらたさんの書き込みに気付いてたのかどうか覚えがない。
重ね重ねごめんんなさい。がんばって行きます。
38 2010年05月21日 02:01 sticky4U さん

コミュ参加ありがとうございます〜。
国際的なことってホントわかんないので、どうぞ宜しくお願いします。
(無理しない程度で♪)

トピ書き込みはたまに上がってこないときがあるので、それで気がつかなかったのでは。
MOX燃料工場建設延期だってさ。
耐震基準が何とか?

携帯だとニュースが貼れない泣き顔
ありがとうございます。これですね。結局でも、耐震基準OKになったんですね。
いいのかなぁ・・。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100521-00000007-fsi-bus_all


MOX工場着工、10月に延期 日本原燃
5月22日8時15分配信 フジサンケイ ビジネスアイ

 青森県六ケ所村に計画中のプルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料加工工場について、日本原燃は21日、着工時期を予定の今月から5カ月遅れの10月に延期することを決め、工事計画を国に届け出た。2015年6月を予定していた完成も9カ月遅れの16年3月とした。着工は4回目、完成は3回目の延期。

 原燃は同日、MOX工場の建屋や設備の一部について、工事方法の認可も申請した。

 着工の遅れは、国による事業許可の審査の過程で、耐震安全性の審査に時間がかかったことや、この日出した工事方法の認可審査に時間がかかるのが理由。10月に着工しても掘削工事ができない冬を迎えることから、工事期間も当初予定より延びると見込んでいる。

 MOX工場は、隣接する使用済み核燃料再処理工場で取り出したMOX粉末からプルサーマル用の燃料を製造する国内初の施設で、建設費は約1900億円。今月13日に国の事業許可を得た。
一日遅れで再起動したみたいですね。でも内容は相変わらずボロボロな感じがする。
3台のうち2台、5ヶ所のうち4ヶ所、あわわわわげっそり

http://www.47news.jp/CN/201005/CN2010052301000309.html
1日遅れでもんじゅ再起動 故障検出器の調査が難航

 日本原子力研究開発機構は23日、機器の点検のため停止していた高速増殖炉原型炉もんじゅ(福井県敦賀市)を再起動した。故障した検出器の原因調査が難航したほか、炉心の反応度をみる計器の一部に不具合が発生。当初の計画から1日遅れたが、「全体の試験工程に影響はない」としている。

 原子力機構によると、23日午後6時前、核分裂を抑制する制御棒を引き抜いて原子炉を起動させた。当初は22日午前の再起動を目指したが、燃料漏れ検出器3台のうち故障した2台の原因調査が長引いた。

 また22日午後8時ごろ、炉心の反応度をみるための計器で、5カ所ある信号入力部のうち4カ所で入力ができないことが分かった。同機構は修理を試みたが復旧せず、残る1カ所で対応するという。

 ほかにも23日、配管が破損した時に使う容器で、酸素濃度の異常を示す警報が19日に続いて鳴動。今回も一時的な誤警報とみられ、安全や運転に影響はないとしている。

2010/05/23 20:14 【共同通信】
このトピックは是非読んでみてください。
私と機構とは関係ないがエンジニアだと言う方とのやり取りです。
きっとまだしばらく続きます。
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=53149128
上記トピック
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=53149128
反原子力に反対する会 トピック
共通認識を作りたい(原子力推進と反対)

何故かちょこっと途切れました。週末だからか?
俺はいつまででも待ちます。そして消えたらアップしちゃう。
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=53149128

なかなか素晴らしい議論ですね。(いや、ホント)

全部読んでないですが、ちょっとづつ読みます。
確かにまぁ、核ゴミを減らす研究は必要だとは思うのですが、それなら、ブランケットは外すべきだと思うし、もんじゅみたいに発電の必要はないと思う。水と接触する部分が最もヤバイわけですから。

高速炉とか加速器で半減期を短くするみたいなのは、技術的には可能かもしれませんが、今のやり方では量が扱えず、お金がかかりすぎるので、理論から構築しないととか言う話が確か、原子力機構だったか、理研の冊子に書いてあったと思います。理論からですよ。理論から。呑気にするのもいい加減にしろって感じ。


ちょっと前の07年のですが、フランスの核燃料サイクルの記事があったのでちょっとここに置かせてください。
http://www.mutsu-ogawara.or.jp/jouhou/2007_kaigai.pdf
> 肴ちゃん☆被曝削減さん

私も勉強になります。tamu kenさんは乱暴なことは言わないし、対話する価値を感じます。
でもおっしゃる通りに呑ん気なのが核業界ですね。
実はここ数十年ほとんど進んでいない。机上の理論を実証できないでいるのが核業界です。
技術に期待するのはいいんですよ。研究開発も大いにやってもらいたい。
でも国民の経済を大きく削るのは許容できない。
今は先が見えてる訳ではなくてほぼ惰性で進んでいると判断してます。
先が見えないならば停止せよが私の意見ですね。
リンク役に立ってますか。ありがとうございます♪

最近思うんですが、そんなに研究したいんだったら、研究者のヒトも、ちゃんと予算くれと主張して欲しいんですよね。俺たちが研究したいからウンコみたいな軍事費削れと。

それぐらいやって平和利用なんだって言うなら認めるけど、だまだまと政府の言いなりになってて、どうせ素人はわかりゃしないんだろうみたいな不貞腐れた子供みたいな態度で自分だけは頭いいと思ってるというね。オタクみたいな人間に自分らの命委ねるのは本当にアタシはイヤなんですよ。

誇りを持って研究開発をするのはかまわないけど、自分達が失敗したらどうなるのかという危険性みたいなもの、ヒトに迷惑かけるという自覚と緊張感。そこを自覚してもらいたいわけなんです。
イエローフェーズ問題と、東海のガラス固化についての日記かきましたんで。
リンクさせてください。

東海はまぁ、去年ちょっと使ってるみたいですね。MOXの再処理についての情報はその後全然ありません。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1528131056&owner_id=110966
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1528126237&owner_id=110966

三菱重工だか、マテリアルだかのHPでガラス固化はウランガラスみたいに閉じ込めるんだみたいに言ってんですけどね。

ウランガラスは全体の1〜2パーセントぐらい混ぜ込むらしいんですけど、

100万kW原子力発電所から、年間約30トンの使用済核燃料が出され、これから約15立方メートルの高レベル放射性廃液を生じ、ガラス固化すると110リットルキャニスターで約30本
http://jstore.jst.go.jp/cgi-bin/patent/advanced/detail.cgi?pat_id=13101


だそうで、で、一本はどう言う感じかというと、
ガラスが110ℓ
質量300kgってことで、何割廃液かわかんないけど、
そのうちのガラス固化体重量の0.1%http://homepage3.nifty.com/ksueda/waste0809.html

ってことなので、300gがイエローフェイズってことですよね。
で、廃液は25%だそうで、そこにイエローフェイズが含まれるかどうかわかんないですが、全体で75kgが廃液か。そんな食器みたいな小さなものと違って物凄い攪拌できないといけないもんだと思いますけど、あの棒の曲がりっぷりからいくと、そんなに上手くできないような気がするし。


ちなみに、この廃液75パーセントって言うのはこのリンク
http://jstore.jst.go.jp/image/patent/PDFpub/12/0/12015jpa_1996233993_0000.pdf

技術特許が平成8年です。これってやってんのかなぁ。
きちっと全文みてないですが、これがうまくいってるくらいなら、08年にイエローフェーズ問題なんか起きてないってことですよね。

一般的にガラス原料約75%(重量%、以下同
じ)に対して廃棄物約25%とされており、本来ガラス
固化されるべき核分裂生成物などの廃棄物成分より、ガ
ラス原料の方が約3倍も多い量でガラス固化体に含有さ
れている。その理由は、ガラス原料の割合を低くして廃
棄物含有率を増加させると、Moを主成分とするイエロ
ーフェーズと呼ばれる水溶性の析出物が固化ガラス中に
析出する現象(相分離)が起こり、固化ガラスの核種閉
じ込め性能を著しく低下させてしまうからである。ま
た、廃棄物に含まれる核分裂生成物は崩壊に伴い自己発
熱しているので、ガラス固化体中の廃棄物含有率を増加
させるとガラス固化体の中心部の温度が上昇し、固化ガ
ラスの性質を変えてしまうことも、ガラス固化体中の廃
棄物含有率を増加できない理由となっている。
【0006】しかしながら、ガラス固化体の高減容化を
図るためには、ガラス固化体中の廃棄物含有率を従来の
約25%よりも高めた場合でも、イエローフェーズの析
出がなく、従来の固化ガラスと同等の浸出率を保持する
ことができる高レベル廃液のガラス固化処理方法の開発
が望まれるところである。
【0007】そこでこの発明は、ガラス固化体中の廃棄
物含有率を従来の25%より増加させた場合でも、イエ
ローフェーズの析出がなく、従来の固化ガラスと同等の
浸出率を保持できるガラス固化体を作製できる方法を提
供することを目的としてなされたものである。



> 肴ちゃん☆被曝削減さん

ごめんなさい。気が付いていませんでした。
これから読みますけど読みごたえがあるからちょっと待ってね。
原子力政策大綱見直しについてのイベントとパブコメ出しがありますが、宜しかったら意見出しだけでも宜しくお願いします。

締め切りは9月21日です。
http://www.aec.go.jp/jicst/NC/senmon/seisaku/bosyu/100727/bosyu100727.htm
> 肴ちゃん☆被曝削減さん

情報ありがとうございます。ここ辺のリンクですかね?
http://www.aec.go.jp/jicst/NC/tyoki/tyoki_minaoshi.htm
http://www.aec.go.jp/jicst/NC/senmon/seisaku/bosyu/100918/bosyu100918.htm
原子力委員会
 「原子力政策大綱(平成17年10月策定)」の見直しの必要性について
ご意見を聴く会 in 東京 の開催について

良く読んで考えておきます。
宜しく。意見出しは21日締め切りなんですが、意見を聞く会の参加申し込みは今日までです。
核発電は環境に悪いと核大好きななすさんが言い出した目
http://mixi.jp/view_bbs.pl?guid=ON&id=55909335&comm_id=114793
>>419辺り
おはようございます。
面白いですね。

ちなみにそれって、上のコメントの温排水の件に対するレスで、反原発人がそう言うんだからってことになってますが、ヒートアイランド現象に関しての定義はわかりませんが、原発の温排水に関しては他の温排水と同様、規制の対象になっています。

これの根拠となるHPを探してみようと思ったんですが、ちょっと資料が古いんですが、「熱汚染」なる言葉が出てきたので興味深いと思いましたのであげます。

温排水問題に関する中間報告
昭和50年1月
中央公害対策審議会水質部会
特殊問題専門委員会温排水分科会
http://www.aec.go.jp/jicst/NC/about/ugoki/geppou/V21/N01/197614V21N01.html
自然環境における熱汚染はエネルギー使用の増大に伴って、大規模、かつ、複雑化しており、国際的にも大きな環境問題となっている。

 温排水は、熱汚染の一つであり、その放熱量の増大に伴って、環境汚染として大きくクローズアップされてきた。

 環境庁は、中央公害対策審議会水質部会に付託し、温排水問題の考え方、温排水拡散の予測、熱以外の要因も含めた温排水の水生生物、その他環境に与える影響、規制の考え方等について検討を重ねてきた。温排水分科会における検討結果を要約すれば、
 「現在までのところ、温排水の排水実態、温排水の拡散の予測、温排水の排出に伴う地先水域の生物相の変化等について、ある程度の知見が得られているものの、温排水の規制基準を最終的に設定するためには、更に必要な調査研究を続けなければならない。」
ということである。

 しかし、原子力発電所の建設推進等、温排水として放出される熱量は、今後著しく増大することが予想されるため、これを現状のまま放置することは好ましいことでなく、これらについて適切な措置をとることが緊要であると考えられる。

 従って、温排水分科会としては、当面大量の温排水が排出されるような場合に、その排出が地先水域の環境あるいは漁業等が重大な影響を与えることのないよう暫定的な指針を示すとともに、更に引き続き調査研究を行うべき事項等、今後進めるべき方向を明らかにするため本中間報告を取りまとめた。

以下リンク先へ。
今日行ってきたんですが、ホントアタシはダメダメだなあと自分をのろいましたけど、推進派のおじさんたちの顔を見れたのは良かったです。結構落ち着きない人多かったのが気になりました(笑


報告は日記やコミュにあげたので、見ていただいてるとは思いますが、一応リンクはっておきます。
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=56141914&comment_count=6&comm_id=2462654


一人委員で可愛い人がいました。可愛いからずっと見てたんですが
何者だろうなぁ。

推進でも見直し案は出ていました。見直しで進むんじゃないでしょうか。
マイナーチェンジだとは思うんですが。
非常に長らく放置しちゃって、福島の事故があってもあいかわらず放置しちゃってて、
どうもごめんんさいです。

仏国で大統領が替わりますね。社会党政権になります。
原子力政策は縮小が公約だそうです。

仏国の核燃料サイクルはどうなるでしょうか?
私は再処理路線からの撤退が有り得ると考えています。

世界でも民生用のプルトニウム分離(再処理)を行っているのは、仏国だけです。
http://fissilematerials.org/facilities/plutonium_separation.html
ご存知だと思いますが、前年はアレバ社が巨額の赤字を計上しました。
日本にいまいちな浄化装置を売付けても大赤字でした。

高速炉から撤退してる仏国には、再処理事業の必然性は既にないのです。
MOX加工は不経済であることが明らかになっています。
何よりも廃棄物問題を複雑に困難に長期化します。
海外からの受註もできない環境になりました。
おそらくは再処理事業からは撤退すると思われますよ。

仮にそうなれば日本へのインパクトは大きいでしょう。
民生用のプルトニウム分離を目論んでいるのが世界中で日本だけとなります。
おそらくは許されない環境になるのではないですか?
許されてもにっちもさっちもできてないんだけどね。


日本の原子力村があまりにもバカなので国際社会の圧力に因って、
日本の核燃料サイクルが停止されることを願っています。
はじめまして。
菅さんファンで 3.11 前までは 原発には 賛成でも 反対でも なかった。 人間です。
3.11後は 脱原発を 唱えています。

脱原発の人は デモをしよう または 節電しよう  または 余裕があるなら 太陽光を設置しよう  などと 考え 行動しています。

脱原発が 民主で 進まないのは 核燃料の処理について 青森との 絡みで 脱原発が 閣議決定されなかった  という 事実に 基づき
私なりに 考えて

 核燃料の 汚物を 各自治体で 分割して 保有し 脱原発を すすめる という 考えに 至っています。

東京23区を 含めて 全市町村で 分割保有する という 案です。


現在は 脱原発を 叫んでも 廃棄物処理が できず 青森に 集中保存しています。 これを なくすることから 議論しなければ 脱原発には すすまない と 思っています。
各地方自治体 で 分割保有し( 電力需要による比率で) そこに 売買を 絡ませますと 地方の活性化にも つながります。
そこで 質問ですが 
 分散して 保有すれば どんな 問題が 発生するでしょうか?
1 安全管理の問題
2 費用対効果の 問題
など  いろいろ 考えられますが
皆さんの ご意見を よろしく お願いします。

実現可能な方策を 見出したいのですが。

>>[58]

初めまして、どうもご参加ありがとうございます。
世の中が3.11以降はてんてこ舞いになってる中ですっかりこのコミュを放置してしまっていて申し訳ありません。
書き込みも今日気が付きました。ごめんなさいね。


ご提言は民主党馬淵議員が中心で立ち上がったBE3研究会の提言と非常に似ています。
http://nuclear-backend.org/
原子力バックエンド・環境・エネルギー経済研究会(旧バックエンド問題研究会)

この研究会は発足当初は大きく期待もしたのですが、エネルギー戦略にもあまり生かされた様子もなく、参加議員の多くが引退または落選しましたので、霧消してしまうかも知れません。とにかくあまり能動的な動きが観られないのです。半年以上放置が続いているんじゃないかな?少なくともweb上の発表ではね。

それは置いておきまして、核燃料サイクルについては、自民党が政権を復権して民主党で遠い先だが2030年代に原発ゼロの流れが引き戻されると心配なさっている方もいると思います。
はっきり言ってまったく心配には及びません。核燃料サイクル政策は停止されます。

日本国は核燃料サイクル政策から撤退します。

私には100%の確信があります。今後なおも推進することはまったく不可能になりました。
はっきりと政策として撤退を表明するのはまだ先になることと思われますが、それは青森県他様々な立地自治体との調整、法整備の問題、各組織の改組改編、等々がそれなりの道筋を見出せないとならないことと、やはり利権保持者達がそれなりの抵抗をするでしょうから調整に時間が掛かるからだと思います。しかしながら核燃料サイクル政策からの撤退は不可避であり100%です。

何故確実と言えるか?と言うと、学術会議の提言、原子力委員会の内容の変化、規制委員会の姿勢、それらをつぶさに見て行けば既に不可逆な脱原発または減原発の方向に動いています。
核発電所の再稼働は限定的には行われるかも知れませんが、核燃料サイクルはまったく必要性がなくなり撤退以外の道筋は有り得ないからです。
ご提言の分散して使用済み核燃料を保管する案ですが、BE3研究会がその提言をした後で休眠情態になったのは偶然なのかどうかは知りませんが、私は実現性が乏しいと考えています。
各地何処でも非常に激しい反対、抵抗に遭うでしょうから、計画を立てたところでまったく進展しないことにもなりかねません。
福島県の除染廃棄物でさえまったくスムーズに行く様子は見られません。ガレキの処理も多くの地域で激しい反対が起こっています。

除染廃棄物やガレキに比較しても遥かに毒性が高くしかも超長期間の中間貯蔵が必要です。
最終処分地ではなく中間貯蔵施設の立地も非常に困難なんです。

そして各都道府県に分散することは不公平感をなくす意味でお考えだと思いますが、各都道府県もそれなりに広いのです。その中で一部の地域が消滅させられる。そして核発電所の様には雇用も産み出しません。
それは地域の格差を拡大してより一層の不公平感を各地域に分散して、結局は増やすことになるのではないでしょうか?過疎地に核発電所を押し付けてきた今までの核政策を分散してさらに増やすことに近いと思います。
核廃棄物、しかも高レベル放射性廃棄物を受け容れるということは、地域が消滅するに等しいと言えることです。少なくとも半径5キロ程度は放射線管理区域となると見ていいのではないかな?一般人が普通に居住できる土地ではなくなると言うことです。

私の考えでは分散保管は難しいと考えています。実現性がまったく見通せない。


ならばどうするか?ですが、私なりの考えでは、各地の核発電所の敷地内に中間貯蔵施設を建設して100年超の猶予期間を確保するのが現実的だと考えます。核発電所は停止しても今後は長い期間の廃炉作業が残ります。当然敷地内は管理区域です。周辺も管理区域です。常にモニタリングされています。
ですからその中に中間貯蔵施設を建設して猶予期間を確保するのが最も現実的だと考えています。

そして最終処分ですが、日本列島は概ね人口密度も高く国土もそれほど広大ではありません。
日本列島の陸地内では無理だとあきらめるのが現実的な選択だと考えます。
日本国政府はモンゴルに一時打診したとの報道があります。おそらくは事実でしょう。ロシアも核廃棄物の受け容れで外貨を稼ぐ道を模索しています。現状は国際条約においてその様なことは許されていません。外国に処分を依頼することは国際法に違反することになります。
しかしながら国際法は時代の変遷に応じて変わります。もしかすると将来的には外国の安定した土地での処分が可能になるかも知れません。

それが一つ。

また日本列島は国土はそれほど広くはありませんが、排他的な経済水域は非常に広い世界有数の国家です。十分に居住地域からは遠隔でしかも漁場ではない、その上地殻変動の可能性も少ない。そんな場所が日本のEEZ内にはきっとあるでしょう。太平洋側の海溝の近くではとても無理でしょうけど日本海側等々では可能性はあるのではないかな?
そんな場所が確認できれば、数百メートルであっても千メートル超であっても埋立てて、地層処分すればいいのではないかな?予算がどれほど必要なのかはわかりませんけどね。

それが二つ目です。

国内の陸地は多くの場所で居住者がいるし、山林であっても源泉であり多くの恵みをもたらしているのです。日本列島内での最終処分は無理でしょう。
他の腹案は今のところありません。よろしくご考慮お願いします。
60さんへ > 丁寧な お答えありがとう ございます。 当方 書き込みのあと PCの調子が 悪く 書き込みも できず。 やっと  クッキーが 悪いと 判り やっと 書き込めます。

私の 提案は 地域エゴの 解消 と 地方経済の 活性化に 核廃棄物を 利用しよう ということが 基本です。

3.11以前は 私は 原発推進派 とは 言わないまでも 容認していました。 でも 3.11後は 脱原発です。

60さんの 言うように 現在の施設に 処理施設を 作ることも 一案です。  しかし これは 彼らが 納得するでしょうか。
地域エゴ的な 感情的反対論 が でてくると 思います。
その一端が 青森では でています。 民主政権が 脱原発に 今ひとつ 突っ込めなかったのは 青森が 原因だと マスコミでは 言われています。

日本全国全体が 処理施設候補であれば あとは 住民が 考え 決定 行動するでしょう。

過疎地域では 施設を作って 大都市から お金をもらい  住民税0 や 高福祉を うたい文句にも できるかも しれません。
また 地下に 施設を作ることには 反対です。 目に見えるところで 公に 誰もが 安心 安全を 確認できる 状態で 保有することが ベスト だと 思っています。

また 各地で 保存することにより 施設は 大規模に ならないのも 有利な点でも ありますし
また それを 管理する人  いわゆる 見張る人も 必要です。 働く人の 創出にも 役立ちます。

各地に つくり 電力需要に比例して 相応の費用分担と なれば 節電意識や 自然エネルギーでの 電力にも つながるでしょう。

>>[61]

地域エゴとは漠然とはわかるのですが、立地自治体への補助金の維持とか、または他所はいいけど自分のところはとにかく反対と言うエゴでしょうか?エゴとは利己主義ですよね?
地域エゴの解消とはすべての地域をできるだけ平均化して不公平感をなくすと言う意味でしょうか?

取りあえずそうお考えとして捉えさせていただきます。


核廃棄物、その中でもとりわけ高レベル放射性廃棄物の処分場用地の確保は核発電施設の立地よりも遥かに難しいと断じてかまわないでしょう。事実として今までNUMOが取り組んできましたがまったく進む気配がありません。高知県の東洋町は文献調査に名乗りを上げようとした段階で頓挫して町長はリコールされました。他には調査への名乗りはまったくありません。去年、学術会議が上げた報告では、そもそも受け入れられる可能性がほぼないものを、既にあるからと言う理由で予算を注ぎ込むのは無理があるし無駄遣い。どうして現在こうなってしまっているのか?今後はどうする方針なのか?何も決まらないままに総量を増やして行くのは如何なものか?等々の提言が為されました。根本的な政策の間違いであるとして、学術会議と原子力委員会で新たな枠組を協議中ですね。

感情的な反対論も論理的と思える反対論も大差はありません。理論武装しているだけとも言えます。それは私の考えですがね。
最終処分場の受け入れは地域の死滅を意味すると言っても過言ではない。発電施設や再処理施設とは違うのです。限定的な地域に厳重な警備体制ができるだけで、地域経済の活性化には繋がるとは思えません。
安定した地盤があると考えられる欧米でも一部の北欧地域以外ではまったく進んでいない状況です。日本は世界有数の地殻変動が盛んな列島ですから、遥かに適地の選定は困難でしょう。
そして地層処分は未だに概念でしかなく実際に環境との隔離が長期間成功するかは未知の段階です。難しいとの説もあります。可能だとの説もありますがいずれも何の保証もありませんし、どちらの説が正しいかがわかるのは数世代先の話です。
現状の処分法の概念の成熟度と信頼度からは、日本国内ではおそらくどの地域も最終処分地の受け入れはしないだろう。私はそう考えています。
>>[61]

そんな訳で最終処分地は棚上げして、長期の中間貯蔵施設の受け入れの可能性について。

今現在は各地の核発電設備で事実上の中間貯蔵を行っています。使用済燃料プールがそれに当たります。再処理施設の青森県でも中間貯蔵を行っています。そして同じく青森県では新しくむつ市に乾式の中間貯蔵施設が本年内に使用開始の計画になっています。いずれも中間貯蔵との位置付けであり最終処分地ではありません。50年〜100年、MOX燃料の使用済であれば300年〜500年の長期に亙ると予想されます。
問題は何処の地域も超長期の中間貯蔵を受け入れたと言う訳ではなく、現実に実質的にそうなってしまっているのが現状です。

米国では乾式の中間貯蔵施設が既にいくつもできていて日本もそれに倣うしか方法はないだろうとの見方が概ね妥当だと思います。しかしながらそれでもハードルは非常に高い。あの様な巨大な墓石群の様な施設が地域の活性化を呼ぶとお思いですか?無理だと思いますよ。
乾式貯蔵施設からの放射線は別に大したことはありませんが、確実に自然放射線よりは高くなり今の福島の除染目標値よりも高くなります。今の目標値は1mSv/年ですね。目標値がバカげてるとも言えますがそれが政府の立てた目標値の様です。

乾式の貯蔵施設はむつ市の場合には米国の様に屋外の雨曝しではなくて、それなりの立派な建屋内に納めることになっています。他には計画もありませんからどの様な使用になるかは不明です。
いずれにしても地域の活性化には程遠い施設と必要人員数だと予測します。警備以外はほとんど要りませんからね。
乾式のいいところは電源が不要だと言うことです。電源喪失を心配しなくても済む。喩え震災で乾式キャスクがこけても安全性は保たれるでしょう。爆撃でもされなければ安全性は確保できると見ていいと思います。でもそれはますます地域活性化には繋がらないことを意味します。

参考url
http://www.connyankee.com/html/fuel_storage.html

http://discipline.longnow.org/DISCIPLINE_footnotes/Dry_cask.htmlhttp://discipline.longnow.org/DISCIPLINE_footnotes/Dry_cask.html

http://www.iaea.org/OurWork/ST/NE/NEFW/Technical_Areas/NFC/spent-fuel-management-02-tasks.html
そして乾式貯蔵施設、要するに超長期の貯蔵施設の受け入れに関してですがそれもハードルが高いでしょう。日本国全体と言いましても各都道府県はそれなりに広い。それらの一部地域が死滅していいのか?死滅は言い過ぎかも知れませんがそれに近い状況が予想できると思います。
乾式貯蔵施設の近隣に一般人が居住を続けるとは考えにくいのです。

そして各所の核発電所では今後どのくらい稼働をするのかは未知ですが確実に廃炉作業が必要になります。廃炉作業も最終処分地が決まらないとその場に保管して管理する必要があります。日本では新型転換炉ふげんで廃炉をしましたが、すべてはその場に取り置かれています。完了はしていません。完了できないのです。東海第一も同様ですし進めてもいない様子です。

要するに最終処分地が決定するまでの数十年間は核発電所は廃炉作業を続けて終わらせることができないのです。敷地内は当然に放射線管理区域です。乾式の中間貯蔵施設を併設したとしても管理体制には大きな増強は要らないでしょう。

それらをすべて俯瞰してみると、最終処分地が決まるまでの数十年間は核発電所施設内で中間貯蔵施設を併設して管理するのが、もっとも抵抗感がないし現実的だと思うのです。

最終処分地は日本列島内では決まらないと見ています。何処にも適地はない。何処も立候補はしない。ほぼ永遠に近い中間貯蔵になると見込んでいいのではないかな。
そして>>60のレスで書いた様な「安定した国外の地域」または「EEZ内の埋立て施設」が国際法上も技術的にも可能になるのを待つしか、最終処分は不可能と見るのが正しいと思います。

参考url
http://www.city.mutsu.lg.jp/index.cfm/15,1312,30,226,html

http://medicallaw.exblog.jp/18064024/

http://www5a.biglobe.ne.jp/~genkoku/chukan-mokuji.htm
大変説得力もあり 納得できる返信ありがとうございます。また このランへの書き込みがPCでやりづらい環境ですので また書き込みます ありがとうございました。このぶんで5ふんかかりました。
日本の取るべき道筋に参考となる独国の例 「乾式貯蔵先進国」ドイツ──故高木仁三郎氏のメッセージ 乾式貯蔵が中間貯蔵のもっともよい選択肢 中間貯蔵能力不足を理由に再処理を選択するのは賢明ではない http://kakujoho.net/npp/drycsk.html

中間貯蔵を乾式にしても廃棄物問題はまったく解決ではありません。あくまでも暫定的です。それでも>>冷却が技術的装置の機能あるいはヒトの信頼性に依拠しない<<これは大きな優位性があります。水冷は危険度が遥かに高いし常に震災等々が心配です。。

民主の馬淵議員が立ち上げて尻切れトンボぽいBE3研究会は各都道府県での分散貯蔵を提言しましたが実現にはハードルが高すぎる。独国では核発電所敷地内での乾式貯蔵をしています。日本もその方が現実的です。


私は独国の乾式貯蔵の方針には無知でしたが、日本が取り得る現実的な方策として挙げてきたことが独国では既に進められていました。
核情報サイトはとても参考になります。http://kakujoho.net/
原子力資料情報室(CNIC)と共に常にチェックしておくべきだと思います。
66さんへ > さすらいのピアニストです。あなたのいう ドイツ方式で良いのではありませんか。 そして 問題は場所の選定です。現在の 原発立地場所 だけでは 負担が 特定地域に かかりすぎます。 米軍を沖縄に 依拠しているのと 同じ構図です。
ここは 日本全国に 候補地を 広げ 各自治体に 選択を まかせる のが ベターだと 思います。
もちろん 大都市は 拒否するでしょう。そのときは 他の設置自治体に 廃棄物の保有を お願いしなければなりません。そこで 浮上するのが 売買権を認めるのです。
過疎自治体は 大都市から 金をもらって 保有します。当然、税収が アップしますので それで「 満足できる介護の村 町」として 売り出すことも できるでしょう。
コンクリートの厚みを 素人ながら 1m いや 2m と すれば いや 10m でもすれば あなたのいう 乾式でも 可能では ないでしょうか。
   また 警備の必要がでます。 これで 新たな雇用も生まれるでしょう。
MIXI が 調子が悪いので ワードで 書き込み コピーしました。
>>[67]

私は59,60 のレスで候補地を広げるのは難しい、非現実的だと書きました。
取引はあってもいいですが形骸化して無意味になるのでは?と思います。如何なる自治体も廃棄物を受け容れることは困難を極めるでしょう。不可能な可能性の方がずっと高い。
不公平だろうが特定地域への負担だろうが現実的には暫定的な保管は核発電所敷地内にならざるを得ないだろうと言う私の見解です。
確実に廃炉に向かうに当たっては相当の期間と労力を必要とするのです。放射線管理区域であり続けるのです。
おそらくは廃炉作業は半世紀以上はかかります。解体核廃棄物の搬出場所が決まらなければ永遠に終わりません。その間に使用済核燃料の乾式貯蔵を併設しても大差はないのです。

独国はそうした措置をしながら最終処分地を模索しているのです。
暫定保管は核発電所立地地だけです。

お解りいただけましたか?
返信ありがとう ございます。 多分 多くの自治体は反対するでしょう。だから 法律で 消費電力に比例して 各自治体で 核廃棄物の保有を 義務付ける のです。
半ば 強制的に 押し付けます。 同時に 売買権を 発生させます。 同時に 期限も限定します。 保有を 放置すれば ペナルティーが 発生するシステムです。
これにより 各地に 原発廃棄物の保有施設の 建設ラッシュが 興るでしょう。
デフレ脱却 景気回復の 一助になるはずですし  また 新規雇用も発生するでしょう。
>>[69]

どうやらお解りいただけていない様ですね。
強制的に義務付けることは政治的に実現可能性は低いと見ていますよ。
そして中間貯蔵施設では地域活性や雇用は多くは期待できません。
廃村に向かうのです。

とんでもなくハードルが高い政治的課題です。
提案はとてもいいことですしそれなりの評価もしますが、馬淵議員等が立ち上げたBE3研究会がまるで進展しないことからも、同様の提案はやはり難しいんだろうなと思わざるを得ません。
もんじゅに停止命令が出るらしい。

でも現実にとっくに停まってて動く見込みもないものに停止命令の意味は大きくない。
核燃サイクル政策をはっきりと撤回するかどうかはまだわかりません。

私の見込みでは明確に撤回をするのは年内には難しいのでは?
それでももんじゅはもちろん、六ヶ所も動くことはないでしょうね。
このままやがて核燃サイクル政策からは撤退することになります。
>>[71] もんじゅ停止は原子力規制委員会のポーズに過ぎないと思います。又選挙終わったらどういった形かわかりませんがやるんじゃないですかね。組織としてはやると言っています。

松浦原子力機構新理事長、もんじゅ「運転再開が当然」
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGG0300M_T00C13A6EB1000/

今行われている報道は、予算出しの駆け引きになっているのでは?と思ってるのですが。
>>[72]

確かに注視して行かなければなりませんし、どうなるかは断定できる段階ではありません。
それでも私は「動かす」がポーズだと見ています。
核燃サイクル撤回の政策変更のインパクトは業界としてはあまりにも大きいので、多方面での調整も善後策も必要なので公表できないと評価しています。

六ヶ所村再処理工場の活断層の話しもありますが、どうしても仕方がないから政策変更する。要するに失政を認める訳ではない形での幕引きを考えているのではないかな。

あくまでも推測の域を出ませんが、実質的に稼働再開できる見込みも国際社会に向けての合理的な理由もありませんから。

核問題は国内向けと国際社会向けとでアナウンスがかなり異なる面があります。国内マスコミは信用できません。
日本国内だけの問題ではないし、日本の独り善がりでは国際社会は押し切れません。

核燃料サイクルからの撤退は比較的楽観視しています。もちろん警戒と注視は欠かせませんけどね。
撤退のあとがまた大変で気が遠くなりますけどね。
ご無沙汰してます。もんじゅ廃炉濃厚になってきました?

年末に正式決定とか言ってるってことはまだ何かあるかな。 --- <もんじゅ>廃炉、年末に正式決定 閣僚会議、21日了承へ (毎日新聞 - 09月21日 06:31) http://mixi.at/aeRwPQ0

大間フルMOX炉の稼働も企んでいそうな気配がしますが。
>>[74]

お久しぶりです。
もんじゅ廃炉の報道ですがどうせ動かしたくても無理な炉でしたから表面上は大きな意味はないと捉えています。核燃サイクルは維持するとのことですので大きな政策決定ではありません。もうどうにもならない古い炉を今後は再稼動を目指すことはやめる。それだけです。廃炉なんて政策的に決めても実際の廃炉作業(解体等々)には半世紀程度は取り掛かることもできません。困ったもんです。

もんじゅ廃炉 BUT 核燃サイクル維持

この真意はもんじゅの様などうしようもならない古すぎて使えない炉はやめて、新しい新しい型のプルトニウム使用炉(増殖か減衰かわからないが)の目処が立ってるんじゃないでしょうかね?しかしながら今のところその様な報道は一切ありません。注視していく必要がありますね。
【告知】9月23日(金)夜10時〜「崎山記者の原発ニューススペシャル〜高速増殖炉もんじゅが廃炉へ。日本の原子力政策の行方を考える」▼鈴木達治郎さん、崎山敏也記者(TBSラジオ「荻上チキ・Session-22」平日22時〜)

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