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映画意見倶楽部コミュのマネーボール

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土曜日に映画「マネー・ボール」をレイトショーで観てきた。B・ピット主演の作品ということで期待大であった。私の妻も楽しみにしていた作品である。
B・ピットは美形なのに出演作品は自分自身を美しく魅せようなんて考えていないようで、シリアスな内容の選択が非常に多い。このあたりも何となくR・レッドフォードに似ている所以でもある。

さて今回の作品であるが、野球についての知識がないとあまり楽しめないと思う。B・ピット扮するビリーは大学進学を目前に控えた時に、ドラフトで指名され、高額な契約金の誘惑に負けて金持ち球団にプロ入りした過去を持ち、今は貧乏球団のGMである。今も後悔を引きずっており、低予算で勝つ為にはどうすれば良いのかから導き出されたのがマネーボール理論である。
理論についての詳細は映画の中では語られていない。この作品は一人の男の再生の物語であり、そこに詳しすぎる野球理論は語られない。

そこにあるのは「いつか見返してやる」という強い信念。そして彼をサポートするのは野球をしたこともない若きエリート社員。
「人間はいつか少年野球から卒業する日がくる。それは18歳かもしれないし40歳かもしれない。」
彼が誘惑に負けた名文句。今、ビリーはこの言葉を噛み締め、野球とはビジネスと割り切って孤独な闘いに挑んでいる。唯一の癒しは愛娘の存在。
そんな彼に映画の終盤に若きエリート社員がビデオを見せ、彼の人生そのものを語るシーンが感動的で、私は涙が出た。彼がいたからビリーは闘ってこられたんだと思う。

主人公が全く野球をしない野球映画なんて初めてだし、凄く地味な作品だ。だけど地味だからこそ野球の奥深さを考えることが出来る。

http://www.moneyball.jp/


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