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映画意見倶楽部コミュの「アンダルシア 女神の報復」

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公開初日の25日、織田裕二主演の超大作「アンダルシア 女神の報復」を鑑賞してきた。二年前の「アマルフィ 女神の報酬」から待ち望まれた続編である。
外交官・黒田康作が世界を股に駆けて大活躍するアクション大作である。
しかし今回の続編は下記の3項目が気になった。

?内容が馴染めない。
?黒田康作の人間味の描写が乏しい。
?海外ロケの意味がない。

?について。これから観る人に失礼になるから詳しくは触れないが、日本人投資家殺人・マネーロンダリング・武装テロと一般の庶民には馴染めない脚本となっている。私は会計の仕事をしているから資金洗浄と言われてもピンとくるが、普通の人にとってすぐに理解出来るかexclamation & question
内容を追うのに大変で、観客に余裕が生まれない。黒田康作の人となりを楽しむ余裕などないのではないか。
元々小説であるから2時間の映画に収めようとすると窮屈になるのは分かる。しかし小説全体を万遍に映像化すると何もかもが中途半端になる。
これだけは絶対に避けなければいけない。ここが脚本家の腕の見せ所だ。
小説から一人歩きをしても構わない。要は柱となるものを決めて書かないと今回の作品のようになる。

?について。前作では寡黙なヒーロー・黒田康作のニヒルさが作品を支配していた。まるで007のような雰囲気を持ち、ヒーローが食事をする場面も見せないほどであった。
しかし今回は進化した黒田像を描かなければ続編の意味がない。監督は黒田の人間臭さを描いたとコメントしているが、私から言わせれば不十分である。
観客は黒田康作がどんな人間なのか? 彼の過去はどんなものか? 好きな人はいるのか? 結婚歴はあるのか? 家族はどうしてる?
色々と知りたいのである。しかし今もヴェールに包まれ、前作より進歩していない。観客は黒田の感情を覗きたいのである。

?について。今回海外ロケをした意味は本当にあるのだろうかexclamation & question
映画が小説よりも違うのは素晴らしい映像を観られることにある。あまりにも美しい景色に圧倒され、次は旅行で是非行ってみようと思わす。これが海外ロケの良さでもある。
しかしこの作品では、パンフレットの方が綺麗だ。充分に銀幕に写し、観客を魅了していない。日本で撮影しても良かったのではないか。

以上、今回はちょっと物足りない。

http://www.andalucia-movie.jp/


コメント(1)

小説が原作の物を映像化しているものは、評判があまり良くないみたいですね。
最近プリンセス・トヨトミを観ましたが、原作を知っている方々からは不評みたいでした。

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