連続幼女誘拐殺人事件－再考察－コミュの【議論】凶悪犯罪とおたく文化

宮崎勤が逮捕され、彼の生活が明かされて以来、おたく＝犯罪者予備軍、おたく文化＝有害のような風評が社会に広まりました。

その名残りは今でも少なからずあり、例えば、凶悪犯罪を起こした未成年の自宅からコミックスが押収されたなら、その作品を誤った認識のままマスコミが紹介したこともあり、また、小学一年の少女を誘拐･殺害した犯人を、あるジャーナリストが事実に反しておたくだと断定したこともあります。

残念ながら、これはこの先も起こり得る現実でしょう。

このことについて、皆様はどう捉え、どうであるべきかと考えていますか？

コメント(2)

最初
全て
最新の40件

[1] mixiユーザー 10月16日 14:05

とりあえず、参考までに(一度、「私たち出来ること」コミュに書いたものをそのまま転載)：

連続幼女誘拐殺人事件(1988～1989)
幼い少女四人が誘拐・殺害され、遺骨などが両親の元に送りつけられたり、今田勇子となのる人物から犯行声明文が新聞社に届くなどされた事件。
犯人の宮崎勤がビデオマニアだったことにより、「おたく」という言葉が悪い意味で社会に広まり、オタクバッシングの風潮が社会的に広まった。
90年代になってから婦人団体によって起きた男性向けコミックの規制運動、いわゆる「有害コミック問題」も、息子の部屋で男性向けコミックを見つけた一人の母親の、
「うちの息子が宮崎みたいになるのでは？」
という不安から火がついたものである。

神戸連続児童殺傷事件(1997)
いわゆる酒鬼薔薇事件。神戸において数ヶ月にわたり、複数の小学生が殺傷された事件。
テレビ番組の子供に対する影響を取りざたされ、猟奇シーンを含む番組の制作が中止に追い込まれた。

新潟少女監禁事件(2000)
1990年11月に当時小学4年生だった女性を誘拐、九年間に渡り自室に監禁していた事件。
事件そのものとおたく文化には因果関係はないものの、これをモチーフにしたアダルトゲーム「少女監禁~陵辱の九年間」がある。

奈良小1女児殺害事件(2004)
小学校1年生の女子児童が誘拐され、のちに遺体で発見された事件。
精神鑑定で犯人が小児性愛者であることがわかり、「第二の宮﨑勤か宅間守として世間に名を残したい」と供述していることでも有名。
逮捕直後に弁護士が「アダルトアニメを高校生の時に見たことが性格を歪ませた原因」と語ったり、フィギュアおたくではないかというデマが流れる。

連続少女監禁事件(2001～2005)
北海道（参考にしたサイトによっては青森となっている）と東京で女性４人が相次ぎ監禁された事件。
「監禁王子」の名で知られるこの犯人自宅からは、監禁や飼育をテーマにしたアダルトゲームが押収された。
またコスプレが趣味で、法廷でもハルヒやCLANNADの格好で現れるという。（逮捕時は「テニスの王子様」だった）

秋葉原無差別殺傷事件（2008）
日頃の不満を携帯用掲示板に書き連ね、そこで他からの反応がないことを恨んで歩行者天国で賑わう日曜日の秋葉原へトラックで突っ込み、7人を殺害、10人に重軽傷を負わせた事件。犯人の加藤智大の趣味はゲームだったことから、一部では「やっぱりおたくによるもの」という声が上がったがそれは微々たるもので、どちらかと言えば、ネット予告に代表される、ネットと犯罪との関連性が語られることが多い。

[2] mixiユーザー 10月16日 15:53

余談:
テレビゲーム悪影響論は５年毎に盛んになる。という話があります。
悪影響論を活発にさせる物事が、不思議と５年周期で出てくることによるんですが、その物事と起きた年とを順に辿ると…………

1988年　ドラクエブーム。

1993年　イギリスの新聞紙に掲載された、テレビゲームてんかんの記事によって起こった騒ぎ。

1998年　俗にいう酒鬼薔薇事件に端を発したもの(ただ、事件自体は1997年。ちなみに1997年はアニメ｢ポケットモンスター｣を見ていた児童がてんかんの発作を起こして問題となった、ポケモンショックが起きた年でもある)

2003年　ゲーム脳論が話題になる。

で、この周期からいくと次は2008年、つまり今年になるわけですが、それに当てはまる出来事となると、やはり秋葉原無差別殺傷事件になるのではないか？と墨田は見ています。
テレビゲームじゃないじゃないか？となるんですが、実際にパソコン、携帯の普及、通信ネットワークの発展によるテレビゲーム離れにゲーム業界が悩まされている現状があります。
ですので、悪影響論の対象もそれに合わせてゲームからネットへ移行したものと見れば、合点がいく話になるでしょう。

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ