【事件の概要】
日本時間の6月8日午後0時30分過ぎ、千代田区外神田4丁目の神田明神通りと中央通りが交差する交差点で、2トントラックが、西側の神田明神下交差点方面から赤信号を突っ切り、横断中の歩行者を数人撥ね飛ばした。
交差点を過ぎて対向車線で信号待ちをしていたタクシーと接触して停車。運転していた男はトラックを降り、撥ねられて道路に倒れこむ被害者や、救護にかけつけた通行人・警察官を所持していた両刃のダガーナイフでメッタ刺しにした[1]。さらに奇声を上げながら周囲の通行人を次々に刺して逃走。事件発生後数分して万世橋警察署秋葉原交番から駆けつけた警察官が男を追跡し警棒で応戦、最後には拳銃を抜いてナイフを捨てるように警告し、それに応じナイフを捨てた男を非番でたまたま居合わせた蔵前警察署の警察官とともに取り押さえた[2] [3]。これらはおよそ5-10分間ほどの間の出来事だった。
事件当日は日曜日で、中央通りは歩行者天国となっている区域だった。この日も多くの買い物客や観光客でごった返しているなかの凶行であり、事件直後に多くの人々が逃げ惑い、また負傷者が横たわる周囲が血の海になるなど事件現場はさながら戦場の様相を呈しており、まさに白昼の惨劇であった。(ここまでの文章及び写真 wikipediaより転載 転載元:http://