ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

杏梨ちゃんの小説置き場コミュの僕と悪魔の奇妙な1ヵ月6

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
第1週(第1章)

3日目

20××年2月3日

昨晩思っていた以上に今回の問題が大変なことを知った僕は朝から憂鬱な気分で目を覚ました。

悪魔はいつものように料理をしながら笑顔で話しかけてきた。
「昨日のことがショックだったようだな。しかしまだ先は長いんだからそんなに気にするな。
まあ今日もがんばれよ」
と言った。
僕は無言のまま朝食をすませた。
「今日も我が一緒に行くからよろしくな」
と悪魔が言い、今日も一緒に会社に行くことになった。
昨日よりは周りのことを気にしなくなったためかあまり疲れず会社に着いた。
午前中の仕事を済ませたころ悪魔が
「他の場所で我を呼び出している奴がいるらしい。だから今日はたぶんもう戻って来れないだろう。すまんが夕食は自分でどうにかしろ。じゃあまた明日の朝行くからな」
と言って悪魔は姿を消した。
僕はそれを聞きある事を思いつき祐子(祐樹)にメールを送った。
午後になり仕事を済ませ夜、昨日の社長賞のお祝いの飲み会があったが、主賓なのに全く気が入っておらず祐子(祐樹)からのメールの返信がないことのほうが気になっていた。
飲み会が終わり家に帰ったがやはり悪魔はいなかった。
しばらくすると祐子(祐樹)から返事が来て明日午後5時に喫茶店で会うことになった。
この日は自分の思い付いたことが期待できると思い、安心して久しぶりにゆっくりと休むことができた。

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

杏梨ちゃんの小説置き場 更新情報

杏梨ちゃんの小説置き場のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。