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映画愛好会コミュの映画と音楽

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 昨日の日記「アマデウス」への、マイ・ミク中野京子さんのコメントに、コッポラの「地獄の黙示録」のヘリによるナパーム弾投下場面での、ワーグナーの「ワリュキューレ」を使った場面に言及されていたが、確かにあの場面は永遠に残る名場面だ。映画と音楽は切っても切れない深い関係があるのは、誰でも知っている。
 
 思い出すままに、音楽がいい映画を述べてみる。

 キュブリック「2001年宇宙の旅」の度肝を抜くラストに使われた、リヒャルト・ストラウスの「ツアラトウストラ」には、完全に参ってしまった。宇宙を旅する宇宙船の光景にヨハン・ストラウスをぶつけたのも素晴らしいアイデア。天才スタンリーに乾杯!

 フェリーニ「道」のラストで流れるニーノ・ロータのジェルソミーナ哀歌のやるせなさ!晩年のフェリーニがだめになったのは、ニーノが亡くなったせいだという淀川長治さんの言葉は鋭い。私は、ラストで泣いた。

 ルネ・クレマンの「禁じられた遊び」のナルシソ・イエペスのギター曲も素晴らしい。反戦をこんなにも静かに訴える名画は、名曲に支えられているのだ。

 キャロル・リードの「第三の男」のラストー冬枯れのウイーンの並木道を去っていくアンナの場面でのアントン・カラスのチターのやるせない響き。モノクロ映画の最高場面だと
思う。唸りました。いい映画は、ラストが余韻たっぷり。

 チャップリンは学校を出ていないのに、作曲を独学し、自作映画に使っている。有名なのは、「ライム・ライト」センチメンタルな、やや通俗に流れかねない曲が悲しいストーリーに合っている。「独裁者」では、チャップリン扮するユダヤ人散髪屋チヤーリーの散髪場面で、ブラームスの「ハンガリア協奏曲」をたくみに使い、笑わせた。

 エリア・カザンの「エデンの東」の名曲(誰のだったけ?)も主人公、ジェイムス・デイーン風するキャル青年の孤独な心情を見事に表わしていた。この映画は、高校生に見せたが、みんな感動していた。若く死んだJ・デイーンの寂しい表情がたまらなくいい。

 孤独な青年といえば、ルネ・クレマン「太陽がいっぱい」でアラン・ドロンが扮したニック(だっけ?)の美しさに、ニーノ・ロータのテーマ曲がぴったりだった。

 ルイ・マルの「死刑台のエレベーター」でのマイルス・デイビスのジャズのけだるいサウンドも素晴らしい。

 ピエトロ・ジェルミ「鉄道員」でのカルロ・ルステイケリによる主題曲も、映画の哀感を盛り上げていた。

 マイク・ニコラス「卒業」での、サイモンとガーファンクルの名曲も忘れがたい。映画のストーリーはやや安易だが、音楽は素晴らしい。

 あ〜、キリがない。どんどん出てくる。疲れた。でも、楽しい。そうだ、何とか言う女性監督の「幸福」には、モーツアルトがうまく使われていたような記憶がある。

 皆さんは、どのような映画の名曲がありますか?
 
 




























コメント(4)

あんまり詳しくないので名前とか作者とか分かんないけど
ムーランルージュでユアンが像の部屋で歌ったのと、
オペラ座の怪人で屋上で歌ってた曲がスキです!

すみません分かりにくいですね(;´∩`)
念のため今日映画『jack johnson』見たのですが
彼の生い立ちのドキュメント映画で、マイルス・デイビスが音楽を担当した
『Jack Johnson』ではなくタイトルを良く見たら『UNFORGIVABLE BLACKNESS The Rise And Fall Of Jack JOHNSON』というタイトルで
ウインストン・マルサリスが音楽担当ででした
申しわけありません
Jazz Cafe & Bar Moon River In Tachikawa
店主

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