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ビジネス・スキル&伝達技術コミュの大学生から目標管理を実践して欲しい

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大学2,3年生の諸君は就職活動に試練の時代がやってきます。

そのような中、ぜひ一年生から
「大学での学びを充実させ、就職競争に勝ちぬく成長を遂げる」
という一大目標を意識してほしいと思います。

そして、そのために実践して欲しいことのひとつに
「目標管理」があります。

目標管理とは、効率よく、大きな成果を出すために
「組織の目標や、個人の能力開発を、どう進めるか」という、
組織管理の手法です。

一般企業では、
MBO(Management By Objectives through Self Control:
目標による管理、または自己管理を通した目標管理)と呼ばれており、

1950年代、アメリカの経営学者、ピーター・ドラッカー、
ダグラス・マクレガーらによって提唱されました。

具体的には、
人事評価/上司と部下とのコミュニケーション/能力開発
の一環としてMBOを採用している企業が多いと聞きます。

(以下、「みんなの知恵蔵」からの抜粋)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
あらかじめ評価者(上司)と、被評価者との間で目標に関する合意を結び、
それに対する達成度合いで評価をする方式。

基本的に、目標に達しなければ評価が低くなり、
目標を上回った成果を挙げれば評価が高くなる制度であることから、
実績主義や成果主義を唱える組織でよく用いられる。

目標管理法のプロセスは、
1)被評価者が全社目標や自部門の目標を理解した上で、自ら目標を設定する。
目標はできるだけ定量的に測定が可能なものか、定性的にプロセスが
測れるものが望ましい。
2)対象期間が始まる前に、評価者と面談を行い、設定した目標を必要に応じ
合意の上で修正する。
3)目標に基づき、被評価者は自ら具体的な行動を行い、必要に応じて
評価者に支援を求める。
4)対象期間が終わったときに、結果とそのプロセスについて振り返りを行い、
評価者との面談の中で、次の対象期間についての課題を刷り合わせながら、
次回目標設定に備える。

この制度はまた、「従業員は日々の仕事を積み重ね、やり遂げることで
成長していく」という考え方を前提としているため、評価システム
としてだけではなく能力開発システムとしての側面も併せ持っている。
しかし、以下のようなMBOの弊害を指摘する声もある。

・達成度を高めるために、目標を意図的に低く設定する
・目標として設定されたこと意外をやらない
・そもそもホワイトカラーの業務に馴染まない
(予期可能な業務案件・項目が少ない)

これらの問題点を解消するために、MBOの運用において、評価を
定性的なレベルにとどめたり、評価を処遇・報酬に直結させない仕組みを
導入する企業も増えている。例えば、MBOをコミュニケーションの
道具として使うなどである。

そういった企業では、目標を達成できなかった場合、何が問題だったのか、
どうすれば達成できたのかを上司と部下で話し合い、能力開発や業務改善に
役立てている。

コメント(2)

実は最近、教育界でも、このような目標管理を見据えた教育の
取り組みは、少しずつですが増えてきています。

いわゆる「学習ポートフォリオ(portfolio)」と呼ばれているものが
そうです。ポートフォリオとは元々は「紙ばさみ、書類カバン、折カバン」
という意味ですが、要は学習の目標を立て、学習の成果物などを
整理してファイル化していくという試みです。

大学で有名なのは関西国際大学であり、
教育上のポートフォリオをデジタルなもので蓄積し(eポートフォリオ)、
定期的に教員と目標のすりあわせ・確認などを全学的に行っています。

→学習成果の統合ツール
→学生自身の目標管理ツール
→学習到達度を証明するエビデンス
→教育プログラムの効果測定ツール

また、名古屋大学ではpdf版で専用シート・ツールとやり方を
実例つきで、公開しており、在学生以外でも入手できるようにしています。
http://syusyoku.jimu.nagoya-u.ac.jp/sead/cpf/cpf-tebiki08.pdf

大学生の諸君は、
所属大学に、目標管理についてオリジナルの取り組みがあれば
それを活用し、もしそのような取組が積極的でない場合は、
上のような公開の取組を探すなど、
自助努力により、ぜひ実施して欲しいと思います。
追加:名古屋大学におけるコンセプト

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