介護・こんなの変だよコミュのどこが違うのかなぁ

ホームヘルパー2級、12年度末で廃止- 厚労省方針
厚生労働省はこのほど、現行のホームヘルパー2級（訪問介護員養成研修2級課程）を2012年度末で廃止する方針を固めた。13年度からは130時間の講義・演習などからなる「介護職員初任者研修課程」（仮称、初任者研修）に移行させる。現在のホームヘルパー2級修了者は、13年度以降は初任者研修の修了者と見なされ、引き続き働くことができる。

　新しく設けられる初任者研修のカリキュラムは、▽介護における尊厳の保持・自立支援▽介護・福祉サービスの理解と医療の連携▽認知症の理解▽生活支援技術―などで、講義と演習で構成される。受講時間はホームヘルパー2級と同等の130時間だが、修了時には理解度を確認する筆記試験も課される。

　また、現行のホームヘルパー1級（訪問介護員養成研修1級課程）と、500時間の講義・演習・実習からなる「介護職員基礎研修課程」（基礎研修）の2課程については、経験者が介護福祉士国家試験を受験する際に義務付けられる450時間の実務者研修に、13年度から統合される。現行のホームヘルパー1級修了者と基礎研修修了者は、初任者研修の修了者と見なされるが、実務者研修を受講する際には一部の科目が免除される。

　このほか、ホームヘルパー3級（訪問介護員養成研修3級課程）も12年度末で廃止される。

コメント(1)

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[1] mixiユーザー 11月20日 07:31

以前から「ホームヘルパー」制度の廃止は言われていましたが、「介護福祉士」への一本化ではなく、事実上の存続である点は評価したいですね。

ポイントは「終了時の筆記試験」でしょう。従来のように受講さえしていれば「自動的に貰える」資格ではなくなるということが重要かと。(これは、学校を卒業するだけで貰えた「介護福祉士」も同様ですね)

ただ、厄介なのは「介護福祉士国家試験」受験のために義務づけられる実務者研修の450時間です。
親の介護などから介護業界に転身した中高年ヘルパーにとっては、(時間的な)敷居が高過ぎて実質的には「介護福祉士」取得は諦める人が増えると考えられるからです。
これでは、「介護福祉士」＝「(一般)社会経験が乏しく介護業界しか知らない人」＆「介護職員初任者研修家庭修了者」＝「他の業界からの転身組」という構図がより一層強まるように思います。

今でさえ、社会経験や家族介護経験の豊富な中高年「2級ヘルパー」を見下す、介護業界一筋の若い「介護福祉士」は少なくありませんが、それを増幅するような制度では駄目ですね。

私自身は「介護福祉士」を取得することは考えませんが、「介護支援専門員」を目指すことにしました。
受験科目の免除なしなので、難しいことは間違いありませんが、介護(＆介護保険制度)に対する知識や理解は高まります。

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