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白神山地へようこそ!コミュの白神山地紀行 2012年

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 今年、白神能代には、約110000羽の水鳥がつどいました。白鳥の幼鳥の数がとても少ないように感じました。他の地域ではどうたっだでしょうか。教えてくださる方がいたら、うれしいです。

 白神の里では、ヤマドリや、ウグイスのさえずりが聴こえるようになりました。キツツキのドラミングも、聴こえます。

 春のおひさまに誘われて、きょうは、クロサンショウウオの楽園に出かけました。いままで、クロサンショウウオの親御さんたちにはお会いしたことがなかったのですが、沼の中に生んだ卵のまわりを、数匹の親御さんたちが泳いでいました。女と男の区別は、残念ながらわたしにはまだわかりません。

 今年は、大雪や春先の大雨で、沼の水が多いです。ミズバショウの群落に会いにゆきましたが、水没していました。なんとか、生きることができるようにと祈るばかりです。

 日当りのいい斜面には、バッケ(ふきのとう)が花開き始めています。この里地は、4月中旬になると、キクザキイチゲで彩られます。白、薄紫、濃紫のキクザキイチゲが、色別に群落で咲くのです。花が大きいのも、みごたえがあります。

 昨年、ツガルミセバヤには会うことができませんでした。大雨による林道崩壊のためです。今年はどうか再会できるようにと、白神の女神に祈っています。

 

 

コメント(6)

 秋田白神、藤里からの白神山地林道開きは、2012年5月25日午前9時をすぎてからです。

 白神山地の春の川は青緑色。水しぶきをあげて大岩を包み込みながら、すべるように流れる。川辺には、カツラが萌え、ヤマザクラの花びらが舞う。春先の大雨で、根元からごろんと流れ、大岩のところで止まった大木をみた。春の芽吹きを望みながらも、大雪と大暴風で望みを果たせなかった木々たち。それでも、春は来てくれた。川辺の木々に抱かれながら流れる姿は美しい。縄文の先人たちがみた景色が、今も、目の前にある。

 キケマン、ヒトリシズカ、エゾエンゴサク、名の知らぬ白い菜花が急斜面に咲き誇る。

 高い山を見上げると、猛禽類の子っこが甲高い声で鳴いている。オオルリもいる。

 里にもどる途中に、大きなスノーブリッジが残っていた。落ち葉に包まれた雪の橋の奥は、新緑のトンネル。急斜面にしっかりと根をおろし、懸命に生きる木々のよころび。

 里山では、コゴミとウドとボンナを摘んだ。娘さんといっしょに山菜つみに来ていた80代のお婆さまが、ひとり、娘さんたちを待ちながら「ああ、山はいい」と、なんどもなんども萌える山をみあげた。先人たちはいのちのつながりを生む山神を女神と信じたが、目の前にいるお婆さまは、山にはぐくまれた女神。こんなふうに歳を重ねられたら、どんなに幸せだろう。
 林太郎さんが、白神山地紀行をアップしてくださっています。ありがとう。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1852471567&owner_id=35339764
林太郎さんの続きです。イワナがきれいだなあ。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1852756569&owner_id=35339764
林太郎さんの続きです。ブナの森は母なる森、水源の森を守るのはクマです。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1853771813&owner_id=35339764
林太郎さん、ありがとう!
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1855903928&owner_id=35339764
白神「べごっこ」森(おらだが命名しました)です。泉も湧いてます。縄文8000年の宝。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1863823900&owner_id=5362978

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