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松本深志高校同窓会海外支部コミュの自己紹介 from Sri Lanka

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crackerさま:ご指名いただいていたのに、繁忙期の波に飲み込まれ、今まで書き込みできずにいてごめんなさい;;

98年(97年度?)卒業の、みっちぃです。

某国際協力NGOの職員で、現在はスリランカに駐在しています。
自然災害・人災後の緊急支援&復興支援を生業にしています。

イギリスの大学院卒業後、かねてから興味のあった援助業界に転職しました。(その前はふつうに東京で働いてました)。

隣国から攻撃されたレバノンでの緊急支援→南スーダンで水・衛生事業→アフガニスタンで教育復興支援を経て、スリランカへやってきました。

自分の職業を簡潔に説明するのは、なかなか難しいものです。
はたまた、最近認知されてきているとはいえ、日本でNGOはまだまだマイナーな存在なので、どこから説明していいのやら・・
簡単にいうと、NGOとは、国際支援を行う市民団体です。政府による二国間支援ではなく、国連を通した多国間支援でもない、自分たちのミッション・ステートメントに基づいて支援を行う団体、と言ったらもう少しわかりやすいでしょうか。
自然災害や紛争で厳しい生活を余儀なくされている人々が、経済的にも精神的にも自立した生活を取り戻せるように支援することが、私の仕事です。

スリランカでは、過去20年以上にわたる政府軍と反政府勢力の内戦で、多くの難民・国内避難民が発生しました。
北部ではまだ戦闘が続いてきますが、東部は2007年の1月に反政府勢力が掃討され、国内避難民が徐々にもとの居住地に戻り始めました。
私たちはこの地域に帰還してきた人々が元の職業(おもに漁業)に復帰し、心身ともに健康に生活できるように支援をしています。
また、寄付していただいたお金が適切に、有効に使われていることを支援者のみなさまに報告することも大切な仕事のひとつです。
世界のどこかで厳しい状況に置かれている人々と、そういう人々を支えたいという志ある人々の間をつなぐ役割を果たしたい、と常々思っています。

日々の仕事は、
現場でのプロジェクトの進捗管理、国際機関やNGO・現地行政などとの調整、資金提供をしてくださる支援者のみなさまへの報告、調査、プロポーザル作成、物資調達、会計管理、総務全般、などなど・・・。なんでもありです!
タフだけど、いろいろな業務を経験できること、迅速な意思決定をできることが、NGOで働く魅力です。

語りきれないところも多いので、よかったらHPもご覧下さいませ!
http://www.jen-npo.org

休日のアクティビティは、ヨガ、ジム、読書、料理などです。
もうちょっと充実させたい感じ。
ポメラニアンとか飼いたいですが、出張が多いから無理かな・・・。










コメント(7)

みっちぃさん、詳細なレポート、ありがとうございます。

ミクシィで知り合ったのは、もう2年も前になりますよね。相変わらず、遠い国でご活躍の様子、嬉しく思います。

深志での報告会の様子も、ここに書いていただけると、皆さん喜んでくださるのではないでしょうか。
みっちぃさん、ありがとうございます。
こちらこそ、もっと積極的に活動を広げようと思っていたのに、忙しさに紛れて怠ってしまいました。

NGOは市民団体ということは、一般の寄付金から成り立っているのですね。
公的な資金が用いられているとばかり思い込んでいました。
ホームページをみてみましたが、色々なプロジェクトがあるのですね。

私の住んでいるアメリカは、「世界平和を守るのはアメリカの仕事」と国民が信じ、胸を張っているのですが、実際に外に目を向けて現実を知ろうとする人はとても少ないです。先進国に住む人は多かれ少なかれ、そうだとは思いますが。

そのような中で、自分は一体何が出来るのだろう、といつも考えています。結局、私のような者に出来る事といったら、機会がある時に小額ながら寄付をする、そして神社にいった時に世界平和を祈るくらいですが、やはり、そのような寄付金がキチンと使われていると知るのは嬉しい事です。

今回語りきれなかったことも、これからも徐々に語ってください。
楽しみにしています。

P.S.スリランカで料理をするといったら、どんな物を作るんでしょう??
☆モモさん
ほんとに、もう2年にもなるのですね〜!早いものです。
こうしてみくしぃでつながっていることを、とても嬉しく思います!

☆crackerさん
身近ではないことを身近な問題としてとらえることは、なかなか難しいですよね。
そういうことを掘り下げて伝えることで、多くの人に共感してもらう、ということがひとつの課題です。

公的資金(政府の補助金とか)もいただいているのですが、やはり多くの方々に支えなくしては活動できませんし、それがNGOのあるべき姿だと思います。
市民の市民による活動、というところが、特にNGOで働きたいと思った理由です。
☆かなこさん
メキシコ、いつか行ってみたい国のひとつです。
昔ちらっとティファナを訪れ、そのカオスな感じに心惹かれました。

スリランカはリゾートをイメージする人が多く、確かにそういう一面もあるのですが、まだ戦争してるし、多数派優遇な感じが見え見えだし、人権状況などを見るととかかなり理不尽な感じです。
中立の意味、平和の意味、幸せの意味など考えさせられます。

楽しく仕事ができることは、とてもいいことだと思います。
そこから何かほかの人に伝えるものがあって、他の人が何かを考えるきっかけになれば、素敵ですね!
かなこさんのところへ行く方々、きっとたくさんの大切なメッセージを受け取っているのではないでしょうか。


すばらしいレポートありがとうございます。
お仕事関係の話し、非常に勉強になります。

結局、政府がしないor出来ない、実はとっても重要な仕事を司ってくれているのがNGOさんですよね。
正反対の立場にいるので、こちらの出来損ない加減に自己嫌悪になります。

スリランカは、地味なようで、以外と結構世界のニュースの話題になりますよね。
そのような地で、同窓生が活躍されているのは誇りに思います。

がんばってください!
☆Homicideさん
あたたかいメッセージをありがとうございます。
まだまだ発展途上の日本のNGO、チャレンジはたくさんありますが、クリエイティブに仕事ができるのがいいところかな、と思います。
まぁ行くことになる国が国だけに、私生活の充実という個人的な課題がいつもついてくるのですが(笑)

スリランカ、悪いニュースが多いですよね・・。
私が大学院で社会開発学を勉強していたときは、よくスリランカは「社会開発が成功した国」の筆頭に出てきたのですが、同時にこんなに長らく内戦を抱えているっていうのもけっこう稀なケースで、小さいながらもいろいろ混沌としている感じです。
観光するものもけっこうあったりするので、お越しの際はご一報を!!

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